おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

秀逸!!アニメの「カールじいさん…」

2009年12月13日 | Weblog

風があるものの、晴れの朝でござります。
雪もほとんどありませぬ。
気温は、マイナス1度。

さっぱりご当地らしい景色ではござりません。
真冬に雪のないニセコって何?
なんか燃えないのぉ~

きのうは、小樽へいつもの買出しでござりました。
残念だったのは、ツボダイ。
これが、どこにも売ってないのじゃ。

魚屋さんによれば、脂の乗ったものがないそうで、だから市場には出回っておらないのだとか。
そういえば、札幌にいたころも、あの佐藤水産でさえ、しばらく売ってなかったことがありました。
本マグロも漁獲制限だそうで、どんな魚でも好きなだけ食べられた時代は終わったのかねぇ。

ハニーさんの大好きなツボダイが、次回出回るのはいつのことか…
いずれにせよ、アメリカからの輸入もの、円高で安くなりそうなもんだけど、残念じゃ。
代わりにと、いってはなんですが、久々に脂の乗ったサバの干物があったので、買い求めましたです。
今朝、このサバをいただいたけど、美味かったぁ!!


おぢ御用達の新南樽市場は、旧マイカル小樽、現ウイングベイ小樽という、どでかい建物の近くにありまする。
なもんだから買い物の際には、必ずここに寄ることにしておるのじゃ。
中には、イオングループのスーパーやシネコン、ニトリなどがあってなかなか便利。
なかでも、田舎暮らしでは、映画を観る楽しみってもんがないもんだから、買出しの際には、シネコンに寄ることにしておりまする。

きのうも、行きましたです。
で、二人で観たのは、なんとアニメなのじゃ。
「カールじいさんの空飛ぶ家」知ってますぅ。

お子ちゃまのころ、「101匹ワンチャン」「白雪姫」などなど、ディズニー・アニメで育ったおぢ。
元々は手塚治虫ファンだし、アニメは大好きでござったけれど、もう何十年も観てなかった。
なのに突然「カールじいさん…」。

実は12月10日号の週刊文春「Cinema Chart」で映画評論家の品田雄吉さんから、おすぎに至るまで、5人の評者がこぞって高い評価をしてたのがこの映画。

確かに、子供から大人まで、いや子供からじーさん、ばーさんに至るまで楽しめます。
っていうか、正直言うと、不覚にもボロボロ、ボロボロ泣いちゃいました。
コラムニストの中野翠さんが「アメリカの底力」と評したけれど、まさにその通り!!

愛と冒険、友情って映画の原点がごっちゃり詰まった「カールじいさん…」、涙が止まらぬいい映画なのじゃ。
どうにもこうにもお勧めなのじゃ。
小さなお子さんと行くのもよし、年寄り夫婦、若い夫婦で行くのもよし、損はありません。

ただし、初めから終わりまで、止まることない涙をふき取るハンカチが、必須アイテムでござります。
久々、いいもの観たなぁ。
劇場出たときは、二人とも顔がくっしゃくしゃ。
ヒマ見て、もう1回観に行こうかしらん!!