「命のノート」とは映画「待合室」の副題です。
SKITのメンバーのI に誘われて、
名古屋市女性会館で
社会福祉法人愛知いのちの電話協会主催で
今日だけの上映。
内容は、
IGRいわて銀河鉄道の小繋(こつなぎ)駅に、
「いつまでもつかわかりませんが
とりあえず置いてみます。旅のものより」と誰かが書き残して
置いていったノートがあった。
待合室を訪れる旅人たちが、心にある喜怒哀楽を
そのノートに書き綴るようになり、
いつしか「命のノート」と呼ばれるようになった。
そのノートに、駅前で酒店を営むおばちゃんが
励ましの返事を書き続ける。
時には、おにぎりや温かいお茶などを差し入れ・・・・・・
続きはhttp://machiaishitsu.com/story.htmlを見てください。
実話を映画にしたもので、
2003年2月の朝日新聞に掲載されたのがきっかけで、
記事を読んだ板倉真琴監督が、小繋を訪れ、
ノートを読み、おばちゃんに会って、
このおばちゃんを主人公に映画を撮りたいと。
おばちゃんも最愛の娘さんとご主人を、
交通事故や癌で失っています。
深い悲しみを経験したおばちゃんだからこそ、
ノートに書き綴ってある悩みや苦しみがわかるのでしょう。
「一生懸命生きてください。いつか必ずいいことがありますから・・・・」
「生きているだけでいい」と言う励ましの言葉にも説得力があります。
おばちゃん役に富司純子さん、
おばちゃんの娘時代を寺島しのぶさん。
この二人、親子です。
映画が終わって、板倉監督のトークショーもありました。
雪煙をあげて走る列車のシーン、銀河鉄道999みたいで、
冬の銀河鉄道に乗ってみたいと思いました。