午前6時の気温はマイナス3度。
10センチ以上の積雪があり、今も降っておりまする。
きのうは重くてしんどい雪でしたけど、きょうの雪はどうなんだろ???
まだ夜が明けてこないというのに、ニャンコが外でご飯を待っておるので、しかたない、行ってまいります。
…行ってまいりました。
積もっているのは、サラッサラのパウダースノーでござる。
仕事があるけど、朝一スキーに行こうかしらん?
仕事と除雪は後回し、ってことだろか?
あれこれ悩んだりする新雪、深雪がごっちゃりの朝ござる。
さて、
「Buy my Abenomics(バイ・マイ・アベノミクス)」と、安倍総理が下手な英語で大見えを切ったのは、2013年ニューヨーク証券取引所でのことだった。
映画「ウォール街」に登場するセリフのアレンジだそうな。
それから幾星霜、アベノミクスで景気がよくなったという実感がさっぱりないまま、2015年も年の暮を迎えておる。
そしたらここへきて標記のように,アベノミクスがアホバカ民主党政権時のGDPより、さらに低い値だというからビックリじゃ。
民主党政権スタートの2009年7~9月期から、政権の座を滑り落ちる2012年10~12月期までの期間の実質GDPは伸び率が「5.8%」だったそうな。
ところが、安倍政権が誕生した2012年10~12月期から、2015年7~9月期の実質GDPは、呆れたことに「2.4%」の伸びだったという。
にわかには信じがたいけど、笛と太鼓で大騒ぎのアベノミクスより、アホバカ民主党政権下の方が2倍以上GDPが良かったというのです。
この数値、困ったことに内閣府が出した数字でござる。
野党や共産党が出した数字ではございませんのです。
3本の矢だとか、バイ・マイ・アベノミクスとかのたまったけど、開けてみればホケ・カス並みの数値、ありゃりゃな結果なのでござる。
アベノミクスで大騒ぎの末、この間上がったのは日経平均株価だけってこと。
その株価もそろそろ暗雲が立ち込めておる。
アベノミクス完全の化けの皮、完全に剥がれたわけだけど、新聞テレビはどっこもこれを報じない。
過日「7-9月期のGDPが2四半期連続でマイナス成長」だから世界の常識ではこれを景気後退と言いますと書いたけど、これも新聞テレビはどこも報じない。
そしたら、なんと新聞の消費税、このたび軽減税率が適用されて8%に据え置かれることになったそうな。
食品だけが軽減税率適用だと思ってましたけど、なぜか新聞もなのだ。
びっくりポンでござる。
軽減税率の適用を受けたいばっかりに、政府批判は封じ込めてしまったか?
揃いも揃って政府の「御用新聞」に成り下がったといわれても、しかたがない。
そんなことですから、報道する内容も「大本営発表」にずんずん近づいておるのか?
これで、ますますもって野坂昭如さんいうところの「戦前の始まり」ってことでしょうか。
トホホな時代でござる!!