名古屋でも「染井吉野」が 咲きました。さて土日まで
もつでしょうか。桜が咲くたびに、この話を思いだします。
もう何十年も前に聞いた話です。
○○新聞社の入社試験。「一枚の桜の写真を見せ、記事を
書け」という出題。
受験者は「桜」に関する、持てる知識をひねりだして、
あれこれ作文に四苦八苦。その中、試験開始から
わずか1分で出ていった輩がいた。みな「試験放棄か」と
思った。
ところが、合格したのは、一番に出て行った彼だった。
彼の「答案」は「桜は八分咲き、明日は見ごろ」の
たった一行だった。
その人の名は「草柳大蔵」。
(だったと思うのですが、記憶は確かではありません)
戦後を代表するジャーナリスト「草柳大蔵」氏の名言に
「優れたライターほど、データを捨てる技術に長けている」
というのがありました。
昭和60年(1985)NHK開局60周年を記念して行われた
「全国ビデオコンテスト」で、応募作品 1,160本の中から、
私の作品『あつ~い一日』が「ドキュメンタリー大賞」に
選ばれました。その時の審査員の一人が「草柳大蔵」氏。
氏からのアドバイスは「(ビデオ)編集とは、捨てることです」と。
私の作品は、規定の10分ぎりぎりでしたが、NHKで
公開された時は、わずか4分にカットされていました。
でも、その方が、緊張感と迫力が増して、感動も倍。
驚きでしたね。
もつでしょうか。桜が咲くたびに、この話を思いだします。
もう何十年も前に聞いた話です。
○○新聞社の入社試験。「一枚の桜の写真を見せ、記事を
書け」という出題。
受験者は「桜」に関する、持てる知識をひねりだして、
あれこれ作文に四苦八苦。その中、試験開始から
わずか1分で出ていった輩がいた。みな「試験放棄か」と
思った。
ところが、合格したのは、一番に出て行った彼だった。
彼の「答案」は「桜は八分咲き、明日は見ごろ」の
たった一行だった。
その人の名は「草柳大蔵」。
(だったと思うのですが、記憶は確かではありません)
戦後を代表するジャーナリスト「草柳大蔵」氏の名言に
「優れたライターほど、データを捨てる技術に長けている」
というのがありました。
昭和60年(1985)NHK開局60周年を記念して行われた
「全国ビデオコンテスト」で、応募作品 1,160本の中から、
私の作品『あつ~い一日』が「ドキュメンタリー大賞」に
選ばれました。その時の審査員の一人が「草柳大蔵」氏。
氏からのアドバイスは「(ビデオ)編集とは、捨てることです」と。
私の作品は、規定の10分ぎりぎりでしたが、NHKで
公開された時は、わずか4分にカットされていました。
でも、その方が、緊張感と迫力が増して、感動も倍。
驚きでしたね。