現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

和太鼓の競演

2015-12-31 09:02:16 | 虚無僧日記

「日本の響き、大地の舞」を観てきた。

愛知県内で活躍している50余もの太鼓のチームの競演。

和太鼓や津軽三味線は「邦楽」の範疇には入らないのだが、

今や、純邦楽(箏、三絃、尺八)より、アウトサイダーの太鼓、

津軽三味線が圧倒的人気を得ている。太鼓は保育園児から

高齢者まで年齢層も幅広い。養護学校の子どもたちも。

そして成人の8割が女性。プロのチームもドンドン生まれている。

さて、「大地の舞」。感心するのは、みなそれぞれオリジナル曲であること。

大太鼓に締太鼓など太鼓だけでもさまざまな種類があり、それに

笛や鉦などが加わり、また動きがあって、まさに「大地の舞」だ。

各チームそれぞれに見せる工夫を凝らし、あの手この手で

競い合う。これこそ世阿弥のいう「秘したる花」だ。

目の配りもすごい。動きに合わせて、真剣な表情から笑顔。

それがとても美しい。曲を覚え、完璧に合わせるには相当の練習を

積んできたであろう。そう思うと、涙がこぼれるほどの感動だった。

観客を楽しませる芸、そして気、これが満場の客席を沸かせる。

純邦楽にはこうした“見せる花”がない。人気が無いのも当然。

多いに学ぶべし。

舞台の上では輝いて見える奏者たち。すごい美人に見えた女性も、

演奏を終えて、ロビーに出てきた時には普通の人。逆に言うと

学校や社会では目立たない子、根暗な子、落ちこぼれ、自閉症の子、

お年寄り、障害者でも 撥を握って舞台に立つと、みなイキイキ、輝く。

それが、なにより太鼓のすばらしいところだろう。

 

 


ゆくとし くるとし

2015-12-30 18:53:02 | 虚無僧日記

2015(平成27)年回顧。この一年振り返って、

トップニュースは「名古屋市芸術祭参加公演」

第2位 モスクワ・チャイコフスキー音楽院で4回目の公演

第3位 NHK/FM 「邦楽のひととき」10回目の放送

第4位 名古屋市POP.UP.ARTESTに登録され、名古屋城内での虚無僧が公認されたこと。

 

名古屋フォーラムで、毎月「講演会」開催。その縁で「尺八教室」開設。生徒6人

1/13 東京狛江市の小学校で「箏、尺八演奏」

3/  2  NHK FM「邦楽のひととき」『楓の花』 録音放送

3/27~29 韓国訪問

とき」で「楓の花10/ 3  「名古屋能楽堂」にて「名古屋市芸術祭参加公演」

10/12~13 中国北京訪問

10/15    愛知学院大学で「箏、三味線、尺八」演奏」 

10/19~26 モスクワ、チャイコフスキー音楽院にて公演

この他、

詩吟の伴奏 11件

デイサービス、老人会、町内会でのボランティア演奏 74件

演奏会賛助出演 8件

 

もう、来年はボランティア演奏は減らしていきたい。

 

 


くり甲、杉綾彫の筝が6、7万円で

2015-12-29 04:00:12 | 虚無僧日記

http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m149824739

「断捨離」で、どんどんモノを捨てているのですが・・・・・・

お箏、三味線も 全部人様にあげてしまったのですが・・・・

またまた病気が始まりました。ネットオークションで、

「玉縁、くり甲、杉綾彫」の箏を 7万円で落としてしまいました。

バブルの頃ならば、「くり甲」なら150万円は下らなかったのですが、

今は 6、7万円で買える。喜び半分、悲しさ半分。これを作った人、

買った人の思いを踏みにじるような価格です。

 

尺八も 7,000 円で 2本 競り落としてしまいました。まさか落とせる

とは思ってなかったのに、他に入札者がおらず、落ちてしまったのです。

「青木鈴慕」の尺八も 7,000円。

「一節切り」も1万円代で落札されてしまいました。

http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k201835356

400年も前の貴重なモノが、今は全く、評価されない。

「お宝鑑定団」では130万と値が付けられていましたが、売るとなると1万円。

悲しい現実です。

今の私には、箏も尺八も一節切も 全く必要無いのですが、

見ると 買ってあげずにはいられない。そして借金地獄、カード破産。

これも悲しい。


来年の運勢 けけけけ結婚!?

2015-12-25 20:08:56 | 虚無僧日記

いよいよあと数日で今年も終わり。今年は「芸術祭参加公演」「モスクワ公演」と                                                      私にとっては最高の年でした。そこでコンピュータでの「来年の運勢」をのぞいてみました。

 

「あなたは凄い人です!あなたの友達は、あなたが彼らの人生の中にいることについて、                                      とても幸運であると感じているでしょう。あなたは皆が欲しがるもの全てを持っています」。

 

牧原さんには、何となく優雅な雰囲気があるようです。粗野な感じがしないというか、                                 ゆとりがあるというか、「品性」みたいなものが、生まれつき身についているのでしょう。                                人の心をつかむのは、牧原さんのそういう優雅さや上品さなんですね。

全体的な運気は一見、停滞していますが、これまでの地道な努力が実を結ぶ一歩手前まで                             来ています。今、あと少し我慢して努力を続ければ、間もなく成果が得られる日がやってくるでしょう。

恋愛運も同じ。牧原さんが頑張ってきたことが実を結び、喜びを噛みしめることが起こりそう。                            あなたの献身的な態度は 相手の気持ちを確実に動かしてきています。                                                     

(このあとは、有料占いで、えらく具体的に示されました)

お相手は、おかっぱ頭、背が高く、手足も長い。控えめで目立たない存在ですが、内には                               目標に向かっての信念と情熱をもって突き進む強い意思を秘めた女性。普通のOLではなく、                           芸術活動をしている人ですので、収入は不安定ですが、二人で支えあって幸せをつかむことが                          できるでしょう。来年9月ころからお互いの恋が発展し、結婚はさらい年 (2017) 6月17日。と