Aleph の H.P.から

オウム真理教が「アーレフ」そして「Aleph」と
再度名を変えて、相変わらず信者を獲得している
ことに驚く。そのH.P.を開いてみた。

ヨーガによって、超能力が開発されるという。


〇肉体が強化される。健康になり、気力・体力が充実し、
　エネルギッシュになる。睡眠時間が減少し、疲労しても
　短時間で回復するようになる。

〇性欲をコントロールできるようになるとともに、多くの
　異性から愛情を持たれるようになる。また、情緒が発達し、
　詩的センスが向上して、詩や曲を作る能力が高まる。

〇思索力・判断力・記憶力・推理力が高まり、学問・才能の
　面で非常に優れるようになる。

〇誉れ・名誉が手に入る。さらに高貴さが身に付くように
　なる。

〇地位や権力を手中にできる。高位高官に昇るようになる。

〇この世の現世的な願望をすべてかなえることができるよう
　になる。

〇修行の最終目標である「解脱」に至る。よって、もはや
　現実的な才能云々をすべて超えてしまっている。

ススス素晴らしい!!!。これでは私でも飛びつきたくなる。
待てよ?　出世とか名誉、現世の利益への欲を捨てるのが
仏教の悟りではなかったか?。オウム幹部で、実社会で成功
している人って居たか????。

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「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

『禅と念仏』

『禅と念仏』という雑誌の編集者から電話が入った。
虚無僧研究会の機関誌『一音成仏』(35号)の私の
寄稿を読んで、取材したいとのこと。「前号では、
虚無僧研究会の小菅大徹師を取材掲載した」という。

『禅と念仏』？聞かない本だ。後日送られてきた。
中身はいろんなお寺や住職が紹介されていて、なかなか
内容もあり、面白いが、書店では売られていない本だ。
一体誰が継続購読するのだろう？。結局、取材された
お寺や人物が買うのだろう。

過去にもこんなことがあった。ホイホイ喜んで取材に
応ずると、「ついては」と、18万円も請求された。
痛い目に遭っているのだが、さて今度はいくらだろう。
不安半分、興味津々。何事も断らない、いや断れない
性格。しかし、なにぶんその日暮らしだから、その時
の所持金の範囲でだ。１冊840円。


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川田アナの自殺

川田アナの心の友「悩みは１つではない」(スポーツニッポン) - goo ニュース

今朝の新聞には「自殺10年連続３万人超」と。
10年前の1998年。その前年より8,000人も増え、
以来３万人台。何でも手に入る、満たされた世
となって、満たされないのは心か。

川田アナは、「フリーになって仕事がない」と
悩んでいたとか。仕事がなくて困っているのは
私も同じだ。まだ若いし、いくらでも未来はあり
そうだが。ブログにも悩みが綴られていた。

ＺＡＲＤの坂井泉水さんは、衝撃だった。事故死
との見方もあるが、秋から全国ツアーの矢先、癌
が転移し、皆に迷惑かけると悩んだのか、と推察
される。

二人に共通する悩みは「健康不安」。

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自殺率

人口10万人あたりの自殺者数は、
フランス(18.0)、ドイツ(13.0)、カナダ(11.6)
アメリカ(11.0)に対して、日本は24.0と倍。
ダントツ多い。
キリスト教では「自殺は神の意思に逆らうもの」
と厳しく戒められているのに対し、日本は古来、
失敗や犯罪を犯した者の、名誉回復のための
一つの選択肢として、自殺を美化する風習が
あった。

私も、体が弱って身動きできなくなったら、延命
治療など受けずに、自分で幕引きをしたい。父も
同じ思いだったようだ。喉を切られ、声も出せぬ
状態でベッドにしばりつけられ半年。まだ手が
動く時、指で空間にしきりに「し」の字を書いて、
私に訴えかけていた。その時は「まさか?」であっ
たが、今思うと「死なせてくれ」のサインだった
のだ。

母も「死んでも医者には行かない」と頑張って
いる。健康だから言えるのか?。

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自殺件数

5/28中日新聞朝刊に「自殺10年連続３万人超」の
記事。1997年まで、自殺者は２5,000人以下だった
のに、1998年イッキに8,000人増え、以来３万人台
が10年続いている、とのこと。

県別では東京約3,000人、大阪約2,000人、愛知1,500人。
愛知でも、一日４、５人が自殺していることになる。が
もうニュースにもならない。
しょっちゅう電車も止まる。「また飛び込みか」と乗客
は慣れたもので、おとなしく電車が動くまで待っている
のだ。時間に間に合わずに困る人もいるだろうに、誰
一人騒ぎたてない。こんな場面に今年３回遭遇したが、
新聞には小さな扱いだった。

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遺体処理

「特殊清掃」。ゴミだけではない。自殺、事故死の遺体
処理を引き受けている人のブログ。ランキングも上位の
方にあり、結構読まれている。
今朝5/28の中日新聞朝刊にも、「納棺師取り巻く笑いと
悲しみ『おくりびと』さそうあきら」と題するコラムがあった。
秋には映画になるらしい。

我々が、葬式で拝む死者の顔は、きれいに修復され、
化粧を施された顔なのだ。そこに至るまでの、裏方の
壮絶絶後の苦労があることに驚かされる。それはもう
人間の尊厳なんてない。汚物と異臭との戦いなのだ。

川田アナも車の中で、練炭による自殺だった。「遺体
処理」のブログでは「“練炭で死ねばきれいに死ねる”
なんてデマが広がってるが、とんでもない。たいてい
死後何日か経って発見されるから、腐乱して大変」
とある。
川田アナはそれを読んでいたか、発見されやすい場所
での車中自殺だった。

事故死の遺体はもっと大変。顔も原型をとどめていな
い場合、生前の写真を見て造作するのだそうだ。私の
従兄弟も60歳で亡くなり、棺の中の顔は、別人のよう
だった。あれは蝋人形だったのかと知る。
いっそ、ツタンカーメンのように仮面をかぶせるのも
一考では？。

私の場合は天蓋を被せて・・・・。　棺桶に入らんか。

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犬にも負けるワン

私が立っているすぐ側に、仔犬を連れた“お宅系”
の男性が来て座った。ヨークシャーテリア、生後
３ヶ月くらいか。女の子たちが「キャー可愛いぃ」
と足を止める。子犬は尻尾を振って愛想を振りまく。
ますます人だかりがする。傍らで尺八を吹いている
虚無僧には目もくれない。仔犬にはとてもかなワン。
私も犬を連れて、前にお椀でも置いとこうかワン。

名鉄駅前には、「盲導犬に助成を」と訴える中部
盲導犬協会のメンバーがいつも座っている。ゴール
デンレトリバーが“寝とればぁ”、通行人が次々に
お金を入れていく。私の“布施”は犬の“伏せ”にも
負ける。ザンネンだワン。

その中部盲導犬協会、8,000万円もの金が40冊もの
通帳に分散されて、理事長の机の中に隠されていた
とか。赤い羽根、足長育英会、世界ボランティア〇〇、
どこもかしこもだ。

人の情けを逆手にとって私腹を肥やす、いいなぁ？？。
いかんいかん。これでは虚無僧はますますやりずらい。

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まあねぇちゃん

まあねぇちゃん　ことマネージャーの鈴花はん。
虚無僧にマネージャー？？。はい、そうです。
なにせ、時間と銭の観念の無い虚無僧ですから
『管財人』が居るんです。
虚無僧はケータイを持ってませんので、私に用の
ある方は鈴花はんのケータイに掛けてきます。
私の居場所はいつも把握してますので、連絡は
とれるようになっとります。

お金に執着しない虚無僧ですので、いろいろ
セールスが来ると、お金があれば、何でも直ぐ
買ってしまいます。ですから、お札は持たされ
ません。手元には小銭だけです。

もう知り合って13年。最初の頃は偶に喧嘩もしまし
たが、ここ１年、喧嘩しなくなりました。なんでも
“はい”。お互い素直が一番。夫婦だとつい甘えが
出、あれもこれもと期待し、不満が募ります。他人
だと遠慮もあって、お互いを尊敬し、認めあい、
期待に応えようとしますので、すべてがスムーズ
に流れていきます。「夫婦愛和」の秘訣は、お互い
他人として認めあうこと。カンタンなことだと、最近
漸く悟りました。

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ヤクルトのお姉さん

「やぁ来ると思った、ヤクルトお姉さん」

３年前、ヤクルトさんが訪問して来た時は、
所持金300円。訪問セールスを断れない性格。
その日暮らしの虚無僧生活であることを話し
て、300円で買えるものを買った。

するとその後も定期的に訪問してくる。
その時の“有り金”で買えるだけを買うように
なった。すると今度は化粧品を勧めてきた。
「男一人所帯では化粧品は売れない」と一般に
は思うだろうが、臆せず進めてくる。感心した。
髪がどんどん薄くなる。虫歯になったら大変。
尺八吹くのに歯は命。講演もするので、顔の
シミも気になる。
というわけで、なんだかんだ勧められるままに
化粧品もいろいろ買うようになった。おかげで
60歳にしては、髪は黒々、顔の肌もつやつや、
腸も健康。

毎週月曜日、手持ちのお金は、ヤクルトさん
が持って行く。月曜日また０からスタート。
捨てきると、また入ってくるから不思議。

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虚無僧の装束

昨日の虚無僧装束は、白い着物に天蓋と偈箱のみ。
袈裟や数珠はやめた。これなら「偽僧侶」ではない。
「僧形」を偽っているわけではない。

昨晩の反応は、
「すごい、上手ですね」
「あなたは、こんな所で吹くような人ではないでしょう」
「初めてみた、いいなぁ。日本人に生まれたことに感謝」
と、勤め帰りのサラリーマン４人が、500円玉を入れて
くださった。

帰り道、ずうたいの大きな若者が近づいてきて「いんちき！
にせ者」とペットボトルを投げつける仕草をした。
「虚無僧を知らないのか！」と心で一喝。そう、虚無僧は
“偽坊主”なのだ。“偽”であることが“本物の虚無僧”
なのだ。“僧”と見るか、“偽坊主”と見るかは、あなたの
心次第。