1月28日 NHK Eテレ「古典芸能への招待」
現代の箏曲、尺八界のトップによる“芸の神髄”とのこと。
夜9時~11時 2時間 しっかり見ました。
昨年の8月に国立劇場大ホールで行われたものの再放送。
そんな演奏会があったなんて全く知りませんでした。
ネットで検索しても、誰も話題にしていません。
全く、一般とは、いや邦楽愛好家からも無視された世界です。
「箏の名手が流派を越え夢の競演!」ということで、各流、各会派の
トップの合同演奏。山田流と生田流、宮城会と正派、琴古と都山、
それぞれ歌の節も手付も奏法も全く違う。それが合奏する。
どうやって楽譜を統一したのだろう。またそれを全員暗譜というから
恐れ入る。見ていて とにかく苦痛。気分が悪くなった。
邦楽は、各流派ごとに、味わいが違うのを観賞するものであって、
全員で同じ節を演奏することに 何の意味があるのだろう。
これを一体何人の人が見ているのだろう。見た人は、結局
「邦楽はつまらない」いう感想しかもたないだろう。
この番組を見て感動した人のコメントはあるのかな?
演 目:五段砧、交響譚詩、熊野、根曳の松、長刀八島
出演者:米川文子、野坂操壽、山勢松韻、富山清琴、野坂操壽,
萩岡松韻,山登松和,米川文清,平野裕子,中能島弘子,
藤井千代賀,伊藤松超,山勢麻衣子,牧瀬裕理子,中島一子,
藤井泰和,福田栄香,藤本昭子,川瀨露秋
尺八:青木彰時,川瀨順輔,藤原道山