昨日、切り刻まれた木の枝&幹の袋詰めで心身ともに疲弊した状態で電車に乗り、いつもの散髪屋さんへ行った。その帰り、最寄駅から電車に乗ろうと改札口へ… その時、券売機の陰から「ありがとうございます」というオッサンの声がしたので驚いた。そう、無人駅のはずなのに、なぜか駅員さんが立っていたのである。私は「あぁ、改札業務以外の用事があったのだろう」と思いながら自動改札を抜けてホームへ…
最後尾車両の停止位置の前にあるベンチに座っ… 「あれ? これは… パスケース? 忘れ物か」と思いながら手に取って裏返すと、一目で“ICカード定期券”と分かる物が入っていたので、「これはいかん。すぐに警察へ届けなければ… いや、さっき駅員さんがいたよな。きっと、この鉄道の定期券だろうから、その方が早いだろう。電車が来るまで2分か… 大丈夫だ」と思って改札口へ向かった。
が、そこに駅員さんはいなかったので、「無人駅に事務所なんてあるのかなぁ? 反対側に出入り口がないかなぁ?」と思いながら線路側へ回り込むと、自動券売機などの“本体内部”が収まっている建造物に“扉がありそうな凹み”が2つ見えた。「この先へは行けません」という注意書きに向かって進んでいくと、一つ目の凹みにはシャッターが下りていたのだが、二つ目の凹みには防火扉(?)があった。
「こりゃダメかな?」と諦めかけた時、扉の中からオッサンの声が聞こえたので、「あぁ~ 良かった! まだいたんだ。しかし、通常はこんなところから乗客は来ないよなぁ~ 不審者だと思われて無視されたら元も子もない」と考えた私は、トントントンと優しくノック… すると鉄の扉が開き、ビミョーな表情を浮かべた二人の駅員さんが「はい!?」と言いながら顔を出した。
すぐに私が「あの、これ… ベンチの上にありました」と言いながらパスケースを差し出すと、駅員さんたちの表情は一変、「あ、あぁ~ ありがとうございます」「ありがとうございました」と答えながら驚いていた。それから間もなく、私は到着した電車に乗ったのだが… ちょうど二人の駅員さんが防火扉&シャッターを閉めているところだったので、「いつもいない駅員さんが、たまたまいたってことは… 定期券を忘れた人も私もラッキーだったということだな」と思った。
その時、もしも駅員さんがいなかったら… 私は、その駅から徒歩15分くらいのところにある警察署へ行くことに? いや、改札口を勝手に出るわけにもいかないから、一つ隣の駅で電車を降りて、そこから徒歩数分のところにある交番で手続きを? いやいや、ただの交番だから不在の可能性もあり… とにかく、それだけ定期券が持ち主の手に戻るまで&私が帰宅するまで、余計な時間を取られるところだったのだ。
ん? その定期券の所有者が女性だったら、自分で捜して届けたんじゃないかって? 所有者が男性だったから、そうしなかったんじゃないかって? いやいや… 実は今回… それが「定期券だ」と分かった時点で、「これ以上の情報は不要」とボケ脳が判断、所有者の名前どころか大きな文字(乗車区間)さえも見ていないのである。あぁ~ そっかぁ~ 所有者が女性だったら自分でねぇ…(こらこら! 絶対にやるなよ!)
最後尾車両の停止位置の前にあるベンチに座っ… 「あれ? これは… パスケース? 忘れ物か」と思いながら手に取って裏返すと、一目で“ICカード定期券”と分かる物が入っていたので、「これはいかん。すぐに警察へ届けなければ… いや、さっき駅員さんがいたよな。きっと、この鉄道の定期券だろうから、その方が早いだろう。電車が来るまで2分か… 大丈夫だ」と思って改札口へ向かった。
が、そこに駅員さんはいなかったので、「無人駅に事務所なんてあるのかなぁ? 反対側に出入り口がないかなぁ?」と思いながら線路側へ回り込むと、自動券売機などの“本体内部”が収まっている建造物に“扉がありそうな凹み”が2つ見えた。「この先へは行けません」という注意書きに向かって進んでいくと、一つ目の凹みにはシャッターが下りていたのだが、二つ目の凹みには防火扉(?)があった。
「こりゃダメかな?」と諦めかけた時、扉の中からオッサンの声が聞こえたので、「あぁ~ 良かった! まだいたんだ。しかし、通常はこんなところから乗客は来ないよなぁ~ 不審者だと思われて無視されたら元も子もない」と考えた私は、トントントンと優しくノック… すると鉄の扉が開き、ビミョーな表情を浮かべた二人の駅員さんが「はい!?」と言いながら顔を出した。
すぐに私が「あの、これ… ベンチの上にありました」と言いながらパスケースを差し出すと、駅員さんたちの表情は一変、「あ、あぁ~ ありがとうございます」「ありがとうございました」と答えながら驚いていた。それから間もなく、私は到着した電車に乗ったのだが… ちょうど二人の駅員さんが防火扉&シャッターを閉めているところだったので、「いつもいない駅員さんが、たまたまいたってことは… 定期券を忘れた人も私もラッキーだったということだな」と思った。
その時、もしも駅員さんがいなかったら… 私は、その駅から徒歩15分くらいのところにある警察署へ行くことに? いや、改札口を勝手に出るわけにもいかないから、一つ隣の駅で電車を降りて、そこから徒歩数分のところにある交番で手続きを? いやいや、ただの交番だから不在の可能性もあり… とにかく、それだけ定期券が持ち主の手に戻るまで&私が帰宅するまで、余計な時間を取られるところだったのだ。
ん? その定期券の所有者が女性だったら、自分で捜して届けたんじゃないかって? 所有者が男性だったから、そうしなかったんじゃないかって? いやいや… 実は今回… それが「定期券だ」と分かった時点で、「これ以上の情報は不要」とボケ脳が判断、所有者の名前どころか大きな文字(乗車区間)さえも見ていないのである。あぁ~ そっかぁ~ 所有者が女性だったら自分でねぇ…(こらこら! 絶対にやるなよ!)