午前7時の気温はプラスの3度。
強い風とともに、細かな雨が横殴りに降っておりまする。
春の嵐の朝なのでござる。
ってことで、我が家のニャンコ、寝床の物置小屋から外に出てくる気配が、まるきりござりません。
一昨日戻ってきた冒険ネコ「直巳ちゃん」はまたまた行方不明。
我が家のネコ、再び7匹に減ってます。
ちょこっと帰ってきては、出かけて行くニャンコ。
「寅さん」状態じゃ。
春ゆえ、どこぞで恋でもしてるか?
一昨日から歯が浮いて痛いおぢですが、ネットであれこれ調べたら、「ホントに歯は浮く」のだと判りました。
あごの骨と歯の根の間に、「歯根膜」という緩衝材があるのだそうだ。
で、とある歯科のHPに以下のように書いてあったのでござります。
「歯が浮く、噛み締めると痛いのは、この歯根膜の毛細血管がうっ血して腫れ、炎症を起こしている場合が多いようです。歯根膜は周りを骨に囲まれているので、腫れると歯を持ち上げる形になり、わずかですがまさに歯が浮いてしまうのです。疲れたときには、首や肩の血行が悪くなって、肩こりを起こすことがありますが、これと同じで、歯根膜が血行障害を起こすことが歯が浮く原因のひとつです。」
どうやらおぢの場合は、歯槽膿漏も虫歯もないゆえ、歯が浮く原因はこれ!!
歯根膜の炎症ってことのようなのじゃ。
ようは疲労がたまっておるってことらしい。
休養が必要らしいですぅ~
さて、
中国の自動車メーカー・吉利汽車が、きのう昨年12月の決算を発表いたしましたです。
売上高は228%増で、 純利益は34.55%増という好業績。
ところが市場の予想は、それをはるかに超える「59%の増益」だったもんだから、株価は5%を超える大幅下落となりましたです。
いやはや、凋落ニッポンとはまるで別のところで経済活動してる感じでござる。
純利益が34%増っていうのも凄いけど、市場は6割近い増益予想してた、っていうのも口あんぐり。
高度成長期のニッポンをしのぐ勢いですなぁ。
その中国、「いま不動産バブル」だというから、まさしくあの頃のニッポンと重なります。
元大蔵官僚にして、一橋大名誉教授の野口由紀雄さん曰く「円安要求と金融緩和を直接の引き金にして、1980年代後半の日本で不動産価格のバブルが生じた」そうな。
このとき、大都市における住宅価格は、年収の15倍を超えた。
で、「現在の中国の状況は、このときの状況とさまざまな点で非常によく似ている。経済成長への高揚感があること(80年代後半には、東京が世界の金融の中心になると言わた)。不動産をすぐに買わなければ買えなくなるという飢餓感があること、等々である。」ってことだそうだ。
その80年代後半のニッポン、当時日銀総裁の三重野さんは、土地バブルを収束させようと、急激に貸し出し金利を上げた。
ようは水道からジャブジャブ水を流すように、街中にジャンジャンばら撒いていたカネの蛇口を、金利の急上昇で、ピタリと止めた。
こうしてカネの流れがピタリと止まったことで起きたのが、「バブル崩壊」じゃ。
このトンチンカン総裁の三重野を、「平成の鬼平」などと称して持ち上げたのは当時のマスコミでござったね。
このハードランディングから、現在にいたるまで、おかげさんでニッポン経済はずーっと右肩下がり。
中国政府は、いま難しい舵取りをしながら、「ニッポンの二の舞」を避けようと、必死ということのようなのじゃ。
ってことで、考えてみれば、バブル崩壊から20年、一体全体我がニッポン国の中央銀行、日銀は何してきたんだろ?ってことなのじゃ。
過日、鳩山総理と菅副総理が、日銀の白川総裁を官邸に呼んだそうな。
総理と日銀総裁の2回目の会談だった。
この会談では、政府、日銀がデフレの克服に向けて連携強化を確認したそうな。
今後、3ヶ月に1度のペースで協議の場を設けるそうだ。
こういうの、これまでなんでしてなかったんだろ?
そりゃ日銀は政府から独立しておるけれど、政府と日銀が協力しないでデフレ脱却などできません。
バブル崩壊からすでに20年、この国の経済をなんとかせんでどうするの?
まことに頼りない鳩山政権ではござりますが、日銀との連携強化、ちょっとは前進なのでござります、ハイ!!
写真はイスタンブールのスーパー、カルフールに売っておったキッコーマンの照り焼きソース。
内容と無関係で、まことにスマンこってす。