午前6時の気温はマイナス3度。
雪も降っておらず、きょうも静かな朝でござる。
冬至も過ぎたので、これからずんずん明るくなると思うと、気持ちも少しばかりウキウキしたりもいたします。
きのうの日中、町に買い物に行く際に、ちょいと遠回りしてスキー場そばを通ったら、外国人客がわんさか溢れておってびっくり。
そういえば!! 欧米人にとっていまはクリスマス休暇の真っ最中、と思い当たったね。
いま時期ご当地を訪れるのは、家族連れが多く、しかも比較的金持ちが多い。
クリスマスシーズンですから、宿泊するにも値段が高いからねぇ。
1泊30万円ってな、七色に光る屋外ジャグジーがついて、使用人のための小部屋が付いたペントハウスも埋まっておるんだろ、たぶん。
そしてスキー・スノボをしに来るわけですから、運動不足のデブちんは当然ながら少ない。
特に女性は母親も娘もスレンダーで美人が多いことになっておる。
スーパーのある町までは7~8キロはあるのですが、そこを若い美人さんたちはテクテク歩く。
特にオーストラリア人は、その程度の距離がまるで苦にならんようなのだ。
もちろんバスを利用する人も多いのですがね。
帰り道は、荷物を抱えた若いにーちゃん、ねーちゃんたちが、通りがかった車をヒッチしてホテルやコンドミニアムに戻るようです。
だけど、大男4人が同時に指を上げてもねぇ、、、
ちょいと怖いし、ニッポンの乗用車、そんなにでかくない。
ただし、若いおねーちゃん限定で、2人ぐらいなら方向が合いさえすれば、おぢはサッと乗せてあげるのです。
すっかり「親切なニッポン人」を演じるわけだ。
というのも、そろって小顔で細身、ときにはブロンドのシュッとした美人さんなわけですから、短い時間でもご一緒するだけで楽しい。
好きです!! スレンダー美人。
でもって、「どっから来たの?」「いつまでいるの?」「美味しいもん食べた?」などなど、どうでもいい話をつたない英語で話したりするのです。
そして、こういう美人さんは、若い子でもたいていはいい香りの香水を使ったりしておる。
汗臭い車内は、ニッポン人など使わない、なんとも素敵な香水に包まれるわけ。
お金持ちは、そもそも若い子でも「サンキュー」がずいぶんとお上品だったりもする。
それに習ってこっちも「ユーウエルカム」だって多少はお上品な口調で、礼儀正しい慇懃な態度で… な~んてなことも…
ときには強烈な香水がときおり鼻をついてクラクラもしますけど、これも国際貢献、国際交流と思いつつ、ニヤけておるわけ。
冬のご当地、あれこれお楽しみがあるのです。
まだまだシーズンは始まったばかりですが、あっちもこっちもたいした賑わいでござる。
これから3月までどんなことになるのか、この冬もたいしたお楽しみなのじゃ。
スマンね!!