おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

天皇の政治利用!?

2009年12月15日 | Weblog
ブログの会社がメンテナンスでござった。
おかげさんで更新が遅れましたです。
こういうの、夜中にやってほしいけど…

今朝、午前8時の気温は、マイナス9度でござった。
きのうからの雪が、ジャンジャン、ガンガン降ってます。
いよいよ本格的なニセコの冬でござります。

積雪は、いまんとこ30センチほどでしょうか。
さらにドンドコ、ドンドコ増えてます。
亡くなった母親が「雪が見る間に増えて怖い!!」と言って、トットと札幌へ逃げ帰った、ニセコらしい風景なのでござります。

きのうは、酷いめまいで死ぬかと思いましたが、きょうはとりあえず元気でござります。
ご心配かけてスマンこってす。
脳血管系には、まず問題はなさそうで、とりあえず安心ではござりますが、原因は依然として不明ってことで、不安ではござります。

もしかすると、高血圧だべか?
普段おぢの血圧は、上が120台と低いのですが、きのうは160近くまで上がっていたようで、ここかなぁ原因は、とシロウト診断をしておりまする。
なもんだから、きのう血圧計を買い求め、朝、さっそく計測いたしました。

今朝の血圧は上が122、下が87でござった。
とりあえず、いまは何の問題もござりません。
だから、少し重いけどいい雪ですので、スキーに行きたいと言ったら、「きのう倒れたばかりなのに!!」とハニーさんに叱られました。
お子ちゃまなおぢ、なのでござります。

さて、
中国の副主席にして、たぶん次の国家主席とになるという習近平さんと天皇陛下の会見がきょう行われるのだそうだ。
宮内庁が定めた「天皇と外国要人との会見は1ヶ月前に」のルールを破って、「鳩山内閣の強い要請」で行われるわけで、この件を巡って政界は大騒ぎじゃ。

まずは、羽毛田宮内庁長官という官僚さまが、「天皇の政治利用」に当たると内閣を大批判。
一方、こわもて小沢幹事長は、「辞めてから言え!!」とたいそうな怒りようなのじゃ。
これに乗っかって、すっかり存在感のなかった自民党の皆さんも、「高齢の天皇陛下の公務を急に増やすってことで、天皇の健康に問題ないのか」、というのを「錦の御旗」に、プンプンなのじゃ。

確かに、「慣例」を無視しておるゆえ、小沢民主党の強行突破、と見られても致し方ないところ。
昔の名前で出ておる自民党の安倍ぼちゃんご指摘の通り、小沢幹事長が気味悪いほど大勢の議員やらを連れて中国行って、国家主席と握手。
そのバーターで、「副主席と天皇の会見ヨロピク」って話があったとしたら、嫌な感じなのじゃ。

その一方、宮内庁の官僚さまが「天皇をお守りする」ってことを名目に、「権威主義を丸出ししてる感じ」が、おぢはたいそう気になりまする。
こっちも嫌な感じ。

ただ、その慣例の「1ヶ月前ルール」に例外がないかというと、そうでもないのだそうな。
タイの首相なんかが、1ヶ月以内の会見を申し出て、実際、天皇に会った経緯もあるそうだ。
ってことで、おぢに言わせりゃ、どっちもどっち。

まぁねぇ、世間的には宮内庁長官というから、なんかたいそうなお役人って感じがするけれど、羽毛田さんは元厚生省の事務次官。
かつて、皇太子夫妻の長女愛子さまが、両陛下に会うため皇居を訪問される回数が増えていないとかで、皇太子に「異例の苦言」を呈したという、実際、偉そうなお方なのじゃ。
見方を変えれば、天皇の気持ちをおもんばかった、ともいえますけどね。
また厚生省時代は、あの「ノーパンしゃぶしゃぶ」に絡んでおったらしいとの疑惑もあり、ってお方でもありまする。

かたや、巨大与党の幹事長で、総理大臣より偉そうな小沢一郎が、「俺の言うこと黙って聞け!!」みたいな感じも、まことにいやらしい。
もう少し、会見での物言いに気をつけないと、「麻生ぼちゃん」の二の舞で、国民からそっぽ向かれるのが関の山なのじゃ。

とはいえ、日本国憲法の第1章「天皇」の第3条にはこうありまする。
「天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ」。
さて…