バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

何とかならんかなぁ~

2018年02月24日 15時48分19秒 | バス運転士
昨日の午後、某総合駅から某運動場へ向かっている途中、あるバス停に4~5分遅れで到着… 乗降客扱いを終えて発車しようとしたところ、左ミラーに“歩道を駆ける婆や”が映った。バス停には“他系統バスを待っていると思われる人”が2~3人いたので、「お婆さん、このバスじゃなきゃ駄目なのかなぁ? 次のバスでもいいんじゃないのかなぁ~」と思いながらも待つことにしたのだが… お婆さんが私のバスに乗車した時には、背後に他系統バスが到着していた。

後ろのバスに対して「お待たせ~」とハザードランプを点滅させながら発車… 間もなくアナウンスが流れ、「ピンポ~ン」と降車ブザーが鳴り、「次、止まります」と答え… 「ご乗車ありがとう~」と言いながらバス停に到着、中扉を開けたところ… そのお婆さんだけが降りて行ったのだった。定刻で走っている時は、何とも思わないけれど… 遅れている時は「(その間に分岐点がなく、どのバスに乗っても同じなので)何とかならんかなぁ~」と思ってしまう。そうそう、接客ゲーム(?)みたいに“頭の上に要望(目的地)”が出ればいいのになぁ~ ハハハ…

夕方5時頃、某駅から営業所前ターミナルへ4~5分遅れで向かっていた時のこと… ある交差点を右折して、次のバス停を通過… 「このまま次のバス停も通過して、一気に営業所前ターミナルだぁ~」と思いながら、緩やかな左カーブを抜けたところ… 「おや? バス停の辺りに大きな塊が… あぁ、バス停の真ん前にある店舗へ入る人たちが行列を作っているのかな?」と思いながらも、速度を落としてバス停に接近したのだが…

なんと! その大きな塊は“ヘルシーフード敬老軍団”で、バスに乗ろうと車道の方を向いて立っていたのである。私は心の中で大きなため息をつきながらバスを止め、前扉を開け、「お待たせしました…」と言った。そう、目の前の店舗とは“健康食品の店”のことで… ちょうどイベント(?)が終わったところだったようだ。30~40人のお年寄りが乗車するには、当然のことながら時間がかかり… 約2分のロスタイムとなってしまった。

そこから次の営業所前ターミナル(裏停)まで約300m、地下鉄の出入口までならば約200m… その軍団の中で“バスに乗った方が良い(足腰が悪い?)”と思えたお年寄りは数えるほど… 5つくらい手前のバス停から“急いでいる感じの人”を乗せていたので、「何とかならんのかなぁ~」と思ってしまった。普段、ここから乗る人なんて滅多におらず… 私は“この約6年間で一度だけだった(と思う)”のだから、“降車専用停”にしてしまえばいいのになぁ~ ハハハ…(おいおい!) それが駄目なら“フリーパスでの乗車は一度に5名までとする”とか!? ハハハ…(こらこら!)