おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

立ち上がれるか?ニッポン

2010年04月09日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの3度。
どよんとした曇り空の朝じゃのぉ。
残念ながら、毎日好天、というわけには、いかんぜよぉ!!
と今朝はなぜか広島弁?なのじゃ。

それにしても、きのうはよい天気でござった。
日中の気温は何度あったのかなぁ、まさにポカポカ陽気。
気持ちのよろしい一日なのでござった。

さて、
自民党を飛び出した、じっちゃんばかりの政党、「たちあがれ日本」が明日旗揚げだそうだ。
右より勢力の受け皿になれるかどうか、求心力が働くのかどうか、ちょいと疑問じゃね。
なんといっても、平均年齢69歳ってのがネック。

「たちあがれ!!」っていわれてもねぇ、皆さん足腰弱っておって、記者のぶら下がり会見を見てても、足元フラフラしてるじゃん。
「立ち上がれ」というよりは、「立ち枯れ」って感じがするのはおぢだけかぁ?

大体にして、「たちあがれ」って言い方が、そもそも変。
なんか、他力本願な感じでござる。
「私たちが、この国を立ち上がらせる!!」って自力本願ならわかるけど、「おじちゃんたち、見てるから、勝手に皆さん立ち上がってね!」みたいに感じちゃうけど、どうよ。
ってことで、そもそも、いまいちのネーミングなのじゃ。

加えて、月内には「首長新党」も出来るのだとか。
こっちはどうなんでしょう?
杉並区長の山田宏さんに前横浜市長の中田宏さんらが参加。
「地方自治で改革に成果をあげてきた者が経験を生かしていく」とのたまっておるそうな。

ま、こっちの方がまだ支持を集めそうな気もするけど、これも未知数。
大阪府の橋下知事が党首なら、たいへんなことになりそうだけど、そんな気配はござりません。
両新党、いまんとこ、どっちもどっち。
先行きはまるきり不透明なのじゃ。

そんなこんなで、新党があれこれ乱立するってことは、そんだけ政治が混迷してるってこと。
「屁みたいな」総理といわれるお方が国のトップだもんなぁ。
ま、あれこれ、百花繚乱、しょうがないことになっておる。

いま問題なのは、亀ちゃん主導で行われた郵政改革じゃ。
なんで1千万円の上限を2千万円にするのか、わけわからん。
おぢは、かつて郵便貯金を使って、箱モノをドンドコ作った「財政投融資」いわゆる財投の復活を危惧しておる。
亀ちゃんとしては、参院選を前に、郵政票が欲しいってことだろうけど、そんなんでいいのか?

ったくもう!!
東証の社長が週刊現代で述べておるけれど、こうなったら、今回の郵政のカネで政府系ファンド立ち上げて、新興国に投資するってのもよいかもじゃ。
旧態然の財投じゃ、どもこもならん。
財投復活だけは許せませんです!!

どうなるのかなぁ、この国の将来。
いい国のイメージが湧いてきませんです。
「国家目標」は政党のもっとも大事なお約束だけど、それがまるで見えてこないってのは、たいそう困ったことなのじゃ。
いずれにせよ、10年前はGNP世界第一位だったニッポン国が、いまや23位という凋落ぶり。
目先、これをなんとかせんかい、二千回なのじゃ、プンプン!!