現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

8/31 詩吟の伴奏

2008-08-31 19:35:13 | 虚無僧日記
今日は、大府市役所のホールで、トヨタ関連会社の合同
詩吟大会。初めての依頼で 尺八伴奏を務めてきた。
さすがトヨタグループ だ。社員がウン十万人もいれば、
詩吟をやる人も150人もいる。といっても大半はOBの
ようだ。全員上手い。

最近はどこの会派も会員激減で、150人の伴奏は何十年ぶり。
朝9時半から午後4時半まで、途中昼休み30分だけ。150人、
手を抜くことなく、気合を入れて 6時間半 尺八を吹ききった。

終わって懇親会席上、「すばらしい音色ですね」「歌いやす
かった」「詩に応じて 前奏で情景を作るから 乗りやすい」
と 賛辞を得る。詩吟が上手いから 私も多いに乗れた。

昨日だったら、この会場は災害対策本部と避難所になって
いて開催できなかったそうな。今日は快晴、やっぱり私は
晴れ男だ。

四国から帰って、人間丸くなった。とにかく笑顔、笑顔。
会場にはいる時、会う人すべてに「おはようございます、
尺八の一路です」と挨拶して回った。司会にミスがあっても、
笑顔笑顔。それが評判良かったようだ。
「大先生なのに、腰が低い」と褒められたのが うれしい。
「来年も是非」と頼まれた。営業はまず笑顔だ。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking

東海豪雨

2008-08-31 07:53:25 | 虚無僧日記
今朝の新聞で、各所で豪雨の被害。我家のすぐ
近くの国道も冠水し、何台もの車が動けなく
なっている写真があって 驚いた。そんな騒ぎに
なっているとは 露知らずであった。

桜さんから「名古屋は大丈夫ですか」との親切な
メールをいただきましたが、ご安心ください。
私の上だけは いつも“晴れ”です。

昨日は、栄の短歌会館で筝、尺八の練習。
行き帰りは、雨に降られることもなかったが、
一日激しい雨だったようだ。

昨日は『名古屋どまんなか祭り』の一日目だ。
てっきり雨で中止かと思って、すぐ近くだが、
行かずに帰った。ところが今朝の新聞で、雨の
中 敢行されたとのこと。50万人の観衆が集まったとか。
そんな騒ぎも 百メートル隔てれば、全くわからない。

局地的大雨と同じように、局地的な暴動も戦争も
現場にいなければ、どこ吹く風かと知る。



千鳥の曲の猛特訓

2008-08-30 23:35:31 | プロとアマ
9/23の能楽堂に向けて、「姫ローズ」こと 鈴花、恭花、
麻花の3人娘?は、梶田昌艶先生から 一年間 特訓を
受けた。
「千鳥の曲」は 本来筝だけの合奏だが、これに三絃を
加えて、歌も自分たちで歌う。梶田先生は妥協を許さない。
すごいスパルタ練習だ。一音一音、爪の当て方、指の開き、
押し手、ひき色、離すタイミングと、一つひとつにプロの
技を伝授される。

見ている私も2時間半、正座したま 固まっていた。
問題は 尺八会員だ。呼吸、間、指使い、プロとアマの
違いを見つけて、少しでもプロの領域に引っ張り上げる
のが私の役目だ。毎回、新たな発見があって、いよいよ
佳境にはいってきた。

思うと実現する“怪”

2008-08-30 08:08:44 | 虚無僧日記
今夏は できるだけ 冷房無しで過ごした。
おかげで 電気代は 7、8の2ヶ月で 16,000円。
去年の半分。どこぞの町で行なっている「エコ・
コンクール」なら 優勝候補だ。

ところで、またまた 思ったことが即 実現した“怪”である。

マンションの最上階なので、昼間に屋根が熱せられて、夜中も
蒸し風呂状態になる。「天井を冷やす放水設備でもあれば」と
思っていたら、一昨日 雷が給水塔に落ちて 破断したとかで、
昨日は一日中 水が屋上に流れっ放し。夜中ヒヤッと冷えてくる
のが感じられた。

ご近所で、家の前の道路上に鉢植えをたくさん並べていて
「車の通行に迷惑」と思っていた家があった。一昨日の大雨で、
みな流されたようだ。お気の毒。

前回の東海豪雨もそうだった。その日、名古屋駅のセントラル
タワーの最上階で「お月見コンサート」があった。お客が
集まるのか心配だったが、豪雨で鉄道が止まり、足止めを
くらった人たちで、会場は 超満席となったのだ。

思うと、その通りになる不思議。私のせいで、被害に遭われた
方には本当に申し訳ない。私は 例によって 晴れ男。局地的な
雨のせいで、行く先々では まったく濡れずにすんだ。これも
不思議。

自分の超能力パワーが 怖ろしくなってきた。ゾォーである。

8/29 東海豪雨

2008-08-30 02:02:02 | 虚無僧日記
昨晩、早々と寝ていたら、ものすごい雷の音で
目を覚ました。時計を見るとまだ 夜11時過ぎ。
しばらく、4階のベランダから 花火を見るように
雷を 楽しんで眺めていた。

やがて雷も遠のき眠りについたが、翌朝4時に
起きたら真っ暗。非常灯も付いていない。水が
出ない。テレビも映らない。

5時 朝起き会に行くと、「水が床下まで来た」
「車が水につかって動かせず、〇〇さんに迎えに
来てもらった」とかの話。それでもみな何ごとも
なかったかのように いつも通り 来ているのには
驚き あきれる。朝起き会は1年365日、雪が降ろう
と、槍が降ろうと、終始一貫、貫徹なのだ。

家に帰って再確認すると、パソコンも電話も不通
だった。
大家さんの話で、昨晩、マンションの屋上に雷が
落ちて、水道タンクが割れたとか。おお怖!

今、雨は降っていないのに、屋上のタンクから滝の
ように水が流れ落ちている。水道代 大変そう。

「禅と念仏」社

2008-08-28 11:22:53 | 虚無僧日記
先日『禅と念仏』という雑誌の取材を受け、その
ゲラが届いた。「編集責任は当社側にあるので、
内容、文章はそのままに、記事に誤りがあれば
訂正するだけにしてくれ」という。

書店には 置かれていない。取材を受けて掲載され
た人(寺)だけが購入する本だ。取材も記事も編集も
鈴木社長一人。今時、ケータイ も パソコンも 無しで
出版業とは、押して知るべしだ。

ざっと目を通したが、私のこと 何も判ってない。
「尺八好きの慶応出のボンボンが、尺八で身を
持ち崩して、会社はリストラされ、妻子にもあいそ
をつかされ離婚。虚無僧に身を落とし、異郷の地で
孤影をかこつ」 という 三文小説だ。

ま、どう書かれても、平気 平気、気にしないだが、
これでは 要らない。人には配れない。
もっと奥深く突っ込んで書いてもらえたら、何十冊か
買ってもいいのだが。ザンネン。

以前にも、この手の取材を受けて、人に見せるのも
恥ずかしい内容で、18万円もの請求を受けた。
世の中、いろいろな儲け口を考える人がいるものじゃ
と感心するばかり。

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三行半

2008-08-28 10:24:31 | Weblog
三行半、みくだり半と読む。「離縁するので、今後誰と
再婚しても構わぬ」という 夫から妻への『離縁状』の
こと。

今日の新聞に、現存の中で最古の、1686年(貞享3)の
離縁状が発見されたとのこと。標題は『去状(サリジョウ)』。

最近、名古屋の弁護士会が さかんに ラジオCMを
流している。「離婚したいんだけど、子供の養育費
どのくらいもらえるのかしら?。弁護士会にご相談
ください」というもの。どぎつい。

今日の新聞には 「離婚率37%」 という記事も。
タウン紙『Well PaPas』では、「アナタが妻から三行半を
突きつけられる時」で、3ページもの特集を組んでいる。
今は、夫が妻から突きつけられる時代だ。

妻の方の収入が上回って、夫を扶養するのもバカバカしい、
夫は“不要”になって捨てられるのだ。
「中学校のクラスの3分の1は 母子家庭。結構優雅な生活
をしている人が多い」という。
税金、市営住宅の入居費などで優遇され、さらに母子家庭
手当てが出るから、働かなくとも済む。毎日パチンコ狂いの
母親もいるとか。
世の中 まったく どうなっちまうのか。
そういう自分は その道の 先達であった。別れても妻子は
結構なんとかやっていけてるようだ。不思議。

ヨガ

2008-08-28 04:12:58 | 虚無僧日記
先月、ホテル マリオットの フィットネス クラブで
「インド ヨガ」を 体験した。なかなかいい。
どこかで 習いたい と思ったら、「平和福祉会」で
「毎週水曜日 開催、会員募集」の広告が目に入った。

毎月 尺八で 訪問している デイサービスのところだ。
思ったことが すぐ叶う 不思議。さっそく申し込んだ。

こちらのヨガは、指先や腕、つま先などの筋を伸ばす
健康マッサージのような感じ。先生は もう75歳の
小柄なおばぁちゃん。30代で大病をして、健康のために
始めたというだけに 説得力がある。
マリオットの時の講師も 「腰痛などの病が ヨガで治った」
と言っていた。

ネットで見ると、オウムことAlefが、ヨガのホーズなどを
詳しく紹介している。マリオットのヨガは、これと全く
同じだった。これを見てやればいいのだ。
「無料体験」のご案内も。これに誘われて オームに
入会する若者が 続々いるそうな。 はてさて。

居合と尺八

2008-08-28 03:56:44 | 虚無僧日記
9/23 能楽堂 有料公演。
「尺八演奏だけでは」と思い、ビジュアルに
居合いの演武を 取り入れることにした。

先日 その打合せ に行った。
剣舞のバックで尺八を吹くのは 慣れているが、
居合いとなると違った。
新陰流の秋田師範の演武は、さすがすごい。
ピーンと張り詰めた空気の中に、尺八は入れない。

子連れ狼のラストシーンで、柳生雪洲斎が虚無僧姿で
登場し、切り合いのシーンで バックに尺八が流れる。
そんなふうには いかないのだ。やはりドラマの演技と
本物は違う。刀を抜いたら、無音が一番いい。

真剣の居合は、剣舞やドラマの殺陣と、こうも違う
ものか。この違いは何なのか。空気、“気”だ。

結局 尺八は 演武者が橋懸りを しずしずと入って
くる時と、退場する時 ぐらいしか、入る余地が無い
ということになった。ザンネン。

順延逆縁

2008-08-28 03:38:11 | 虚無僧日記
中日新聞、先日の運勢欄
「笑顔で温かい心を他人に降り注いでいれば 幸来る」

ふむふむ、その通り。能楽堂に向けて、会員には
とにかく笑顔。能楽堂で演奏できるなんて、めったに
ないことだから、多いに 楽しんで もらい、成功の
喜びを味わって もらうことが第一義。

第一回の通し稽古は、ひとまず 笑顔で 成功。

ところが 課題が出てきた。足が悪く 正座ができない
御仁が何人も。 無理して座るから 立ち居振る舞いが
うまくできない。
ムムム、由々しきこと。と思っていたら、今朝、
起きる時に、左の足腰に痛みが走って 起きあがれない。
そういえば、先日来、背中が痛む。昨日は やたら汗が出た。
これは 脳梗塞の前兆か?。「いよいよ 来たか」と疑心暗鬼。

まもなく快復したが、これで、体の悪い人の 痛みを知れ
ということだったか。

今日の運勢
「好事のみ来ることはない。順延逆縁ともに如是如是と
受けよ」 だった。