<金曜は本の紹介>
あゝ青春零戦隊―猛烈に生きた二十歳の青春
私が10回以上も何度も何度も読んだ本です。何度も涙しました。
筆者は第二次世界大戦でゼロ戦等を用いて敵機105機と潜水艦2隻を撃破した勇士で、この本は、セレベス・チモール・ラバウル、トラック島・フィリピン・内地と転戦、死闘を重ねて、幾度か危難に遭遇しながらつねに奇跡の生還を果たした”運の強い男”の戦歴の本です。
”トッカン兵曹”と親しまれた若きエースが、ひたすら技を磨き、努力を続け、撃墜記録を更新していく苛烈なる日々が分かります。
特に、ラバウルでは日本軍はかなり敵機を撃墜していたことや、フィリピンでの初の特攻隊の真の状況や、敗戦濃い大戦末期に紫電改で敵機動部隊艦載機グラマンF6F等を全滅させたりしていたことには驚きます。
全体的には、涙する部分はありますが、この本は筆者の性格かものすごく明るい内容で、ドキドキしながら最後まで読めます。
それから、終戦の時(8/22まで頑張っていたようです)には、源田司令からは次のように言われたそうです。
「われわれは、どうしても降伏しなければならないことになった。しかし、別れてもまたかならずや集まることがあろう。それまでおたがいに元気で暮らしてくれるよう。本日ただいまより、現役兵は休暇」
そして、筆者は何も持たずに大村を出発し、二日目に郷里の松本市に帰ってきたようです。それは復員ではなく休暇だったからです。それからホンダのバイクや車の販売店をして、よく売って、表彰を受けたりしたようです。実社会でも非凡だったんだと思います。
とてもお勧めな本です。
<目次>
運の強い男の記録・・・・武井忠房
第1章 わが初陣に悔いなし
リベレーターをほふる
”悪運”ますます強し
第2章 かぎりない戦いの日日
大空への夢たちがたく
果敢なる”独断専行”
ケンダリー基地の伝説
白いリーフの基地で
”スピット”9機を食う
あきれた零戦野郎ども
第3章 大空の墓場に生きて
決戦のラバウルへ飛ぶ
ラバウル上空の空中戦
ラバウル防空隊つよし
凱歌は高く上がれども
10対1の劣勢にめげず
傷ついた石田二飛曹
死する時と生くる時
さらば!ラバウルよ
第4章 死闘の末にえしもの
トラック島上空の空戦
われに零戦あらば
門さんと共にありて
第5章 紅の掟に殉ぜんとす
セブ島基地へ前進す
二つの不思議な体験
敵に一矢を報いえず
わが悪運つよくして
門さんの壮烈な戦死
第6章 きみ死に急ぐなかれ
神風特攻隊編成される
セブ島特攻隊始末記
最後の殴り込み作戦
第7章 悔いなき情熱の日日
あゝ死所をえずして
本土上空に敵機屠る
日本最強の戦闘機隊
グラマンは全滅せり
第8章 わがつばさは燃えず
B29との死闘もよし
あす知れぬ命なれば
なお紫電隊健在なり
終章 ラバウル空中戦点描
あやうし藤原飛長機
赤いマフラーの記憶
同期の桜かえらず
あとがき
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<今日の独り言>
16ヶ月の息子はまだ「パパ」と言えません。どうしても「ババ」になってしまいます^_^;)ひたすら練習の毎日です。
あゝ青春零戦隊―猛烈に生きた二十歳の青春
私が10回以上も何度も何度も読んだ本です。何度も涙しました。
筆者は第二次世界大戦でゼロ戦等を用いて敵機105機と潜水艦2隻を撃破した勇士で、この本は、セレベス・チモール・ラバウル、トラック島・フィリピン・内地と転戦、死闘を重ねて、幾度か危難に遭遇しながらつねに奇跡の生還を果たした”運の強い男”の戦歴の本です。
”トッカン兵曹”と親しまれた若きエースが、ひたすら技を磨き、努力を続け、撃墜記録を更新していく苛烈なる日々が分かります。
特に、ラバウルでは日本軍はかなり敵機を撃墜していたことや、フィリピンでの初の特攻隊の真の状況や、敗戦濃い大戦末期に紫電改で敵機動部隊艦載機グラマンF6F等を全滅させたりしていたことには驚きます。
全体的には、涙する部分はありますが、この本は筆者の性格かものすごく明るい内容で、ドキドキしながら最後まで読めます。
それから、終戦の時(8/22まで頑張っていたようです)には、源田司令からは次のように言われたそうです。
「われわれは、どうしても降伏しなければならないことになった。しかし、別れてもまたかならずや集まることがあろう。それまでおたがいに元気で暮らしてくれるよう。本日ただいまより、現役兵は休暇」
そして、筆者は何も持たずに大村を出発し、二日目に郷里の松本市に帰ってきたようです。それは復員ではなく休暇だったからです。それからホンダのバイクや車の販売店をして、よく売って、表彰を受けたりしたようです。実社会でも非凡だったんだと思います。
とてもお勧めな本です。
<目次>
運の強い男の記録・・・・武井忠房
第1章 わが初陣に悔いなし
リベレーターをほふる
”悪運”ますます強し
第2章 かぎりない戦いの日日
大空への夢たちがたく
果敢なる”独断専行”
ケンダリー基地の伝説
白いリーフの基地で
”スピット”9機を食う
あきれた零戦野郎ども
第3章 大空の墓場に生きて
決戦のラバウルへ飛ぶ
ラバウル上空の空中戦
ラバウル防空隊つよし
凱歌は高く上がれども
10対1の劣勢にめげず
傷ついた石田二飛曹
死する時と生くる時
さらば!ラバウルよ
第4章 死闘の末にえしもの
トラック島上空の空戦
われに零戦あらば
門さんと共にありて
第5章 紅の掟に殉ぜんとす
セブ島基地へ前進す
二つの不思議な体験
敵に一矢を報いえず
わが悪運つよくして
門さんの壮烈な戦死
第6章 きみ死に急ぐなかれ
神風特攻隊編成される
セブ島特攻隊始末記
最後の殴り込み作戦
第7章 悔いなき情熱の日日
あゝ死所をえずして
本土上空に敵機屠る
日本最強の戦闘機隊
グラマンは全滅せり
第8章 わがつばさは燃えず
B29との死闘もよし
あす知れぬ命なれば
なお紫電隊健在なり
終章 ラバウル空中戦点描
あやうし藤原飛長機
赤いマフラーの記憶
同期の桜かえらず
あとがき
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16ヶ月の息子はまだ「パパ」と言えません。どうしても「ババ」になってしまいます^_^;)ひたすら練習の毎日です。