現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

コーチと選手の関係

2010-02-28 07:58:00 | 社会問題
五輪新ペースで快走→コーチの判断ミスで失格(スポーツニッポン) - goo ニュース

スピードスケートの男子1万メートル。優勝候補だったオランダの
クラマーが、コーチの指示ミスで、コースを間違えたことで失格。
怒りを顕わにしていたが、その後の報道では「今後もコーチと共に
励む」と。

フィギア・ペアで、ロシア国籍までとりながら出場した川口悠子。
「直前で“4回転はやめ、3回転で”と言われ、気持ちの整理が
つかないままスタートしてしまった」と、コーチへの恨み事とも
とれる発言。「4回転跳びたかった」という彼女。やってみて
失敗したら、さて・・・・・?

キム・ヨナがトリプルアクセルに挑戦せずに「金」をとったの
だからコーチの判断は正しかったのかもしれないが、指示が
遅すぎた。

そのキムヨナは、3年前からカナダに住み、採点基準などの
情報豊かなカナダ人コーチについて、徹底的にメダル獲得策を
練り上げてきた。

これに対して、浅田真央のコーチはロシア人。厳しい指導で、
“チャンピオン・メーカー”と言われるタランソワだが、浅田の
ためにプログラムは組んだものの、昨年10月以来一度も来日して
いないという。そしてあのフリーでの曲。ラフマニノフの前奏曲
「鐘」は、重苦しくて、真央の若々しい華やかさが発揮できな
かったと不評である。こんなところにも勝敗の別れ目があったか。

女子カーリングのコーチも、カーリング王国カナダの日系人だった。
日本語は苦手だが、日本人の血が流れている。カナダのカーリング
に通じている理想のコーチだった。それが日本チームをあれだけの
レベルまでに育てあげた。

中学生、最年少の高木美帆のコーチは中学の先生。といっても同じ
中学ではない。親子のような関係で、精神的には支えになった
らしいが・・・・・。前評判が高かっただけに、結果を出さないとネ。

ま、いろんなことを考えさせてくれたオリンピックでした。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking

また『銀』

2010-02-28 07:27:27 | 虚無僧日記
冬季オリンピックまだ終わってなかったか。
スピードスケートの女子団体パシュートで『銀』。
前半、1.6秒リードで、『金』なるかと見ていたら、
残り半周でドイツに追いつかれ、百分の2秒の
僅差で敗れた。なんてことだ。唖然!

報道は「よくやった“銀”」と絶賛。喜びの声ばかり。
過去の実績からみれば快挙だそうだ。敗れても賞賛
する人ばかり。「情けない」と、批判的な声はテレビ
には載らない。

銀も銅も予選落ちも失格も、決して責めず、何事も
容認し、明るく受け止める報道のあり方に感心。



得て不得手

2010-02-27 21:18:24 | 虚無僧日記
小学校1年から3年まで、ピアノを習っていたが
苦痛でしかなかった。発表会で間違えたことが、
ずっとトラウマになっている。

以来、従兄弟に誘われて、トランペット、ギター、
マンドリンと、いろいろ習ってはみたが、好きに
なれなかった。洋楽に対するコンプレックスから
尺八を始めた。尺八は音が出るだけで、周囲は
驚き感心してくれる。「こんないい楽器はない」と
悦にはいっていた。

その後、筝や、三絃、琵琶も習ってみたが、まず
高い声が出ないので断念。いろいろ試して、結局
尺八だけが残った。私にとっては、尺八が一番
カンタンな楽器だった。

しかし、いつまで尺八が吹けるかわからない。
私の叔父も、堀井小二朗氏も70歳を過ぎたら
吹けなかった。
70歳まであと8年。その後のことを思うと、今から
三絃や琵琶を習っておいた方がいいかと、思えて
きた今日この頃である。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking

アクセル事故

2010-02-27 20:46:03 | 社会問題
アクセルを踏んでいないのに、エンジンの回転が
急に上がり、怖い思いをした経験は、私もある。

昭和48(1973)年、だいぶ昔のことだ。レンタカーで
車種は忘れたが、長い下り坂で、アクセルを踏んで
いないのに、エンジンの回転が上がり、暴走した。

冷静にエンジンスイッチを切り、ブレーキを踏んで
スローダウンしたところで、道路横の空き地に突っ
込んで止まった。その後、エンジンはかからなくなった。

レンタカー会社に電話したら、すぐ代車を寄こしてくれ、
それに乗り換えた。こんなこと、よくあるかのような
慣れた対応だった。

今の車は、エンジンを切ったら、ハンドルが固定されて
もっと危険だ。昔の車は単純な構造で良かった。車の
故障はたびたびあったが、機械は故障して当たり前、
苦情の対象とは思ってもいなかった。

電子制御となると、不具合になった時、どう対処して
よいのか判らないから怖い。人間の叡智は、もう一般人
には理解できないところまで突き進んでしまった。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking

挑戦より安全無傷か?

2010-02-26 21:00:37 | 社会問題
快挙にも、悲しかった銀=勝つために跳んだ浅田〔五輪・フィギュア〕(時事通信) - goo ニュース

とうとう終わったか。結局日本は「金」無し。
「銀」に泣く浅田真央。あわれで見てられない。

トリプルアクセルを2度成功させたのに、キム・ヨナと大差で、
銀メダルだった。女子で世界初の快挙というのだが、「誇りに
思いたい」と言った顔は、むしろ悲しげだった。

フィギア男子でも、プルシェンコが、4回転3回転を決めたにも
関わらず、ライサチェクに敗れて、怒りをぶちまけている。

審査基準が、難易度の高い技に挑戦するより、演技構成点や
完成度にウェイトが置かれているためとか。「競技なのだから
難しい大技に挑戦することの方が重要。演技や表現力が重視
されるなら、それはプロのアイスショーだ」という意見もある。

審査員の判定に疑問視する声もネット上では加熱している。

自分のスケートをやった浅田真央と、審査員の点がとれそうな
安全パイを選んだキム・ヨナ。対象的な二人の戦いは終わった。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking






織田信成と靴紐事件

2010-02-26 09:39:38 | 虚無僧日記
フィギアスケート期待の織田信成君。演技の途中で靴紐が切れ、
「まさかのアクシデント」と解説者。

その後の報道でも、「織田信成の靴紐は400円。高橋大輔選手は
1,050円の靴紐を使用していた」「オリンピックの晴れ舞台で、
650円をケチるな」とか「信長だったら“切腹”!」の批判的
なコメントが目立つ。

織田選手は、「新しいのは伸びて、すぐ弛んでしまうから、
古いのを切れたら結んで使ってきた」と。

最近、三絃を始めた私。このことはよく解る。三絃の糸は、新品
は、すぐ伸びるから、弾いているうちにどんどん音程が下がって
しまう。だから、本番の3日前くらい前に、新しいのに取り替え、
一晩張っておく。そして本番までの、弾きこなす時間が問題となる。
弾きすぎては本番で切れる。プロは経験から、そのへんのタイミング
を慎重に見計らうのだ。

その意味でも、織田選手の「すべては自分の責任です」というのは
正解。但し、紐が切れたのはプロ失格。

それにしても、靴紐が400円~650円の安さには驚いた。津軽三味線
の糸を買いに行ったら「1,980円」もするのでびっくり。切れたら
すぐ新品にとはいかない。私も練習では結びながら使っている。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking


今日のことば

2010-02-25 07:03:27 | 虚無僧日記
「どうしてこう、一段一段なんだろう」。
上村愛子はいい。一段一段でも ステップアップして
いるのだから すばらしい。

私のブログは、3,000~5,000番台を一進一退だ。
毎日見ていただいている方が、2~300人も
おられることは、驚きと感謝だが、上を見れば
1万~3万件ものアクセス。

超人気ブログと、どこがどう違うのか。日々苦悩
している。

ラジオで、名前は聞き洩らしたが、「三井○○? の
副社長だった」とか、○○氏の言葉

『悲観主義者は、インテリに見えるが 結果を出さない
 楽観主義者は、一見バカに見えるが 結果を出す』

ほんとにそうだ。悩んでないで、前向き 前向き。

朝起会でも『上機嫌の実践は、誰でもカンタンに出来、
たちどころに効果が現れる』と。

ああそれなのに、その日その時の気分に左右され、
上機嫌になれない人は凡人。人に秀でる人は、私情を
抑えて、いつも上機嫌。バカになって、がんばろう。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking









○○砦の三悪人

2010-02-24 23:35:48 | 虚無僧日記
ボクシングも相撲もスキーも人気低迷。その人気を支える
最期の牙城が、亀田綱毅、朝青龍、そして国母和宏だった。

この3人は『人気取り手(砦)の三悪人』だ。

国母君については、もう異例の「手の平返し」で、彼を
支持するコメントが多数を占めている。

朝青龍についても、内館、やく両氏を批判する声も多数
出てきている。モンゴルでは「優勝記録を更新させまい
とするいやがらせ」と納得していない。

もとより、彼等3人の問題行動は、私も容認するもの
ではない。不快だ。だがそれ以上に、彼等をそうさせて
いる背景に嫌悪を感じる。

高見山、曙が、親方や部屋の先輩力士、さらには相撲協会
からイジメや不当な差別を受けていたことは、もれ聞こえ
てる。

決してフェアでない団体が、彼等を非難することが、
不興なのである。「隠し砦の三悪人」は、団体、組織の
長なのかもしれない。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking





つなの器

2010-02-24 22:51:34 | 社会問題
やく氏バッサリ引退勧告「辞表出さないと」(スポーツニッポン) - goo ニュース

やく氏、朝青龍に「綱の器にならないように」(スポーツニッポン) - goo ニュース

「断髪式をやっている最中に、警察が館内でスタンバイしているような
ことはないようにしてもらいたい」と、漫画家のやくみつる氏。

松本清張の小説「砂の器」にかけ「ツナ(綱)の器にならないように」
とは、さすが 漫画家、面白い。

やく氏は「日本相撲協会・生活指導部特別委員会」の委員だそうだ。
ヒール(悪役)の朝青龍をバッサリ切捨てた。

寄ってたかって非難を浴びている朝青龍だが、「きっこのブログ」は
私と同意見。国母君と同じ構図。スキー人口激減で危機意識を持った
スキー連盟が、若者を取り込むためにスノー・ボードをオリンピック
競技に取り入れた。スノーボードが若者の反逆精神のシンボルとなって
おり、国母君はそのトップスターであることを弁えず、彼に似合いも
しないスーツを押し着せた。そのことの方がおかしい。

それと同様。昨今、相撲競技人口は激減。日本人の若者からは力士の
なり手がいないために、モンゴルやらロシアやら、外国人を引っ張って
きて、ようやく人気を保っている相撲協会だ。その外国人力士に伝統
だの因習だの、言葉づかいまで押し付けている。

それに従わないならと首を切る。ホントは、立場が弱いのは日本相撲
協会の方だ。朝青龍をクビにした後の大相撲は、凋落の一途を辿る
だろう。相撲は「国技」という詐称を止めることだ。

こんなこと書いたら、このブログ炎上するかなぁ。(しない、しない)
と天の声。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking



上村愛子ブログ

2010-02-24 21:45:24 | 虚無僧日記
女子モーグル4位に終わった上村愛子。ニッセイの
オリンピック応援CMの顔は“仲間由紀恵”似で
輝いていて美しかった。美人は特じゃのォ。私も
注目して競技を見ていた。

競技を終えた直後のインタビュー。
「どうして、一段 一段 なんだろう」そして
涙が頬を伝う。深い感慨がこめられていた一言だった。

競技翌日の上村愛子のブログをのぞいてみた。

「どうして、こんなにも沢山の人が私を支えてくれるのに、
 なんで 結果は 残せないんだろう。
 メダルはいつも ちょっとのところで 届かない。

  私の友人が言ってくれました

  難題のない人生は『無難な人生』
  難題のある人生は『有り難い人生』

  私はその後者を歩いてると。」

そして、「山あり谷あり、難題をいくつも乗り越え、乗り越え、
スキーの上達とともに、人間として成長してきた」ことにも、
感謝の言葉を述べている。すばらしい!。


ところで、以前(2006.8.2) 上村愛子が、ボクシングの亀田興毅
の世界タイトルマッチを観戦して、ブログで「感動した」と書いて、
批判メールが殺到、ブログが炎上したらしい。ところが 今回、
自身の競技を終えてのコメントは、全然炎上する気配無しとは、
ちと淋しい。4位ではダメですか。世間の風は冷たいのォ。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

日記@BlogRanking