朝6時半頃、点検のために金庫などを持ってバスに乗り込んだ時… スピードメーターの上に“冷却水”という赤い警告ランプが点灯していることに気が付いた。そこで、リザーバータンクに冷却水を補充したのだが… ランプは消えなかった。「リザーバータンクとラジエターを繋ぐ管が詰まっているのか?」と思った私は、“危険! 熱いとき開けるな(DANGER! NEVER OPEN WHEN HOT)”と書いてあるラジエターの蓋を開けて冷却水を補充… ランプは消えたのだった。その後の始業点呼で上司に報告したら、「バスの下に冷却水が漏れてない?」と言われたので、もう一度バスのところへ… アスファルトが雨で濡れていて分かりづらかったけれど、“緑色の液体”が漏れ出ている様子はなかったので、そのまま出撃した。
何も問題なく某運動場まで回送、そこから某総合駅まで(途中で車椅子の人を乗せて)運行… その折り返し、いつものように某総合駅を超満員で出発… 一つ目のバス停で一人が乗り、二つ目のバス停で一人が降り、三つ目のバス停へ向かって“プチ渋滞の道路”をノロノロと走っていた時… スピードメーターの上にオレンジ色のランプが点灯していることに気が付いた。“CHECK TRANS(だったかな?)”と書いてあったので、「トランスを確認? トランス… フォーマー?(バスが変形するんかい!) トランス… ポーター?(それも映画だろ!) トランス… トランス…」と考えながら運転席周辺をキョロキョロ… すると、通常はギア表示の数字が二つ点灯しているのに、一つしか点灯しておらず… 「あぁ、トランスミッションか!」と分かったのだった。
左側の数字は“SELECT”、右側の数字は“MONITOR”となっていて… 通常、ギア選択ボタンで“D”を押した時は、左が“ずっと5のまま”で、右が“1から5まで変化する”のだが… その時は、左が“表示なし”で、右は“走っても止まっても3のまま”だったのである。「エンジンキーを回して一度オフにすれば直りそうな気がするんだけど… この超満員の状況で動かなくなったら困るから… とりあえず三つ目のバス停までは余計なことをせずに行こう」と思った私は、うっかりエンジンを止めないため、アイドリングストップのスイッチを切った。
三つ目のバス停で大半の乗客が降りている時、私はエンジンキーに手を伸ばしたのだが… 「ただ“ギアが3のまま”だというだけで、バスは動いているんだし… ブレーキには問題ないし… 変な音がしているわけでもないし… こんな所で動けなくなったらエライことだし… もう少し行ってみよう」と思って運転続行… 四つ目のバス停で降車客扱い、五つ目のバス停でも降車客扱い、乗客が僅か数名になった状態で六つ目のバス停を通過… 七つ目のバス停で乗った人が“残額不足”で「入金」と言ったので、「エンジンを切るなら今だ!」と思った私は運賃箱の操作をしながらキーを回してエンジンストップ… その後、ギア表示の数字が消えたのを確認してから、再びキーを回してエンジンスタート… めでたくギア表示の数字が二つ点灯… 予想通り直ったのだった。
午前11時頃、乗務前半を終えた私は営業所に戻って上司に“CHECK TRANS”の件を報告… すると「冷却水の方は?」の聞かれたので、「そっちは全く問題なかったですよ」と答えたのだが… その後、整備さんに見てもらったようで、上司から「ラジエターがパンクしてた(穴が開いてた)みたい」と言われたのだった。マジか… 今日は乗務前半が短かったから、営業所まで無事に戻れたけど… もしも“某運動場を拠点とした夕方までの長い勤務”だったら、途中で「ピーーーッ!」と“冷却水”の警告ランプが点灯… そうなると、“DANGER! NEVER OPEN WHEN HOT”と書いてあるラジエターの蓋を開けられず、しばらく立ち往生… ふぅ~ 危ない危ない。ちょっと最近いろいろと… ま、ネタに困らないからいいんだけどね。ハハハ…
何も問題なく某運動場まで回送、そこから某総合駅まで(途中で車椅子の人を乗せて)運行… その折り返し、いつものように某総合駅を超満員で出発… 一つ目のバス停で一人が乗り、二つ目のバス停で一人が降り、三つ目のバス停へ向かって“プチ渋滞の道路”をノロノロと走っていた時… スピードメーターの上にオレンジ色のランプが点灯していることに気が付いた。“CHECK TRANS(だったかな?)”と書いてあったので、「トランスを確認? トランス… フォーマー?(バスが変形するんかい!) トランス… ポーター?(それも映画だろ!) トランス… トランス…」と考えながら運転席周辺をキョロキョロ… すると、通常はギア表示の数字が二つ点灯しているのに、一つしか点灯しておらず… 「あぁ、トランスミッションか!」と分かったのだった。
左側の数字は“SELECT”、右側の数字は“MONITOR”となっていて… 通常、ギア選択ボタンで“D”を押した時は、左が“ずっと5のまま”で、右が“1から5まで変化する”のだが… その時は、左が“表示なし”で、右は“走っても止まっても3のまま”だったのである。「エンジンキーを回して一度オフにすれば直りそうな気がするんだけど… この超満員の状況で動かなくなったら困るから… とりあえず三つ目のバス停までは余計なことをせずに行こう」と思った私は、うっかりエンジンを止めないため、アイドリングストップのスイッチを切った。
三つ目のバス停で大半の乗客が降りている時、私はエンジンキーに手を伸ばしたのだが… 「ただ“ギアが3のまま”だというだけで、バスは動いているんだし… ブレーキには問題ないし… 変な音がしているわけでもないし… こんな所で動けなくなったらエライことだし… もう少し行ってみよう」と思って運転続行… 四つ目のバス停で降車客扱い、五つ目のバス停でも降車客扱い、乗客が僅か数名になった状態で六つ目のバス停を通過… 七つ目のバス停で乗った人が“残額不足”で「入金」と言ったので、「エンジンを切るなら今だ!」と思った私は運賃箱の操作をしながらキーを回してエンジンストップ… その後、ギア表示の数字が消えたのを確認してから、再びキーを回してエンジンスタート… めでたくギア表示の数字が二つ点灯… 予想通り直ったのだった。
午前11時頃、乗務前半を終えた私は営業所に戻って上司に“CHECK TRANS”の件を報告… すると「冷却水の方は?」の聞かれたので、「そっちは全く問題なかったですよ」と答えたのだが… その後、整備さんに見てもらったようで、上司から「ラジエターがパンクしてた(穴が開いてた)みたい」と言われたのだった。マジか… 今日は乗務前半が短かったから、営業所まで無事に戻れたけど… もしも“某運動場を拠点とした夕方までの長い勤務”だったら、途中で「ピーーーッ!」と“冷却水”の警告ランプが点灯… そうなると、“DANGER! NEVER OPEN WHEN HOT”と書いてあるラジエターの蓋を開けられず、しばらく立ち往生… ふぅ~ 危ない危ない。ちょっと最近いろいろと… ま、ネタに困らないからいいんだけどね。ハハハ…