喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

二割三分

2009-01-11 | お酒

父も主人もお酒をのまないので、
お酒にはとんと興味がなかったけど・・・・・
最近、お酒も面白いなと。

先日紹介した山口県岩国市の純米大吟醸「獺祭」、
販売しているお店をインターネットで調べて、
ついに昨日、手に入れた。


山田錦を使って、精米歩合が23%
アルコール分16.0度以上17.0未満

山田錦は酒造りの王様と呼ばれている、酒米。
最初、お酒の名前か、お酒を造る会社の名前と思っていた。
何か違うなと・・・・。最近、酒米の種類だとわかった。

精米歩合とは
お酒を造る時、玄米の外層には脂肪やタンパク質などの
酒造りには不要な物が多く含まれていて、
酒の味に悪い影響を与えるのだとか。
そこで、米の外層を精米して白米にし、
その白米の玄米に対する重量の割合をいうのだそうです。
例えば、精米歩合70%の白米とは、100Kgの玄米を精米した場合、
白米が70Kg、米糠が30Kgできたことなのだと。
普段食べる白米は90~92%の精米歩合だそうです。
普通酒で70%前後、吟醸酒で60~50%、大吟醸は50%以下。
50%までにするには48時間もかかるのだそうです。

この「獺祭」は23%(二割三分)・・・・・・・すご~い!

精米を、磨きというようだけど、
この「獺祭」、おそらく日本一と噂される米の磨きの高さだと。

この「獺祭」、遠心分離したものとしないものがあって、
値段は1000円ぐらい前者の方が高い。
遠心分離は何のためにするんだろう?
遠心分離したものとしないものではどう違うんだろう・・・・・
しかし、720mlで福澤諭吉さんの半分以上の値段


 



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銀杏

2009-01-11 | 食べ物・飲み物
今日は鏡開きで、小豆を引き出しから取り出していたら、
昨年、シーズンにもらった銀杏が目に留まった。
えかげん、何とかせにゃと、
使用済みの事務封筒に入れて、レンジで4~5分チンして、
マグカップの裏で殻をたたいて、ひびをいれて、



殻を取って、



皮が取れない!
フライパンにクッキングシートを敷いて、炒ってみたり、
竹ざるでしごいてみたり・・・・・・・・
結局、皮が付いたまま、冷凍保存と相成りました。

どなたか上手に取れる方法を教えてください。

ところで、銀杏を沢山食べると中毒になることをご存知ですか。
古くから知られていることらしく、
1596年の本草綱目(李時珍)にも記載されているのだそうです。

看護学校の教員をしていた時に、
小児の救急看護の授業の準備で、
誤嚥物質の中毒とその対応を調べていて、知ったのですが、
症状は強直性痙攣を主徴とするてんかん様発作で、
主に小児の症例報告が多いそうです。
大人の場合はよほど大量の銀杏を食べないと
中毒には到らないそうです。
小児の場合は中毒を起しやすく、
7粒食べただけで中毒を起こしたという報告もあるそうです。

子どもさんに銀杏を食べさせる時は量に注意!
形から気管にも詰めやすいので注意です。






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正月最初の子の日に

2009-01-07 | 食べ物・飲み物
平安時代、正月最初の子(ね)の日に、野に出て根長の
小松を引き、若菜を摘んで長寿を願い宴遊する風習があり、
七草粥はそれに由来するらしい。
カレンダーを見ると、確かに今日は子の日だ。
はじめてこんないわれ知りました。

昨年は、仕事を終えて、スーパーに行くと
七草売り切れていました。
そこで、今年は日曜日に買い物ついでに買っておきました。


                    ↑
                  ほとけのざ(現在のたびらこ)


せり


なずな

子どもの頃、よく実った花茎


(三味線のバチに似ているのでぺんぺん草とも言います)

を取り、果実を下向きに引っ張って
茎と果柄を少し剥がしてシャラシャラと鳴らしてよく遊んだものです。


ごぎょう

ごぎょうは母子草といって、黄色い花が咲き、
子どもの頃、ままごとで、玉子にして遊んでいました。


はこべら

はこべらは子どもの頃、家で飼っていた鶏に
よくあげていたような記憶があります。

ほとけのざを撮り忘れた!
わかりにくいけど、上の集合写真を見てください。
現在、ほとけのざと言えば、



よく見る草です。


すずな


すずしろ

よく知られる「せりなずな 御形はこべら 仏の座
すずなすずしろ これぞ七草
」の歌の順番に七草を紹介しました。
この歌、14世紀の南北朝時代に、四辻善成と言う人が書いた、
源氏物語の注釈書「河海抄」の中に記載されているのだとか。


残りご飯で作ったわが家の七草粥

そういえば、今朝ラジオで、今日は「初爪きり」の日だと言ってました。
七草を浸した水に爪をつけ、軟らかくして切ると、
その年は風邪をひかないとか。
「初爪きり」の日があるなんて、初めて知りました。






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仙菓「益寿糖」

2009-01-06 | 京都 旅

仙菓?はじめて聞く。
4日に京都へ行った時、





チョッと変わっていて、買ってみました。

江戸中期以来の京最高の幻の仙菓として全国に知れ渡り、
これは復元された現在の「益壽糖」。
「益寿糖」はもち米、蜂蜜、和三盆糖、人参、霊芝などを含み、
元は滋養菓子として和漢薬商によって取り扱われたらしい。

明治天皇が皇太子(後の大正天皇)の食が細く病弱を心配され、
松柏という漢方医に命じ、作らせたのがこの「益寿糖」。
皇太子はこれをとても好まれ、
食欲が回復し健康を取り戻されたという由来もあるのだとか。

漢方薬のような味かなと思っていたら、全く予想外!



あの八ッ橋で有名な井筒八ッ橋本舗の商品です。

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京都で出会った花

2009-01-05 | 京都 旅

京都駅から市バスに乗り、清水道で降りて、
六波羅蜜寺へ行く途中で




ロウバイ




アロエの花


建仁寺の境内で

何の木だろうと思っていたら





花が咲いてなかったら、お茶の木とはわからないくらい、
葉っぱが大きく、幹も太い。

以前も紹介しましたが、
建仁寺は宋からお茶の種を持ち帰った、
茶祖と呼ばれている栄西が開山したお寺です。
樹齢も相当経っていそうなお茶の木でした。

最後に


ホテルプラザ勝川の巨大いけばな


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