おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あぁ日本銀行…

2009年12月03日 | Weblog
午前8時の気温はマイナス1度。
サラッと雪が積もりました。
スキーがしたくなるような雪は、ここんとこ降ってませんです。

どうなんだろ?この冬の雪…
スキー場関係者ならずとも気になる今日この頃なのでござります。
写真は、きのう夕方の羊蹄山。
夕日が当たってなかなかに美しいことになっとります。

さて、
鳩山政権は、難問山積で四苦八苦でござります。
母さんから月々1500万円も貰っていたらしい金が、どうやら「故人献金」の原資、ってことらしい。
贈与なら、しっかり贈与税がかかるわけで、税金逃れをしておったとしたら、こりゃ問題じゃ。

市井の我々には、想像つかない巨額なお金ってことで、貧乏人は目が白黒するばかりでござります。
だから検察がこの件を、どう決着させるのか、たいそう「見もの」なことになっておるのじゃ。
鳩山政権は、それなりに人気あるし…

民主党内では、「検事総長の民間起用」が取りざたされておるそうなのじゃ。
なもんだから、検察としては「人事に触れられる由々しき事態」は何とか避けたい事情もあるわけじゃ。
で、民主党と検察の攻防が続いておるそうで、「献金」問題の取り扱い、どうなることか…

週刊現代12月12日号のドクターZ氏の「数字は騙る」にデフレ問題で面白いことが書かれておる。
曰く「…日銀は金融機関やマーケットの情報を豊富に持っており、マスコミに対する情報操作もお手のものだ」そうだ。

で、かつてクルーグマン教授が日銀の金融政策を批判したとき、日銀幹部は記者たちに「クルーグマンは日本経済の数字も知らずデタラメを言っている」と吹聴したそうな。
当然ながら、各マスコミはそれを鵜呑みに報道したに違いない。

ところが、そのクルーグマンがノーベル賞を受賞してからというもの、そういうデマはピタリと止んだそうだ。
ななかな凄いエピソードですなぁ~

日銀の記者クラブというのは、経済部記者のエリートポストなもんだから、出世にひびく日銀批判などはまず出ないそうだ。
また、ニッポンのデフレは世界から見ても異常事態だそうで、なかでも3年連続物価上昇率がマイナスなのは、世界で唯一ニッポンなのだそうだ。

そう考えると、日銀の金融政策、どうにもこうにも甘いんで内科医ってことなのじゃ。
上場企業にもかかわらず、危機感のない「お役所」が日銀の実態かね。
景気の現状を考えれば、もちょっと大規模な金融緩和が必要ではないのかねぇ。
日本経済を生かすも殺すも日銀には責任があるのです。
ちゃんと仕事しようね!!日銀さんってばぁ!!