現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

闇社会「893」と公安

2011-08-31 21:24:22 | 虚無僧日記
You-tubeで「元公安調査庁の菅沼氏が 特派員協会で
『日本を知るには裏社会を知る必要がある』
と題して、
講演したものがアップされていた。2006年のもの。

「公安とヤクザはお供だち」は嘘ではないようだ。自ら
「山口組の高山さんとは大変 懇意にしています」と語っている。

(「高山さん」とは、現在山口組をとりしきる司組のナンバー2
「高山清司」。名古屋市中村区。私の家のすぐ近くにお住まいだ。
トップは「司忍」で、2006年当時 刑務所に服役中。先日出所した)

「日本からヤクザが なくならないのは、国民に“あこがれ”がある。
任侠映画(高倉健、岩下志摩、夏目雅子が演じたヤクザ映画)、
ふうてんの寅さんもヤクザです。しかし、1992年『暴力団
対策法』ができ、警察はヤクザとの(個人的な)付き合いが
できなくなったので、今はヤクザが何をしているか、企んで
いるか、全く判らなくなってしまった。

賭博や覚せい剤、競馬、競輪、パチンコなどの収入源が
封じ込められ、政治団体として、また、一般の企業、
IT産業、ベンチャー企業に融資したりして、深く潜航している。
六本木ヒルズ、また名古屋では、トヨタなどの大企業も、
ヤクザの協力なしではなりたたない。それは事実です」。

(オイオイそこまで云うか。小倉智昭も事実を正直に言った
だけだが、それでクビになろうとしているのだ)。


紳助 ○暴とのトラブルの真相

2011-08-31 21:24:14 | 社会問題
紳助さん出演局に街宣車 山口組系組長がトラブル解決(朝日新聞) - goo ニュース


「島田紳助芸能界引退」の引き金となった事件。「○暴との
トラブル」について、2チャンネルでみつけた。

紳助が、10数年前、関西のテレビ番組「人間まんだら」で
司会を務めていた時のこと。タクシーで局へ向かう途中、
車が渋滞していた。原因は、軍歌を流しながらトロトロと
走っている右翼の街宣車。

紳助が この街宣車に向かって「さっさと行かんかい!」と
怒鳴った。すると中からヤーさんが「菊のご紋が見えないか?」と。
これに対して紳助は「アホか!菊の御門ならワシのケツにも
付いとるわい!」と反論、相手が唖然とする間に タクシーを
出させた。

また それを「人間まんだら」の中で、面白おかしく
しゃべったのが、稲川会系の右翼団体「大行社」の目に
止まり、街宣車が連日、テレビ局に押しかけることとなった。

連日ガーガー、ピーピーやられたものだから たまらない。
小心者の紳助は、その解決に「毒をもって毒」を制すで、
渡辺次郎にとりなしを頼んだ。渡辺次郎は、プロボクシングの
王者だが、「山口組系極心連合会相談役」。そして紳助は、
ずるずると、山口組系の極心連合会・橋本弘文会長との
つながりまで、深入りしていったという。

フムフム、わからんでもない。千代田生命も、本社の廻りを
街宣車が取り囲み、連日、威力業務妨害されたことがあった。
彼らは「義」のためではなく、「金」のためでしか動かない
から、どうも、マズゴミ連中が 炊きつけたようだ。
あの時も警察などまったく頼りにならない。警察も○暴も
つるんでいるのだから。その解決は、大物政治家に頼むしか
ない。それが今の日本の現実だ。

おっと、それを小倉智昭がつぶやいたことで、フジテレビの
『とくダネ』も番組停止に追い込まれるとか。テレビを
見ないあっしには かかわりのないことで ござんした。

ぴーかんテレビ 不適切テロップ検証番組

2011-08-31 19:55:22 | 社会問題
東海テレビの番組「ぴーかんテレビ」で、岩手県産米の
プレゼント紹介の際「怪しいお米セシウムさん」などと
不謹慎にテロップが23秒も流れた件。その「検証番組」
なるものを制作して流し、またまた恥の上塗りだ。

制作した男声は「半分ちょっとふざけて」と語るだけで、
反省の色も謝罪の言葉もない。こうした「ブラックジョーク」は
常態化していて、何が悪いのか」という開き直りとも
受け取れる。番組も「検証」であって、経過を説明した
だけで、反省も今後の対処も語られていない。一体なんの
ために、誰に見せる番組だったのか。肝心の岩手県では
放映していない。見せんでよかった。

それより「不適切テロップ検証番組」で、ニュース検索
してみたが、1件も出てこない。完全黙殺だ。この方が
おそろしい。

いろいろ検索していて、フジテレビの報道で、たいへんな
ものを見つけた。

大震災の翌日「菅総理の記者会見」を生中継した際、男女の記者が、とんでもない「つぶやき」をしているのだ。


菅総理が登場してくる時

 男「ふざけんなよ。また原発の話なんだろ。どーせー。」
 女「だから、こっから上げられる情報はないっつーのに。」

菅総理が被害状況を説明している時

 女「はははっ、あー 笑えてきた。」

なんということだ。この件についての「検証」はなされて
いないようだ。ま、最前列にいた記者がフジテレビとは
限らないからか。しかし、フジテレビで流した中継のみに
声がはいっているのは不可解。

これでいい“ノダ”ぁ~

2011-08-31 13:13:16 | 政治家
演説上手な野田氏、安全な選択と見なされ (フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース


「駅前留学はNOVA、駅前演説はノダ」と自ら
ジョークを飛ばす「野田新総理」。24年間、ほぼ
毎朝 街頭演説で鍛えてきた「喉」と「喩え」を
まじえてのトーク術。

“トンビが油げ”さらったような、想定外の決着
だったが、“これでいいノダ”の声も出てきている
ようだ。

前原や海江田では、有権者や党内でも、好き嫌いが
はっきりしている。どの道、総理になっても、足を
引っ張られる材料は多い。その点、野田氏は、地味で
地道な政治スタイルをもち、イデオロギー的な偏りが
ない。

「今こそ政治が安定するチャンスだ。これほどの
チャンスはずっとしばらくなかった」との声も。


それにしても、参議院では、野田氏は110票、
自民党の谷垣禎一氏が107票。わずか3票差。

参議院定数は242、衆議院は480。その最大
多数の党派の過半数を得れば、日本の国家元首に
なれる。

つまり、国会議員の「4分の1」の支持で総理大臣に
なれる。4分の1が4分の3を支配する。「脱原発」も
「原発依存」も200人の意思で決るということには、
何か危うさを感じる。民主主義、多数決の原理の盲点かも。


どじょう VS 金魚 (野田・海江田 早慶対決)

2011-08-30 09:40:05 | 虚無僧日記
野田首相、誕生へ 新代表どんな人? 泥臭い庶民派「どじょう宰相」(産経新聞) - goo ニュース


早稲田卒の「野田」氏と、慶応卒の「海江田」。
新首相選びも「早慶戦」。

忘れてた。「海江田万里」は 慶応の同期生だった。
「万里」と書くので、最初「まり=女性」だと思っていた。
同期生が、片や「首相候補」。私は「一介の乞食僧」。


「どじょうが金魚のまねをしてもしようがねえじゃん」と、
「どじょう宰相」を標榜する野田氏。海江田は「金魚」か。

私も「自分は金魚」だと自他ともに認めるが、それだけに
「どじょう」の「野田」氏に共鳴する。

「駅前留学はNOVA、駅前演説はノダ」とジョークが出る
ように、政治家を志して、毎朝、地元の駅前で「朝立ち」
(街頭演説)をしたそうな。最初は「千葉県議会選挙」。
「お金も地盤も無く、一人でハンドマイクを担いで街頭に
立った。誰も見向きもしてくれなかった。唾を吐きかけ
られたことも」という。

フムフム。私も、唾をかけられたことがある。10年「昼立ち・
夜立ち」(虚無僧)しているのだが、とても「毎日」とは
いかない。

野田氏は、財務大臣になるまで24年、ほぼ毎朝というから
畏れ入った。私や海江田氏より10歳若いが、苦労人の風貌が
ある。

見習いたいが、「金魚」は 所詮 「どじょう」には なれんか。


「朝顔は闇の底に咲く」

2011-08-30 09:20:12 | 政治家
民主代表選に立候補した「野田佳彦(財務相)。
反小沢派が結束しての作戦勝ちで逆転、新総理に
選ばれたが、投票前の「演説」が、概ね好評だった
ようだ。

その中で「朝顔が早朝に花を咲かせるには、何が
必要か。朝の光ではなく、夜の闇と夜の冷たさだと
知って、人生が変わった」と、語っていた。

どこかで聞いた話と思ったら、五木寛之の新刊本
『朝顔は闇の底に咲く』だ。『今を生きることば』
全3巻の内の一冊。東京書籍から8月に出版された
ばかり。

野田氏は「ある勉強会で聞いた話」と言っていた。

花が咲くために、「闇と冷たさが必要」なのは
朝顔だけではない。彼岸花(曼珠沙華)もそうだろうし、
あの「チューリップ」もそうらしい。チューリップの
球根は一定温度の室の中に置いておくと、1年経っても
芽がでない。逆に、冷蔵庫の中に入れておいてから、
取り出して植えれば、秋でも芽を出すとか。

「人生、いつも光の中を歩いて行けるわけではない。
闇があるからこそ、光を感じられる。闇の中にあって、
真の強さと優しさを磨いていこう。大輪の花を咲かせる
ために」

私も「明暗」をテーマに 同じような講演を行っているの
だが「闇の底に咲く」とは、さすが 五木寛之先生。
言葉の選びが違う。脱帽。


夫婦同時死亡の保険金のゆくへ

2011-08-30 09:12:03 | 虚無僧日記
子供がない夫婦が 事故などで同時に死亡した時。
夫の生命保険金の「受取人」が「妻」であったすると、
その「保険金」は、受取人死亡により、妻の「法定相続人」、
(妻の両親、親が居なければ「妻の兄弟姉妹」)に行って
しまう。夫の親が葬儀費用一切を負担するとしても、
妻側の親に渡った「死亡保険金」からは、支払えない。
それをもらえば、今度は「贈与税」がかかる。

実情としては、最愛の息子を失った両親こそ、保険金が
必要なのだが、法律は、そんな「情」にはお構いなしだ。

「保険会社はおかしい」と よく責められるが、これは
法律の定めなのだ。最高裁で、そのような判決が出されている。

妻が生命保険にはいっていて、その保険金の「受取人」が
「夫」になっていたら、妻の死亡保険金は、夫の両親に行く。

だから、結婚前にはいっていた「生命保険」の受取人を
「親」から「妻」に変更するという人が多いが、これは
やめた方がいい。受取人を「親」と「妻」と分けて、
別々に入っておくべきなのだ。

こんな(常識的な)ことでも、一般の方にはなかなか浸透
していない。
今回の大震災で、夫婦、家族全員が亡くなられた方も多い。
その生命保険金は、誰が受け取るのか。こういったことは、
関心があっても、なかなか報道されない。この機会に
じっくり検証するのが良い。


捨ててこそ

2011-08-29 10:58:42 | 虚無僧日記
「断捨離」「ダンシャリ」と、心に叫びながら半年。
だいぶ捨てた。本も200冊ほど古本屋に売った。
3万円ほどになった。これで福島への旅ができた。

演奏会の写真、プログラム、ビデオテープ、カセット
テープ、譜面、だいぶ捨てた。

部屋もだいぶすっきりした。毎日、気分がいい。
仕事もはかどる。

以前は「散らかし放題の部屋を見られたくないから」と、
ドアの鍵は 掛けていた。今はもう「盗られるものもない」
からと、ドアも鍵も開けっ放し。

昨日、夜8時過ぎ、ドアを開けていたら「こんばんわ」と
男性の声。「こんな時間に誰?!」と びっくり。

新聞の勧誘だった。もう新聞をとるのも 止めたのに、
こんな時間に廻ってこられると、断れない自分。
また とる羽目になった。こうした性格は、まだ捨て
きれてない。

子供の頃は、クーラーも無いから、どこの家も戸は
開け放たれていた。今虚無僧で廻っていて、よほど
山奥に行かないと、そういう家はない。戸が開いて
いると、“平和”な昔 懐かしく ホッとする。

義足でも

2011-08-29 09:45:27 | 虚無僧日記
世界陸上選手権で、両脚が義足のランナー「オスカー・
ピストリウス選手」
(南アフリカ)が、男子400m
予選に出場、3着になり、準決勝に進出。その快挙に
声援と波紋を呼んでいるそうな。

弾力性のあるカーボン繊維製の義足の効果が問題視
されているのだ。「そんなに良いものなら、健常者も
靴の底につけたら」と思っても、それは禁止されている。

本人は、「健常者と同じレースで走ることが夢だった」と、
相当の努力と訓練をつんできた成果を熱く語っている。


名古市内のとある中学校の運動会を見にいった時のこと、
各クラス対抗リレーがあり、全員参加のレース。
B組には、片足の無いS君が居た。松葉杖をついて
出番を待つ彼の姿を見た時、誰もが「B組はドペだな」
と思った。

ところが、ところがである。両腕に松葉杖を抱えて走る
そのスピードに 皆仰天した。松葉杖を大きく前に出し、
片足で蹴って、跳ぶが如く走る。なるほど、松葉杖を突き
出す幅は、健常者の歩幅の倍以上もあったのだ。

観衆は驚喜して彼の走りに声援を送った。そのクラスの
チームメイトも、力を振り絞って、猛然と走った。結果、
予想をひっくり返してB組が優勝したのだ。

あの興奮は、今でも伝説となっている。そういえば、
朝、時折彼の姿を見かけていた。1㌔以上も離れた
自宅から中学まで、友達は自転車で通学しているのに、
彼はその横にピッタリ着いて、松葉杖で走っていた。

時には、松葉杖は友達の自転車に預けて、片足で
ケンケン走っていた。そんな努力を積み重ねての
結果だったのだ。

つい最近も、彼をみかけた。義足だろうか、障害者で
あることを気づかせない、明るい笑顔の好青年に成長
していた。

墓穴を掘る

2011-08-28 23:17:05 | 虚無僧日記
新婚妻が掘った落とし穴、夫と一緒に落ちて死亡(読売新聞) - goo ニュース

正に「墓穴を掘った」事件。

夫を驚かそうと、深さ2.4mもの穴を掘った。
身の丈より深い。どうやって そんなに掘れたのか。
スコップや はしご、シートなどの道具を事前に
用意していたとしたら、計画的だ。

そして、深夜の10時45分頃、夫を真っ暗な
浜辺に連れだした。(よく出ていったな)と思う。


そして夫婦二人して転落。(なんでぇ~!)だ。
本人たちも一瞬そう思ったことだろうが、後の
まつり。

2人は今春、結婚したばかり。夫は9月1日に
誕生日を迎える。そのお祝いのイベントとして、
友達と海に来ていたようだ。そして“悪ふざけ”が
度を越していた。

こういう“悪態”は TVのバラエティ番組の影響か? 
私は、人を貶(おとし)める「いたずら」は嫌いだ。

穴堀りを手伝った友人は「過失致死」に問われるか。
これからの人生、後味の悪いことだろう。
正に「魔がさしたような事件」だ。心すべし。