午前6時の気温はプラス10度。
雨は降っておりませんが、次第に風が強くなってきておる。
午後からは雨だそうな。
天気図を見ると、チョー大型の台風は本道の太平洋側にあって、この先はオホーツク海方面に北上する見込みだ。
台風の西側に当たるご当地などへの影響は少ないようだけど、悪天候はこの先数日続きそうでござる。
通過後は、冬の足音が一気に早まる気配だ。
さて、
今週号の週刊現代が「さらば、アベノミクス 日本、『デフレに逆戻り!』」の大見出しでござる。
同誌によると、アベノミクスが始まった2013年4月から今年4月まで「実質賃金」は24か月連続で下落しておるそうな。
この2年間で実質賃金は6%も下がったというから穏やかではない。
賃金が上がらないから4-6月期のGDPの「個人消費」も0.7%のマイナスだそうで、インフレどころか、デフレに逆戻りしておるじゃんか、って話でござる。
そもそもアベノミクスが掲げたのは「デフレ脱却」だった。
実際、アベノミクスが始まった2013年4月以降、消費者物価指数は上がり続けた。
ところが9月25日に総務省が発表した消費者物価指数は「前年同月比マイナス」!!
ようは、アベノミクスによる「インフレシナリオ」が、完全にアジャパーなのでござる。
インフレにしたい安倍政権なのに、総理は理解不能なこと、申しておったね。
そのサンプルが、「携帯料金の引き下げ」を求めた9月11日の経済財詩諮問会議の発言でござる。
安保法案反対の声が大きいため、世間の人気を集めたいとでも思ったか?
とうとうアクセルとブレーキを同時に踏む愚挙、バッカじゃなかろかサンバなのでござる。
おかげでソフトバンクなど携帯電話会社の株価は暴落いたしました。
そして、この11月16日に発表される7-9月期の実質GDP成長率は、4-6月期と同じく、マイナス成長になりそうだというのです。
「2四半期連続のマイナス成長は定義上『景気後退』といっていい状況です」と日本総研副理事長は申しておる。
そんなアベノミクスの失敗を棚上げしておいて、「新三本矢」というから呆れちゃう。
今度は国民をごまかす手法だから呆れるのです。
そもそも、今回言い出したGDP目標値の「600兆円」は、これまでの「2020年までに名目成長率3%」を言い換えたにすぎない。
しかも現状でも3%なんかに手が届かないわけですから、単なる「絵に描いた餅」に過ぎないじゃんって話。
何といっても、600兆円となる根拠もまるで示してしておらんという、ヒデー話なのじゃ。
単なる大風呂敷でござる!!
そんなこんなで、アベノミクスは世界からすっかり信頼を失い、挙句の果てに「セカンドステージ」だそうですから、どもこもならん。
週刊現代は「失われた20年に逆戻り」することになると申しておって、おぢは頭がクラクラしてまうのでござる。
アジャパーなことじゃねぇ、、、、
などと書いておったら、北海道内はすでに暴風圏だそうな。
ご当地にでも雨が降ってきて、風もさらに強くなってきた。
峠では雪もあるそうだ。
心配なことでござる。