安倍元総理銃撃犯、山上徹也容疑者の母親が「朝起き会」にも通っていたと
週刊新潮に書かれ、朝起き会までが世の非難を浴びている。
実戦倫理宏正会(朝起き会)は、会長が初代「上広哲彦」、
二代「栄治」から三代目「哲治」に代わり、今中身が大幅に変えられた。
実践倫理宏正会は、そもそも初代「上広哲彦氏」が、広島で原爆に遭いながらも
その身の境涯を嘆かず、アメリカを恨まず、憎まず、すべてを “現実大肯定” で
受け入れ、敗戦で荒廃した日本人の魂を呼びさますべく、倫理、道徳の再興を
目指して立ち上げた会。
実戦倫理の会の目的は、一言で云えば「人と人とのコミュニケーションを
円滑にするためのノウハウを学び、実践すること」である。
とかく夫婦、親子、兄弟、嫁姑でもお互いに確執ができ、円満に過ごすことは
難しい。その解決法として「“なんで?”でなく、“そうか”で受け入れる実践」が
推奨される。子供に対しては「過干渉、過保護、逆に無関心」を戒め、
「見守り、寄り添い、成長を待つ」実践が説かれる。
それが「山上徹也の母親は育児放棄していた」と書かれている。
毎朝、5時に集まり、『朝の誓い』を唱和し、個々人が昨日の反省と
今日の誓いを演談と称して発言する。「朝の誓い」は次の5カ条
- 今日一日 三つの恩を忘れず 喜んで進んではたらきます
- 今日一日 人の悪をいわず 己の善を語りません
- 今日一日 気付いたことは 身がるに直ぐ行います
- 今日一日 腹を立てず 不足の思いをいたしません
- 今日一日 三つの無駄を排し 新しく大地に生き貫きます
初代上広哲治氏が石川県の小松天満宮で「朝起き会」を始めたことから
北陸3県で特に浸透している。
福井県の鯖江市に行った時、鯖江市役所の門前に「親が変われば
子も変わる」という標語が掲げられていた。これなども朝起き会の学び
「子供の善導は親の倫理実践から」に通じる。
富山県出身の「朝の山」関も子供の頃から朝起会に出席していて、
好青年の評判が高かったとか。「朝起き会」の「朝」が四股名となった。
文部科学省認可の「一般社団法人」で、元朝式や春秋の大会には
共産党、社民党を除いた与野党の国会議員、県知事、市町村長、
地方議員が多く出席している。
その学びは 決して悪くはないのだが、世間一般からは、
「古い価値観、道徳の押しつけではないか」と誤解されたり、
「新興宗教並の勧誘をしている」と、誹謗中傷の声も多い。
そこで、そうした“毒の種”をふり撒いてきた過去を反省し、
そこで、三代目会長は、過去の悪いイメージを払拭するための
大改革を行ってきた。
「世間の目から見て違和感のないように」と、大幅に改善した。