シェイクスピア別人説

この映画で初めて知ったのだけど、
シェイクスピア別人説があるらしい。

昨日、午後から仕事休みだったので、
伏見ミリオン座に見に行った。

自筆の原稿が何ひとつとして見つかっていない、
遺言状には本や戯曲のことに一切ふれられていない、
公式の文書には６つの違った署名が存在する等等。

これらが、別人説の元になっている。
この『シェイクスピア別人説』の論争は
１８世紀に始まったて、いまだに決着がついていない。
フロイトやマーク・トウェイン、チャップリン等の著名人も
別人説を支持してきたのだそう。

誰も過去には行けないので、
事実は誰も分からないけど、面白い。
登場人物たちが現在によみがえって
この映画を見たら仰天するだろう。

現在と過去とが交差して展開したり、
政治的な背景や人間関係が把握できず
ちょっとわかりにくかったけど、
どんな展開になるんだろうかと
奇想天外さに、画面に釘付けだった。