喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

題材はいっぱいあるのに

2008-11-17 | 徒然俳句・詩・短歌etc

題材はいっぱいあるのに・・・・俳句が詠めません。

13日は満月でした。御覧になりましたか。
澄み切った夜空に、冴々とした、とてもきれいな月でした。
その時は句が浮かばなかったのだけど、
今日は、俳句をたしなまれるFさんを訪問。
Fさんの喜ばれる顔が見たい、句を詠んでいかなきゃと
差し迫ると浮かんでくるものです。愚作ですが・・・・

 満月をつかもうとして手を伸ばす
 月取れと泣く児の気持ち吾もなり

食用菊「もってのほか」を詠む

 もってのほか美味しいという菊食べる
 食膳にもってのほかと謂う菊を(Fさん)

小原村で四季桜を見て

 山野辺の四季咲く花を愛でる秋
 山野辺の彩に落とせし四季の花(Fさん)
 小原在吾を迎えし四季桜(Fさん)

以下、Fさんの句

 夕焼けにとけ入り消えし赤蜻蛉
 居場所無く月に許しを煙草の火

五七五の十七文字で表現するのは至難の業!!

 


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早朝、庭手入れをして

2008-10-08 | 徒然俳句・詩・短歌etc

まだ家族が寝ている日曜日の早朝、
一人庭の手入れをしていると、
コオロギの鳴き声。思わず聞き入って一句。

「庭仕事 鍬持つ手とめ 虫の声」

訪問看護に伺ったFさんから
仕事や鍬という言葉がおおげさで硬いという助言をもらって、
次のように直しました。

「庭手入れ 草摘む手休め 虫の声」(字あまり)
        ↓
「庭手入れ 摘む手を休め 虫の声」
        
今、投稿していて、

「庭手入れ 草抜く手とめ 虫の声」

これでもいいかなと・・・・

Fさんの句。

「新米の 香に酔い痴れて 眉の露」

情景が浮かぶ、ほほえましい句だと思いました。

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にわか俳人

2008-10-04 | 徒然俳句・詩・短歌etc

訪問看護の患者さんで俳句をたしなむFさん。
Fさんは視力障害があり、
また神経因性膀胱から尿閉(自力で排尿できない)になり、
カテーテルを膀胱に留置しています。
訪問の内容は
健康状態のチェック(検温・脈拍・血圧などの測定)と、
カテーテルの管理。尿に浮遊物や混濁がある時は
カテーテルが詰まらないように
膀洗といってカテーテルから生理食塩水を注入して膀胱を洗います。
そして傾聴・・・・・・お話を聴いてあげることです。

そこで、私も一句読んで持参し、できをみてもらうことにしました。
先日、桃花台アピタまで、ナンキンハゼの並木を歩いた時の一句。

「秋拾う いつも車の 歩き道」

秋という言葉は直接過ぎるからと「秋拾う」を「紅葉踏む」にして

「紅葉踏む いつも車の 歩き道」

私的には、初秋、まだまだ紅葉に早いけど、
いつも車で、歩くことのあまりないこの道を歩いて、
写真のような落ち葉を拾い、
感動した気持ちが、「秋拾う」になってるんだけど・・・・・・・



押し花にしたこの落ち葉をあげました。

Fさんの句

「叱られて 叱るも夫婦 萩の花」







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