現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

中1殺人事件・加害者少年の名前が公開!

2015-02-28 23:53:53 | 虚無僧日記

【川崎中1殺害】「犯人写真」拡散、責任なき“ネット捜査”常態化…誤掲載で刑事事件、訴訟に発展も(産経新聞) - goo ニュース

川崎の中学1年「上村遼太」君を殺害したとされる三人の名前が

2チャンネルで公開されている。主犯格の祖母?と姉の顔も。

そして父親の素性も、警察発表やマスコミ報道より前に、すでに

ネット上で公開されているのだ。 また、上村君の前に、殴られて

重態になっている少年もいるらしい。その件で「警察に通報したが

警察は取り合ってくれなかった」とも。事情を知る仲間内か友達が

バラしているようだ。

今や 各所に備え付けられている監視カメラだけでなく、ケータイ、

スマホで流したツイッターやブログの写真が、簡単にコピーされ

拡散されるようになった。私なども、犯罪事件に関与したら、

すぐFBの写真が広まることだろう。

恐いが、逆に 公人(公開されている人)との自覚を持てば、

変なことはできない。犯罪抑止力になるというべきか。

 


自然との接触で、道徳観、正義感は磨かれる

2015-02-28 18:58:29 | 虚無僧日記

小中学生1万人を対象にした調査で

・高い山に登ったことがない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53 %

・大きな木に登ったことがない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37 %

・日の出や夕日が沈むところを見たことがない・・・・・32 %

・貝を採ったり、魚を釣ったことがない・・・・・・・・・・・・・・25 %

 

高い山の山頂からの景色も、日の出も夕日も星座も、鳥の鳴声も

パソコンで見聞きはできる。しかし、そうした擬似体験では、五感で

感じ、自然への畏敬の念や感動といった感性を養うことはできない。

ゲームで感覚が麻痺すると、人を殺してもリセットすれば生き返るといった

錯覚に陥り、殺すことへの罪悪感が薄れる。

「自然への感謝、親、他人への感謝」といった「道徳観や正義感」が

希薄になるとも。

 

別の調査では、「子供の頃、自然の中で豊かな体験を積んだ子は

高学歴で、社会でもトップの座に付く人が多い」というのもあった。

ま、私も子供の頃は、毎年夏には 両親のふるさと、会津の山河で

伸び伸びと遊んだ。それゆえか 今は「感性」だけで生きてる。

これ「感性」じやない、「慣性」。

 

 


また「まさかあの子が」

2015-02-28 18:51:17 | 虚無僧日記

昨年の3/1のブログです。

中3殺害容疑、三重の高3逮捕 「金目当て」供述(朝日新聞) - goo ニュース


またまた「まさかあの子が!?」「優しくて良い子」「クラスの
人気ものだった」という新聞の見出し。

昨年8月、三重県朝日町の空き地で、中学3年の女子生徒が
殺された事件。変質者か、金目当ての浮浪者か、いずれにしろ
“おっさん”だろうと誰もが思っていだたろうに。警察の地道な
捜索で、近くに住む少年(18)が逮捕された。1日に高校を
卒業したばかり。一番 驚いたのは家族だろう。

クラスでからかわれたり、こづかれたり、いじめに遭っても
反抗することはなかったという。そんな良い子が 何故?と
思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この少年は、抵抗しないことによるストレスが増長し、全く

何のかかわりもない他人に危害を及ぼすことになったのだろうか。

今回の中学一年生男子を殺した18歳の少年も、「おとなしくて

優しい子だった」と。父親も「息子は(事件に)関係ない」と。

子を信頼したい気持ちはわかるが、恥の上塗りだ。


中1年上村君殺害事件

2015-02-27 22:15:41 | 虚無僧日記

「暴力的」「優しい子」=逮捕の少年、浮かぶ二面性―川崎中1殺害事件(時事通信) - goo ニュース

 

川崎市の中学1年生「上村遼太君」(13)殺害の容疑で、少年三人が

逮捕された。ケータイの通信記録、防犯カメラでカンタンに足が付いた。

当人たちは、まだ犯行を認めていないから、うかつなことは云えないが。

イスラム国のように 「目には目を」、石打の刑で殺したいほどの怒りを

覚える。

リーダー格の少年(18)は高校中退で、トビ職の見習い中とか。

こういう事件があると「やっぱり トビ職は・・・」となる。迷惑な話だ。

私の知っているトビ職の兄さんたちは、社長の教育もあって、実に

真面目でカッコいい。若いモンが憧れるような兄(あん)ちゃんたちだ。

今回の事件の加害者も、中学時代を知る女性は 「礼儀正しくて

優しい子だった」と。中学、高校の同級生らによると、「下級生に

慕われていた」とも。上村君もそんな “兄貴” に ひかれたか。

しかし、「一度キレると限度がない」とも。

孤島育ちで、人を疑うことを知らなかったという上村君。都会の

落とし穴にはまったかというには、あまりにもむごく、気の毒。

 


誰でもよかった?

2015-02-26 21:48:17 | ブログ

 昨年のブログを見たら、「2月23日、笹島交差点で歩道に車が

突っ込んで 何人かが死傷した事件があった。犯人の父親は

愛知県警の幹部。でも被害者に謝罪なし」の記事。

「もう1年経ったのか」という思いと、「すぐ忘れられていくな」という思い。

今年も、名古屋大学の19歳の女の子が、「殺してみたかった」と

殺人。そして中学生の男の子が、あたかもイスラム国の人質殺害を

真似したかのように首を切られて殺された。なんともむごい。

「誰でも良かった」「殺そうと思った」という無差別殺傷事件は

この10年間で54件もあるそうな。

その犯人像を分析すると、 ①若い男性。②交友、異性、

家族関係が希薄。③就労が不安定。つまり一言で言えば

「社会から孤立」した状態の人。

 

「すぐキレル高齢者」も問題になっている。めまぐるしく変わる

世の中に付いて行けない苛立ち。私とて同じ。

古いものがどんどん消されていく 疎外感。孤立感は否めない。

このブログだって、アクセス数がちっとも増えないし、イライラは

高ずるばかり。

えぇい!ブログ炎上するような、問題発言でもするか!

 

「イスラム国を責める資格は日本人には無い。日本人だって、

つい70年前まで中国大陸で さんざん首切りをやってたんだし、

今でも事件は起きている。そうだ! 日本人とイスラム人は同祖

なのだ」なんて、どうだ。

 




第一生命「サラ川」 第28回

2015-02-24 18:50:39 | 虚無僧日記

第一生命の「サラリーマン川柳」。今年で28回目。

ノミネートされた100首の中から投票で、トップ10を決める。

私の選んだ3首。

 

・湧きました 妻よりやさしい 風呂の声  

・フナッシー 人気のない俺 ムナッシー  

・アナとユキ わたしゃ胃にアナ 医者にユキ  

 

母に 「サラ川」の話をしたら、「私だって作れる」と。

・「たらちねのォ 母を あんた!と 呼ぶ娘」

・「金送れ、実の息子でも 振り込めない」

・「ありのまま メイクしなけりゃ 妖怪ウォッチ」

 

92歳 まだまだ、お迎えは だめよォ だめ だめ

の母です。

 

 


「悪魔の飽食」731部隊の真偽

2015-02-22 22:04:32 | 虚無僧日記

 作家森村誠一は、叔父か軍医で 石井四郎と同期だったことから

731部隊に関心をもって、調べつくし『悪魔の飽食』を書いたという。

石井四郎は千葉県山武郡芝山町の出身。芝山町といえば、山室城の

あるところ。県立千葉中学から金沢の四高を経て、京都帝国大学医学部

首席で卒業。細菌学衛生学病理学の博士号を取得した。

(私の叔父も山室重遠も金沢四校から東北帝大に進み軍医となった)

石井四郎は 京大医学部を首席で卒業しながらも、軍医は中将までしか

昇進出来ないことに強い不満を持ち、革新的な研究成果を欲していた。

そこで、満州国で、中国人、モンゴル人、朝鮮人の男女を実験台にして

細菌の研究を行った。そんなデータは、平常時では得られない貴重な

もの。戦後アメリカは、そのデータと交換に、石井等の訴追を免除した

という。

それを初めて一般に知らしめたのが森村誠一の『悪魔の飽食』。

事実ならば、ナチスのホロコースト、イスラム国の人質殺害同様

残虐な事件。

しかし掲載された写真は別のものという疑惑が生じ、南京大虐殺と

同様、731部隊の生体実験は無かった。事実無根という者も出てきた。

何が真実かはわからん。 


大林素子さんは福島ファン

2015-02-22 21:31:27 | 虚無僧日記

元、バレーボールのオリンピック選手で、今はスポーツキャスターの

「大林素子」さんが、中日新聞夕刊のコラム「紙つぶて」にレギュラー

寄稿している。 2/19の記事。なんと「福島県のしゃくなげ大使」を

務めているとのこと。

彼女は東京小平市の出身だが、八王子実践高等学校に進学。

第15回1984年春の高校バレー3位、翌年準優勝。その年

全日本代表初選出。ワールドカップで国際大会デビューを果たした。

高校が八王子だったことで、新撰組の土方歳三のファンとなり、

会津藩主松平容保や白虎隊の足跡を探し、年に数回は会津を

訪れる「歴女」とのこと。それで「福島県のしゃくなげ大使」に

任命された由。知りませんでした。


「新しい時代の流れを知りつつも、己れの正義、忠誠心、彼ら

にとっての誠を貫くために命を使いきった男、最後の武士」と

賞賛。「そんな思いが、自分も頑張る力となり、バレー武士道として

すべてをかけて五輪の臨んだ」と。

いやすばらしい。 子供の頃は、あまりにも背が高く、体が大きい

ために、随分いじめられたとか。そんな悔しさも、不屈の根性を

鍛えたのかも。


 

 

 

 

新選組白虎隊などの日本史が好きで、年に数回会津若松市に訪れている。本人曰く地元よりも来ているという。また出身は東京都であるが、福島県のしゃくなげ大使を勤めてい


ミュージカルを観て

2015-02-22 04:14:43 | 虚無僧日記

Rさんからチケットをいただいて、ミュージカル「The Light

in the Piazza」を観てきました。名古屋市文化振興事業団の

企画公演。原作はエリザベス・スペンサー。2005年に 米

リンカーンセンターで初演されて各部門の賞を総ナメ。

ストーリーは、イタリアのフイレツェに母と旅行にきた娘

クララが、イタリア人の青年ファブリッツィオと恋に落ちる。

そして結婚話にまで進展するのだが、式の前日、彼女には

脳に障害があり、幼いまま成長が止まっていて、一見

純真爛漫で可愛くみえていたが、実は26歳、青年より

6歳も年上。名前を書くにも幼稚な字、パニック症候もあると

判る。青年の父親もクララの父も結婚に反対するが、

母親の懸命な説得で、晴れて結婚式で the End。

 

「障害者にも理解を」というテーマのようだが、難しい問題だ。

まさに「結婚はハッピーエンド(幸せはそこまでで終わり)」。

旅先で知り合って、人目惚れして恋に落ち、結婚。もっとも

離婚率が高いパターン。

ストーリの中でも、フィレンツェは母にとっては 新婚旅行の

思い出の地だったが、すでに夫との愛は冷えきっている。

ファブリッツィオの兄夫婦もそろそろ愛に亀裂がはいっている

ことが示される。

 

まして、心が幼いままの26歳、家事をこなす能力もない上に

パニック症候では、結婚してから先が思いやられる。

そこから先のドロドロとした愛憎をどう乗り越えていくかが

重大なテーマだと思うのだが、めでたく結婚で幕が下り、

万雷の拍手。涙を流す若い女性も。

チケット4,500円。1,500席で5回公演。7千人以上の

集客。

私とは異次元の世界。いろいろ考えさせられた日でした。

 


「森村誠一」の「生命保険無要論」

2015-02-21 21:07:06 | 虚無僧日記

中日新聞夕刊の「この道」欄で、「森村誠一」が 半生を語っている。

「森村誠一」といえば、『人間の証明』、『野生の証明』、『悪魔の飽食』

などの作品で一躍脚光を浴びた作家。

その「森村誠一」も、ホテルオークラを10年で辞めて、作家の道を志した

当時は、原稿をいくつもの出版社に持ち込んでも、どこも門前払いだった

とか。大手はどこも歯牙にも掛けてくれなかったのが、ある出版社の

編集長(青樹社の那須さん)の眼鏡に適い、出版までこぎつけたものの

全く売れない。半値で叩き売りしたところ、「角川春樹」の目に止まった

ことで運命が急転する。人との出会いが人生を決定づけてくれる。

努力とあきらめない心を教えてくれている。

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森村誠一氏が人気絶頂だった頃、ある日刊紙に「生命保険無用論」を

書かれた。その内容は「男なら生命保険なんかに頼るな。3億、5億くらい

稼げ。そうすれば生命保険なんか要らないだろう」というものだった。

当時、千代田生命の広報部に居た私としては、「資産が3~5億あっても、

遺産相続を円滑に行うには、3億円の保険に入る必要がある」と反論した。

だが、「30億以上もの遺産があれば、もう 3億程度の保険では

焼け石に水でしかない」とも思ったものだった。

その私は、3億円くらいは稼いだが、今は貯金ゼロ。保険も解約してしまった。

医療費も葬式代も無い。つくづく生命保険と年金の必要性を感じる。

さて、森村誠一氏は印税で どれだけ貯めたのだろう?