年々「喪中はがき」が多く送られてくるようになりました。
お歳を見てびっくり
92、92、93、96、96、97、101歳、そして102歳の方は御父君、男性です。
かく申す私の母も、11月24日(金)みまかりました。数えで94歳。
10分ほど前、トイレに行き、おしゃべりをしていたのに、
気づいたら こと切れていたとのこと。
通夜や葬儀を行ったところで、母の兄弟は皆先に他界しており、
孫や甥や姪、その子供たちは平日では仕事もあって参列できないし、
参列者10名ほどなら、型どおりにすることもなしと、自宅で
家族葬、そして火葬場への直葬にました。
「直葬」というと、「手抜きで不謹慎」ととらえられ兼ねませんが
土、日の二日間、親類一同が 三々五々 弔問に来られ、
思い出話を語り合い、賑やかに歓談して帰っていかれました。
そして27日(月)火葬場に直葬。終わって参会者で会食。
型通りの葬儀では、坊さんの読経で空しく時間が過ぎるばかりで、
本当に心から故人を忍ぶこともできません。
自宅で心ゆくまで故人を忍び、久々に顔を合わせた親類一同と
たっぷりお話しができ、これが一番理想のカタチではないかと
思いました。