4/30 〇〇病院のサロンを借りての「京寿会」の集いに招かれました。
「敬老会とか老人会なんて言いたくない」との気持ちで、「京〇町の老人会」
だから「京寿会」と名づけたとのこと。 みなさん元気 はつらつの方ばかり。
高齢者はどんどん増えているのに、「老人会」は減っているという中で、
「京寿会」は、2箇月に一度こうした催しを開き、役員が戸別訪問して
お誘いすることで、これだけ大勢の参加を得ているとのこと。
老人会に はいっていない方や、他の町の老人会の会長など、見学に
来られた方も20人いるというから、その努力は見上げたもの。
病院の中での開催は、この病院が「地域のみなさんに開放し、交流の場に
してもらいたい」との趣旨で、無料でサロンを提供してくれるからとのこと。
この病院は、以前は「名古屋市立病院」だったが、赤字で閉鎖する憂き目
だったのを、住民運動で「偕行会」が買い取り、全館建て直して、新たに
オープンしたもの。健康な人にも この病院に足を運んでもらい、病気になれば、
この病院に来てもらえるようにという狙い。民営となると、患者の獲得のために、
あれこれ 努力をしているのだ。
今日の催しも、私の尺八の後、病院長の愉快なお話し。「笑い内科」。
診察では、患者さんに必ず笑顔になって帰っていただくように、その話術を
披露していただいた。
そしてその後、病院職員により「大吉利」。テレビの「笑点」を真似て「城点」。
笑いの中で病院をPR。なかなか面白かった。
こうして日頃から、親しみやすく、行きやすい環境づくりをしているのだ。
そうした努力に感心する。
こうした雰囲気だと、私の尺八と トークもパワー全開。全員での合唱のほか、
来場者の中から、詩吟や民謡も飛び出し、大いに喜んでもえた。
一方的に自分の演奏を“聞かせる”のではなく、来場者の声を聞き取り、
一体となることが大事。それは、これまでの場数。
今日一日で、私も90人の方に知ってもらえた。病院の院長、職員、町内会の
会長ほか役員とも顔見知りになれた。私も営業、営業。 努力を惜しまず。