午前6時の気温はマイナス5度。
昨夜から今朝にかけて雪は降っておりません。
白々と夜が明けてまいったところでござる。
ところで、
耳鳴り治療に「サウンドジェネレーター」というもんを病院で処方、購入して1か月が経ちましたです。
以前も書きました「TRT療法」でござる。
これは、耳鳴りの「キーン」という不快な音を緩和する「音を使った治療法」。
目指すところは「耳鳴りがあっても気にならない」ところ。
ある意味消極的な治療法だけど、そもそも耳鳴りには、治療法なんぞというもんがないからしょうがない。
いま考えられるベストの方法がどうやらこれらしい。
サウンドジェネレーターを付けておると、「ザーッ」という音が聞こえるのですが、これで「キーン」という音を緩和するのです。
ザァーというこの音、それぞれの患者の耳に聞こえにくい音の周波数に合わせておるのだそうな。
耳鳴りは、聞こえにくい音を、脳が一所懸命に聞こうとして、脳内の雑音を拾うために起きるのだという。
だから脳に「そこは働かなくていいよ」と、音を出しておくらしい。
おぢは、シャワーや風呂以外、ほぼ24時間装着しております。
耳鳴りが大きいときは、ボリュームを上げ、小さいときは下げて、2種類ある音を時おり替えて、お好みで調整しながら使っておる。
不快な音が、とりあえず聞こえにくくなるので、睡眠もよくとれるし、日中の仕事にも支障がない。
「脳をだます」らしいこの治療法、おぢには合っておるのでしょう。
このまま1年とか半年とか使用して、耳鳴りが良化すると「めっけもん」なのでござる。
さて、
12月12日号の週刊現代「ドクターZは知っている」が、政府が言い続ける「景気は回復基調」に疑問を呈しておる。
7-9月期のGDPが2四半期連続でマイナス成長だから、おぢは「景気後退」だと過日書きましたです。
「2四半期連続でマイナス成長」は、いわゆるマクロ経済学でも、我がニッポン国の常識でも、延々と景気後退を意味してきたはずじゃ。
どうやら官僚らしい「ドクターZ」さんは、当然のことながらおぢと同意見でござる。
欧米メディアもはっきりと「日本は景気後退」と言い切っているから、呆れるのです。
でもってドクターはこう申しておる。
「政府が根拠としているのは、前期比ではなく前年同期比だ。1年前と比較すれば~中略~1%増だから彼らは『回復基調』と分析している」のだそうな。
そして、「この状況を『景気回復』というのは、はっきり言って大きな間違いだ」と指摘しておる。
これって、相撲でいえば突然「土俵を大きくしちゃう」とか、野球でいえば、「左右の両翼を広げてホームランを出やすくする」みたいなもんではないのか?
これまでのルールでは明らかに「景気後退」だけど、ルールをいきなり替えておいて「景気回復」って、「サギ」のたぐいじゃん。
こんな政府のデタラメに異議を申し立てない、日経新聞をはじめとしたマスコミってなんじゃらほい???
そして財務省も、実はこの事実をちゃんとわかっているのだという。
だけど、それを認めると「10兆円を超える莫大な補正予算を投入しなければならないことになる。彼らはそれをやりたくないから、秋の臨時国会を開かなかった」というのだ。
安倍内閣が憲法違反をしてまで国会を開催しない理由はここにもあったということ。
しかも財務省の意向だ。
ほかにも国会開けば、パンツ大臣の香典問題も、しっかり追求されるしねぇ、、、
ようは安倍内閣、国会を開かないという憲法違反を犯しながら「逃げの一手」で政権の延命を模索しておるわけだ。
ドクターは最後にこう締めくくっておる。
「多額の埋蔵金があるのに、補正予算はわずか3兆円。セコすぎる役所が変わらない限り、本当に『景気回復』に乗る日は、どんどん遠ざかっていく」とか。
今の状況は「不景気の下での株上昇」ってことなわけで、「いやはや」なのでござる!!
その株高を支えておるのが実は「年金」で、そこが大損失を出しておるって話は「あしたの心だ」!!。