おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

雪景色が戻りました

2009年12月29日 | Weblog
午前7時の気温はマイナス4度。
雪がジャンジャン、ガンガン降ってます。
きのうは午後から雨だったのにねぇ。
夜から朝にかけて、あっという間に、本来のニセコの風景に戻りましたです。

写真は物置小屋。
新雪が10センチほど積もってますけど、その前に積もってたかなりの雪は落ちました。
屋根の右端にまだちょこっと残ってますけど…

おととい物置小屋の背割りをして、きのうはプラスの気温だったものですから、屋根雪がいつ落ちるか、いつ落ちるか、たいそう楽しみにしてました。
屋根の雪下ろし、けっこうしんどいからねぇ、楽しようと思ってたわけさ。
ところが、これが昼になっても落ちない、午後は雨だったのにそれでも落ちない。

夕方からは冷え込み雪になってきたので、いよいよヤバイと思ってましたら、すっかり暗くなった午後5時過ぎ、ドド~ンという轟音と共に、屋根雪がほぼ落下。
いがったぁ~
このまま朝を迎えていたらさぁ、今日はかなりしんどい作業が予想されてました。

雨降りとなったきのうが、ゼッコーのタイミングだったってことです。
まぁ、なんでもそうですけど、物事はタイミング。
結婚だって、株の取引だって、何でもかんでもタイミングが合わないと、うまいこと行きませんのです。

さて、
菅副総理がわが国経済、「ゆるやかなデフレです」と言ってからしばらく経ちまする。
そう宣言したからには、政府も日銀ももっと機敏に対応してもらわんことにはどもこもならん。
トットとデフレ対策しないでどうする、って話なのじゃ。

週刊現代「デフレ敗戦」によれば、もう遅いのではないか、倒産、金融危機、ローン破たんで、再び金融危機になりかねんと言う。
そしてまたまた「失われた10年の再来」だという。
やれやれ。

藤井財務大臣のノー天気ぶりにも呆れますけど、日銀もしかりなのじゃ。
日銀は一般に通貨の番人といわれておるけれど、3つの大きな役割がある。
•銀行券(お金)の発行。
•物価の安定を図ること。
•金融システムの安定。
この3つなのじゃ。

で2番目の物価の安定じゃ。
いまデフレで物価が下がって、さっぱり物価は安定しておらんのに何してんだか日銀。
あんたら、仕事してないってことジャン!!
ここはタイミングよく、大掛かりに金融緩和しないでどうする、ってことだと思いますです。

ガンガン、ジャンジャンお札を刷って、市場にジャブジャブお金流さんでどうするの。
確かに、ニッポンはいま大転換点にありまする。
GDPは中国に抜かれ、四十数年ぶりに公開された貧困率は、OECD加盟国中最低レベル。

酷いことになっておる。
ここは、政府と日銀が必死になって、対策せにゃならんだろ!!
ったく何してんだか。
タイミングはずすと、えらいことになるってこと、判ってんだか判ってないんだか。

以前も書いたけど、いまのニッポン国には、生まれてからずーっと不況しか知らんという世代がごっちゃりなのじゃ。
すべて自民党政権のせいだとはいいませんけど、バブル崩壊から20年ずーっと右肩下がり。
ここはもうなんとかせんと、この国は本当に滅びます。

シンガポール並みに公務員給与も完全景気連動性にして、景気よくなりゃ賃金がっぽり上げる、悪けりゃ民間を上回る賃下げ、それぐらいせんとダメってことだろう。
税収の落ち込みに比べて、公務員給与の減額、少なすぎないか?
高い給料保つため、赤字国債で穴埋めするんだぜぇ。

「楽だから、安定してるから公務員」ってのはもう止めて、厳しいけどやりがいのある公務員せんでどうするの。
そっからニッポン再生のスタートってことじゃ。

あっ!!日銀って民間企業か!!忘れてました。
単なるお役人かと思ってましたよ、あんまりのんびり、ノー天気でさ!!