現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

自殺者が行く先は・・・無限地獄

2022-09-12 02:41:40 | 心の問題

自殺者が後を絶たない。小中学生までが自殺。

自殺未遂者による臨死体験談は、一般的な臨死体験とは
違うようです。光は見えず、暗い漆黒の闇。自殺者だけが
落ちる世界があるようです。自殺でこの世の苦しみから
開放されると思うのは大まちがい。もっと大きな苦しみを
永遠に味わうことになるとか。

手首を切り、薬を飲んで自殺を図ったアンジー・フェニモア
さんの著書『臨死体験で見た地獄の情景』によると。

意識が薄れ、霊が肉体を離れていく、その行き先は、
真っ暗なトンネルの中。

霊界では、霊のレベルや共通点、あるいは趣味や嗜好など
似通った者同士が寄り集まって生活する。善人と悪人とは
一緒に住むことはできない。自殺者は同じく自殺した者たち
と共に霊界の特定の場所で生活していくことになります。

地上に残した遺族の苦しみや悲しみ、自殺した本人の意識に
責めさいなまれ、暗闇の中で孤独の恐怖におびえ、永遠に
苦しみ続けると。

そのことを知ったら、もう自殺しようなんて気は絶対に
起きなくなります。嘘は方便。嘘でもいいから、信ずる
人は救われるぅぅぅ。




恩は報いをもとめず

2022-04-28 21:14:03 | 心の問題

宮崎東明の『偶感其の一』、私の一番好きな詩だ。

 恩は報いをもとむること無くして自ら喜びと為し
 徳は名を求めずして 常に陰に在り
 日日忘るる勿れ 謙譲の事
 妄心去るべし 亦争心

恩は見返りを期待するものではなく、徳は売名の
ためにするのではない。謙譲の美徳を忘れず、
不誠実や人と争そう心を捨て去るべし。
「謙譲の美徳」も死語となった感がある。

『偶感其の二』は

 事起これば 其の源は人に在りと為す
 知るべし 総て是れ吾が身より出ずと
 すべからく能く反省して 真実を悟らば
 世界の喧争 忽ち因を去るべし

他人と争い事が起きると、相手を責めがちであるが、
すべてわが身から出たものと反省し、真実を悟れば、
世界の紛争もたちまち原因を取り去って解決するで
あろう。

宮崎東明は、明治22年河内に生まれ、明治、大正、
昭和と生き、医業の傍ら漢詩をよくし、昭和44年
82歳で亡くなった。明治人の気骨と気概を持ち、
清貧、無塵無俗の心に生きた人であった。範としたい。


金の貸し借りは

2022-04-28 21:13:15 | 心の問題

「朝起会」に何十年と通っている人は、みな
“クソ”がつくくらい生真面目でお人よしだ。
倫理も道徳も乱れた今日、「少しでも社会の
浄化」をと、普及に努めている。

10年ほど前のことだが、「すばらしい、感動した!」と
入会してきて、会員から金を借りてドロンする“悪”もいた。

最近は浄化されて、変な人は入ってこなくなった。

「朝起会」では「現金の貸し借りは厳禁」。「貸し
たら あげたと思え」と教えている。「施した善は
忘れ、受けた恩は忘れず」であり、「何事も自分の
せい、貸した自分が悪い」と 悟るしかない。

調子よく、優しい笑顔で近づいてきて、話も巧み、
そういう人こそ、ご用心、ご用心。


一休さんの歌
 「世の中は 乗り合い舟の仮住まい 
   善し悪しともに 名所旧跡と悟るべし」


お金で買えないモノ

2022-04-28 21:07:13 | 心の問題

『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』の著者
「山口揚平」と、『僕らの時代のライフデザイン』の著者
「米田智彦」の対談。

「好き」で生計を立て、自由に生きる新しいライフスタイル。

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お金がなくても 信用だけで生きていける人が結構たくさんいる。
モノとモノを直接交換することで、豊かさとかハッピー、生きがい
などを感じられるんですよね。

何かをあげて何かをもらう。それをまた、誰かにあげる。
それが延々と続いていくんです。

旅行も体験型ツーリズムに変わっているじゃないですか。
面白い人に会って、田舎の農家でおにぎりをもらえるか
どうかっていうのが 旅の醍醐味になっているでしょう?

「お金」以外のコミュニケーションツール、たとえば「助けて」と
声に出す勇気を持つにはどうすればいいかとか、人と打ち解けるには
どう微笑めばいいかとか、感謝の気持ちをどう伝えるかとか、
仕事だけでなく、人生を楽しむために、ちゃんと
コミュニケーションできる力が不可欠になっているんです。

そういう知識や技術を学べるカリキュラムみたいなものや、
本が 近い将来 出てくるような。

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それって私の生きかたそのものではないですか。
虚無僧の私は、財布も時計も無し。無一文でも、
いろいろな方に世話になり、衣食住に全く困らない。
好きな尺八吹いて、豊かな人生を送っています。

雑誌の取材で、行きつけの店で食事をいただいて
「お代は結構です」と言われ、その記者がビックリ
していました。

着物を作っていただいても「お代は結構」。
そしていろいろなモノをいただきます。今 家に
ある物、テーブル、椅子、布団、服、尺八、箏、
三味線まで、みなタダでいただいたものです。

そのようにしてもらえるのは、私の持って生まれた
“人徳”。子供の頃からそうでした。周りの方が、
私にそのように“したくなる”。していただくには、
また、私が それなりのことを周囲の方に施している
からでしょう。

先祖、親から受け継いだ“徳”。それを食いつぶさない
ように、いっそうの磨きをかけることです。それが
虚無僧の修行です。

虚無僧の生き様が、「新しいライフスタイル」とは。
なんか光明が見えてきました。




幸せをつかむ100の法則

2022-04-28 21:05:28 | 心の問題

「幸せをつかむ100の法則」という本がベスト
セラーだそうだ。その中に、「人を恨んだり、憎ん
だりするのは仕方ないが、すぐ心を切り替え、
相手を許せた時、恨みや憎しみを捨てられた時、
天はまた一つご褒美をくれる」ということが書
いてある。同感である。

今日、こんな場面を目撃した。トラックと乗用車が
接触しそうになった。あわやの所で事故にはなら
なかったが、トラックは怒りを露わに乗用車に接近
して脅しをかけている。しかし、信号で止まった時、
トラックの運転手は降りてきて怒鳴るかと思いきや、
走り去っていった。気を静めて、心を切り替えたのだ
ろう。こちらも良い気分になった。

それにしても、乗用車の若者は窓を開けてちょっと
謝ればいいのに、平然としている。内心怯えていた
のかもしれないが、ちょっとした挨拶ができない。
コミュニケーションがとれない人がふえてきた。



「一日一爆笑」 学校問題

2022-04-28 21:02:09 | 心の問題

中日新聞 4/23 「発言」欄。読者の投稿。
「鈴木さやか」さん(28)。教員。
4月から2年生の担任に。

「こどもたちのかわいらしさと、はじけん
ばかりの元気良さのおかげで、てんやわんや。
教員になった時、心に決めた抱負がある。
それは“一日一爆笑”。こどもたちとのやりとりで、
一日何度も笑い、時には地面に転がって、腹を
抱えて笑いあう」

というような内容。すばらしい。笑いが絶えない
教室。こどもたちもさぞかし、学校に行くのが
楽しく、登校拒否などにはならないでしょう。

もうお一人。「山岡淳子」さん(40)。こちらは
母親の立場で

「自分の娘は、小学校三年間、一日も休まず、
親としてありがたく思う。(しかし、皆勤賞は
無し)。自分の小学校時代は、皆勤賞が欲しい
ばっかりに、多少無理をしてでも学校に行ったもの
だが、今は、咳がひどいと、インフルエンザを
周囲に撒き散らす恐れがあるからと、登校を止められる。
皆勤賞は学校からいただけなくとも、親として
子供の頑張りをしっかりと認めてあげたい」と。

こちらも、学校に苦言を呈するのではなく、学校の
対応を受け入れた上での冷静な声。すばらしい。

昨今は、モンスターペアレントに学校の先生も
たじたじ。(私も 学校の前を通って、何度が
目撃している)。全国で 5,000人もの教職員が
休職中とか。

学校改革は“家庭から”ですかな。



野口雨情 『七つの子』『しゃぼん玉』

2022-04-23 19:29:48 | 心の問題

デイサービスや老人ホームでの尺八演奏曲では、一時期大ヒットした『千の風』や『冬のソナタ』、ジブリの曲など、全く演奏しなくなった。

せいぜい、『川の流れのように』など「美空ひばり」の曲か、『いい日旅立ち』(山口百恵)、『津軽海峡冬景色』(石川さゆり)などは、今でも うける。


それに比べて、童謡、唱歌は根強い。歌詞カードが無くともみな自然と口ずさめる。


『七つの子』は 野口雨情、大正10年(1921年)の作。

「七つの子」」とは、「七羽のカラス」なのか、「七才のカラスの

ことか」。どちらも変。野口雨情の子供が七歳まで無事に育ったという「七五三」を祝う歌ではなかったかと言われています。


『しゃぼん玉』はどうでしょう。

 しゃぼん玉 飛んだ
 屋根まで 飛んだ
 屋根ま で飛んで 
 こわれて消えた

 しゃぼん玉消えた
 飛ばずに 消えた
 生まれて すぐに 
 こわれて 消えた

 
この「しゃぼん玉」は、2才で亡くなった雨情の娘、恒子のことを歌っていると言われています。

ですが、雨情の娘が亡くなったのは、大正13年(1924年)。

詩が発表されたのは、大正11年(1922年)でした。

ですから、「野口雨情」は、日常の生活の中から “詩”が浮かんだというのではなく、暗く閉塞感漂う世相を鋭く切り、そこから抜け出そうという なみなみならぬ気概を込めての、渾身の作詩ではなかったか。

柔(やわ)なイメージとは裏腹に、100年歌い継がれるだけの、それ相当のエネルギーが注がれていると思うのです。


誰のせいでもない、みんな自分が

2022-04-23 19:29:19 | 心の問題

「誰のせいでもありゃしない、みんなオイラが悪いのさ」

尾藤イサオのこの歌が私は好きである。

皆がそう思えるようになれば、世の中争い事はなくなる。

今朝、こんな夢を見た。

車のエンジンをかけてから、忘れ物に気が付いて、キィを付けっぱなしにして、忘れ物を取りに行き、戻ったら、車が無い。誰かに乗っ取られた。

あわてて110番した。

「車を盗まれたんです。至急捕まえてください!」

「なんで、盗まれたのか?」

「キイを付けっぱなしにして、ちょっと部屋にもどったら・・・」

「なに!?、そりゃ お前が悪い。そんなのにいちいち出動できるかッ!」と

警察に叱られて、シュン。

 

今でこそ “あおり運転” は 罪になるが、かなり昔のこと。

あおられ、車を止められ、相手が降りて近づいてきた。

携帯で110番したら、

「それで? あんたは怪我でもしとるのかね」

「いえ、まだです」

「なに!? あおられるような運転をした お前が悪い。

喧嘩の仲裁などにいちいち出動できるか!」

と一喝された。

 

30年ほど前、アメリカでは、レイプされても、犯人はたいてい無罪放免になるとか。「ミニスカートなどはいて、セクシーに男を挑発した女が悪い」というのだ。その頃、ニューヨークに遊びに行った。

アメリカでは スカートをはいている女性は一人もいなかった。みなジーパン。色気などない。がっかり失望したものだった。

 

事故に遭うのも、殺されるのも、いじめられるのも、みな自分が悪い。

殺されないよう。事故に遭わないよう、いじめられないよう、努力することは

できるはず。私はそう思う。

https://youtu.be/MEZJkz3awas

 

悲しき願い 尾藤イサオ 1996

黄金のポップス大全集より

YouTube

 

 


有効期限と賞味期限の切れた夫婦にならぬよう

2022-04-23 19:28:05 | 心の問題

今日の名言

「恋」と云う字は、が下にある「下心」がある。

「愛」「慶」は真ん中に隠れている。奥ゆかしい。

数ある異性を見て、心ときめく人と ときめかない人と分れる。それが恋のホルモンの成せるわざ。

恋愛結婚は長続きしないといわれる。

恋のホルモンは3年しか続かない」からだそうだ3年で消費期限切れ

」は育むもの。お見合い結婚でも、二人で愛を育んで長年連れ添っている夫婦も多い。

マネージャーの鈴花は、私の時間とお金の管理人。もう17年の付き合いで、夫婦以上に親密な関係にある。長続きの秘訣は「夫婦でないから」。そう他人様としてお互いを尊重しているから。

そして常に新しい物に挑戦し、二人で目標があることが、長続きの要因か。

夫婦だとなぜこううまくいかないのだろう。

二人で共通の目標がないと夫婦関係は切れる。
とかく夫婦だと甘えが出て、わがままになる。

夫婦でも他人行儀。親しき仲にも礼儀あり。お互い神様扱いすることが長続き

の秘訣







「バカボン」とは「お釈迦様」の事

2022-01-26 19:47:58 | 心の問題

赤塚不二夫の「天才バカボン」。「バカボン」とは「バカなボンボン」と思いきや。

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インド・サンスクリット語の「Bhagavan(バガヴァーン)」「Bhagavad(ヴァガバッド)」が元らしい。

「バカ」は「賢い」、「ボン」は「持つ」。「覚れる者」「尊敬される人」という意味で、”Buddha(仏陀、ブッダ=お釈迦様)のことらしい。漢字では「婆伽梵」「薄伽梵」

バカボンのパパの言葉「これでいいのだ」は ”あるがまま” 、“ありのままを受け入れる”という仏教の悟りの境地。

「仏様はあるがまま、私はわがまま」

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