喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

正月最初の子の日に

2009-01-07 | 食べ物・飲み物
平安時代、正月最初の子(ね)の日に、野に出て根長の
小松を引き、若菜を摘んで長寿を願い宴遊する風習があり、
七草粥はそれに由来するらしい。
カレンダーを見ると、確かに今日は子の日だ。
はじめてこんないわれ知りました。

昨年は、仕事を終えて、スーパーに行くと
七草売り切れていました。
そこで、今年は日曜日に買い物ついでに買っておきました。


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                  ほとけのざ(現在のたびらこ)


せり


なずな

子どもの頃、よく実った花茎


(三味線のバチに似ているのでぺんぺん草とも言います)

を取り、果実を下向きに引っ張って
茎と果柄を少し剥がしてシャラシャラと鳴らしてよく遊んだものです。


ごぎょう

ごぎょうは母子草といって、黄色い花が咲き、
子どもの頃、ままごとで、玉子にして遊んでいました。


はこべら

はこべらは子どもの頃、家で飼っていた鶏に
よくあげていたような記憶があります。

ほとけのざを撮り忘れた!
わかりにくいけど、上の集合写真を見てください。
現在、ほとけのざと言えば、



よく見る草です。


すずな


すずしろ

よく知られる「せりなずな 御形はこべら 仏の座
すずなすずしろ これぞ七草
」の歌の順番に七草を紹介しました。
この歌、14世紀の南北朝時代に、四辻善成と言う人が書いた、
源氏物語の注釈書「河海抄」の中に記載されているのだとか。


残りご飯で作ったわが家の七草粥

そういえば、今朝ラジオで、今日は「初爪きり」の日だと言ってました。
七草を浸した水に爪をつけ、軟らかくして切ると、
その年は風邪をひかないとか。
「初爪きり」の日があるなんて、初めて知りました。






コメント
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