バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

マイカーで良かった!?

2015年02月23日 17時26分46秒 | いろいろ
某金融機関へ大量の小銭(1円玉、5円玉、10円玉)を持ち込んで、「自分の通帳に入金したい」とお願いした。以前、数年かけて貯めた“500円玉貯金箱”の硬貨(約20万円分)を持って行って「両替して下さい」とお願いしたら、「両替されると手数料がかかりますので、入金でよろしければ…」と言われたことがあったからである。

すると、「少しお時間かかりますけど、よろしいですか?」と言われたけれど、「今回は枚数が枚数だし… 果たして、いくらあるのか分からないし… 500円玉の時は10分くらいで入金完了したような記憶があるけれど…(ボケ脳の記憶だから、当てにはならないけれど…) それよりも時間がかかるのは仕方がないだろう」と思っていたので、「はい、お願いします」と即答した。

待つこと10分… 「あと5分くらいで呼ばれるだろう」 20分経過… 「そんなに時間がかかるものなのかなぁ~ 硬貨を数える機械に、ジャラジャラジャラ~って入れるだけじゃないのかなぁ~? これじゃ、テニススクールは遅刻だなぁ~」 30分経過… 「まさか… 金融機関では、どんなお金も人間が数えて確認しているのだろうか? それは申し訳ないことをしたなぁ…」と思っていたところ、ようやく「松井さま~」と呼ばれた。

で、通帳に記載された金額は8474円であった。私は「お手数お掛けしてすいませんでした…」と恐縮しながら伝票に金額を記入&通帳を受け取ると、急いでマイカーに乗り込み、いざ発進! ゴゴゴ… 「ん? なんだ!?」 数秒間のボケ脳フリーズ… 「あぁ~! 駐車スペースのフラップ板が上がっとるがやぁ~!」と気が付いた。すぐに店内へ駆け込み、窓口のお姉さんから駐車券を受け取り、テニススクールへ向かったのだった…

ゴゴゴ… なんて異音がマイカーで良かった。私は「車なんて外に置いておくモノだから、汚れたり傷ついたりするのは当たり前!」と思っているので、お洒落な(自分がこだわりを持った)車に乗るつもりはない。実際、長野時代に勤めていた会社の社長から「駐車場でバックしていたら、松井くんの車に当てて、ちょっと凹ましちゃったけど… いいよなぁ?」と言われても何とも思わなかったし…(そういうオマエも運転が下手だから、人のことは言えないもんなぁ… 特にバックは! ハハハ…)

微笑みの理由は…

2015年02月22日 22時42分58秒 | バス運転士
先日の夜遅く、ある系統の最終を担当… 「ココから乗る人は昼間でも少ないのに、こんな時間は誰もいないだろう」と思いながら転回場を出て乗り場へ… すると、一人の男性が立っていたので、私はヤル気が… 否、ちょっと驚いた。

某運動場を定刻に発車して、バス停を通過、通過… 「次のバス停も通過だろう」と思っていたところ、バス停の手前に人影を発見した。しかし、その人影はコチラに向かって=バス停から離れる方向へ歩いていたので、「やっぱり通過だな」と思った。

が、すぐに別の人影がバス停の向こうからコチラに向かって=バス停に近付く方向へ歩いているのに気が付いて「おっと、この白いコートを着た男性は乗客か!?」と思ったのだが… 歩道の奥(車道と反対側)を真っ直ぐ歩き続けていたので、「違ったか…」と思いながら「○○停、通過します」と言った。

が、その時! 電柱とバス停の間に立っている黒いコートの女性を発見したのである。私は「ゲゲッ!」と心の中で叫びながら、毎度お馴染みの“急にならない程度のブレーキ”を踏んで… バス停を5mくらい過ぎた辺りで止まり、「気が付いて良かったぁ~」と思いながら前扉を開けて「お待たせしましたぁ… すいませぇ~ん…」と言った。

すると、その若い女性は“なぜか微笑みを浮かべながら”乗ってきたのだった… 近年、何かと世間を騒がせているバスに対して、すぐに文句を言う(または叩く!)ジジイが増えているというのに… この女性は、なぜ微笑みを…??? 「本当にこんなことがあるんだぁ~」と感激したのかな?

それとも、「あぁ~ これで今日のブログのネタができたぁ~」と喜んでいたとか!? ゲゲッ… 誰かと一緒… ま、いっか。綺麗なお姉さんだったら、どう書かれようと、どんなに叩かれようと、気持ちいいことに変わりはないからね。ハハハ…(オマエは変●かぁ~)

朝っぱらから昨日のことを思い出し…

2015年02月21日 19時48分55秒 | バス運転士
今朝8時過ぎに営業所前ターミナルを発車、8時半頃に某運動場に到着した。その降車停は“昨日の乗り場”を兼ねているのだが、なんとビックリ! またもや前方に渋滞が… しかし、昨日と大きく違った点は“渋滞は左車線だけで、右車線はガラガラだった”ことである。

多分、某運動場のどこかで大会か何かイベントが… と、またテキトーなことを書いておりますが、とにかく駐車場へ入るために並んでいたことは間違いない… と思う… んだけど… なぁ…(こういう時はネットで検索! すると… キッズサッカーフェスティバル!? なるほどぉ… 来週の土曜日も!? なるほどぉ…)

それから約2時間後… 営業所の休憩室で“昨日の運転士さん”や上司らと会えたので、昨日の一件について御礼と話をすることが出来たのだが… そこで“ミキサー車は事故とは無関係で、ただ事故車両の間を通り抜けようとしていただけだった”ということが分かった。そう言われてみれば… 私がバスで通り抜けた先で、ミキサー車が止まっていた記憶がないような…??? ミキサー車の方、申し訳ございませんでした。

また、走り出してすぐに“私宛ての無線連絡”が入ったのだが… そう、ちょっと前に「タッチパネルも何も操作せず、ただ自分が話した最後に“どうぞ”と付け加えればいい」と言われた、あの無線連絡… しかし、私は「運転中だから、タッチパネルに向かって話すことは出来ない。大幅に遅れているし…」と思って、そのまま走り続けた。

その後、すっかり無線連絡のことを忘れてしまったのだが… 今朝、「あの無線連絡は、タッチパネルに近付かなくても… 普通に運転席で前を向いたまま話せばいいんだよ。まぁ、マイクのスイッチは切った方がいいだろうけど…」と教えてもらった。結果的に… 一晩中、無視し続けたことになり、申し訳ございませんでした。

さらに、営業所へ電話をかける時… 私は“通常電話にするか緊急電話にするか”迷った。なぜならば、自分が事故の当事者ではなかったからである。しかし、「営業所が代行などの手配をするかもしれないから… 緊急電話の方がいいだろう」と思って、緊急電話に掛けたのだが…

呼び出し音が2~3回鳴った時に、今となってはよく覚えていないけれど… 警察官が私に話し掛けてきたか何かで「電話は後で!」と思って、一旦電話を切ったのだが… 営業所内では「緊急電話が切れたって… どういうことだ!?」と、一瞬ただならぬ緊張感に包まれたらしい… まさか、そんなことになっていたとは… 営業所内の方々、申し訳ございませんでした。はぁ~ まだまだいろいろあったような気がするんだけど… ま、いっか。ハハハ…

舗装工事渋滞とは無関係だったのに…

2015年02月20日 22時36分23秒 | バス運転士
お昼頃、勤務後半の点呼を受けた時に「(昨日、私が書いた)舗装工事をやっている路線は走らないからいいね」と言われた。私も「はい。某総合駅行きも走りますが、系統が違うので関係ありません」と答えた。それから約4時間後の午後4時前… 私は某運動場のバス乗り場で発車時刻になるのを待っていた。

乗客は3名… 私は、一つ目のバス停がある二つ先の交差点を見ながら「あれ? いつもはそんなに車がいないのに、何台もの車が並んでプチ渋滞しているみたいだなぁ~ あ、そうか! 電気工事か何かのトラックが止まっていて… 片側二車線の道路が一車線になってしまっているのだろう。よくあることだ!」と思った。

定刻に某運動場を発車して二つ先の交差点に接近… すると、交差点を過ぎてすぐのところ(一つ目のバス停の直前)で、ミキサー車が斜めに止まっていたので、私は「あぁ、やっぱり… 工事用トラックを避けるために車線変更しようとしているのだろう」と思ったのだが… そこへ、パトカーがサイレンを鳴らしながらやって来て、ミキサー車の手前… 交差点内に止まったので、さすがにボケな私も「えっ… まさか… 事故なのか!?」と異変に気が付いた。

その後、パトカーから出てきた警察官に誘導されるまま、渋滞していた車たちが続々と左折して行き… 私は「勝手に路線逸脱はできない」と思って交差点の直前で止まった。すると、警察官から「直進できないので左折して下さい」と言われてしまったので、私は「すいません、事故があったようなので… 営業所へ連絡させていただきます」と乗客に断ってから緊急電話を掛けた。すぐ後ろには、他営業所の市内中心部行きのバスも来ていた。

乗客の1人が「ここで降りるわ」と言って降りて行き… あとの2人は「どうしよう?」「どうするの?」と迷っているようだった。しばらくして、営業所から「そこを左折して迂回して~(中略)~三つ先のバス停がある交差点から、路線に復帰してください」との指示を受けたので、私はそのように説明して発車… と、その前に、交差点の先にある一つ目のバス停で待っている人がいないかどうか確認するため、私はバス停まで走った。

そこには数名のお年寄りがいたので、私は迂回して行くことを説明して、交差点の手前で止まっているバスに乗るようにお願いしたのだが… 一人のお爺さんは「さっきから、警察に“通れるんだで早よ通せ!”って言っとるんだよ!」と怒っていた。その事故の原因などは分からなかったけれど… 斜めになったミキサー車の前と後ろに壊れた普通車が1台ずつ止まっていた。しばらくして、ミキサー車が自力で移動したので、残された2台の普通車の間をバスが通れれば… そんな感じだった。

そこに、いつの間にか運転士仲間2人が(某運動場の休憩室からわざわざ!?)駆け付けてくれていて… 1人が「今から、警察がパトカーを移動させて… バスだけ通して、その後は封鎖するってさ!」と言った。さらに、バスの運転を再開させなければいけない私に代わって、もう1人が営業所へ連絡してくれて… 終いには、壊れた2台の普通車の間を通り抜ける時に、バスが接触しないかどうか2人で見てくれて… とても助かった。感謝、感謝…

結局、10分以上も遅れて一つ目のバス停を発車… その後は「○○で事故があり、その影響で遅れております。申し訳ございません…」と案内しながらの運行となった。それでも私は「某総合駅で10分以上の空き時間が設定されているから、次の発車には間に合うだろう」と思っていたのだが… そういう時に限って、バスの運行を遅らせる様々な要因が出現して… 次の某総合駅発が3分くらい遅れてしまったので、再び“事故と遅延の案内”をしながらの運行となったのだった… 何事も他人事と思うなかれ! 「自分には関係ない」と思った時こそ、予期せぬ落とし穴が待っているのだぁ~! とはいえ、私の場合は… こうして“ネタ”になるので有り難いと言えば有り難いですけどね。ハハハ…

片側交互通行の連続

2015年02月19日 21時09分56秒 | バス運転士
今日の午後… 風が強い中、某運動場を発車した。そして、大型車がギリギリすれ違える片側一車線の道路に入って最初のバス停へ… そこには2人のお年寄りと1台の“ミキサー車”がいた。どう考えてもミキサー車は乗客ではなく…(当の然!) 道路が狭いので、バス停よりもかなり手前で止まらないと、ミキサー車の横を通り抜けることが出来ない。仕方がないので、2人のお年寄りには前扉の位置まで7~8m歩いてもらった。

縦列駐車していたミキサー車2台の右横を通り抜け、次のバス停に向かって「ブォ~ン…」と加速したところ、コチラの車線に何やら障害物が… そこへ、タイミング悪く対向車が来てしまったので、私は慌てて減速… その障害物の正体は、強風に飛ばされたと思われる“ゴミ箱のフタ”だった。一瞬、私は「ワイルドだろう~?」と言いながら踏んづけて行こうかと思ったけれど自重した。(当たり前じゃ!)

そのフタの手前で対向車が通り過ぎるのを待っていた時、一陣の風がビュ~ンと… すると、フタがバスに急接近! 私は「ゲゲッ! お願いだから、タイヤの下に入り込むのはヤメてくれぇ~」と祈った… 幸い、フタは遥か後方へ吹き飛ばされていった…

さて、そこから2つ先のバス停の前で舗装工事をやっていて… 約100mの区間が“片側交互通行”になっている。よって、連日のように渋滞が発生、だいたい10分くらい… 酷い時は20分近くの遅れが生じている。ただ、それは某運動場へ戻ってくる場合であって、某総合駅へ向かう場合はそれほどでもない。

今日は“某総合駅へ向かっている私から見て左車線”を舗装中だったので、バスは右車線で止まり、乗客は舗装工事中の左車線を横切ってバスに乗り込んだ… その時! なぜか真正面から“お爺さんのマイカー”がやって来て、私のバスと“お見合い状態”になってしまったのである。

すると、どこからともなく現れた交通警備員が、そのマイカーを道路沿いにある店舗の駐車場へ誘導していた… 一瞬、どうなることかとワクワク… 否、ドキドキした私であった。それはそうと… やっぱり、どんなお見合いであっても、相手はお爺さんじゃなくて綺麗な女性がいいなぁ~ ハハハ…