おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ニセコのスキー場界隈に、東洋系が増えてきた

2015年12月13日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス2度。

暖かな毎日が続いておりまする。

除雪しないで済むので、ホッとしておりますが、少しばかりさびしい気もする羊蹄山麓じゃ。

新聞もこの冬は6年ぶりの暖冬だと伝えておる。

理由はどうやらあのエルニーニョ。

気象庁によると、この暖冬は観測史上3番目の規模となるエルニーニョ現象が最盛期を迎えたためで、日本列島はいわゆる西高東低の冬型の気圧配置が長続きしないのだそうな。

本格的な雪はいつからだ???

そんな昨夜、ひらふ地区にある温泉「ゆころ」に行ってまいりました。

目的はというと、敷地内にある居酒屋じゃ。

ここが昨夜から冬季営業を始めたので、それじゃぁ「行ってみよう!」となったのです。

このお店、ハイシーズンは外国人スキー客で混雑して入れないため、初日なら大丈夫だろうと踏んだわけ。

風呂上りにハニーさんと、温泉オーナーと一杯呑んだのですが、空いておったのは最初だけ。

あっという間に外人客がドンドンジャンジャンやって来て、まもなく満杯状態でしたわ。

たいした雪もないのに、外人さんがずいぶんとご当地に来ておるようじゃ。

もしかすると、世界的にもご当地以外はあまり雪がないのかもしれません。

そんなことで千客万来、ニセコを気に入ってきてくれる皆さん、こぞってウエルカムじゃ!!

そういえば、先日の午後、我が家の玄関ドアをコンコン叩く女性3人組がおりました。

手元にはキャスター付きの旅行バックで、顔にはスカーフ。

ひとりだけ英語が話せるので聞いてみれば、タイからスキースノボにやってきたのだそうな。

でもって、いつものように間違って、お近くの無人駅JR比羅夫駅で降りてしまったのだとか。

そこから我が家まで数百メートルをとぼとぼ歩いてきたけど、あたりに何もないのでビビッてドアを叩いたらしいのです。

そこで、これまたいつものようにマイカーに皆さんを乗せて、スキー場近くのホテルへ連れて行きましたです。

ま、これも身近な国際貢献、ニッポンのイメージアップにつながれば、そう思って無料タクシードライバーをやっておる。

で、車中、英語の話せる女性は「バンコクのポリスウーメン」と申しておった。

「バンコクにぜひ来てください」とも。

ホテル到着後は、皆さんと一緒にスマホでニッコリ写真におさまりましたです。

タイ語の「コップンカー」は女性の「ありがとう」だそうで、3人は何度もこれを繰り返しておりました。

ちなみに男性は「コップンクラッ」だそうな。

めったに人に喜ばれることなどないおぢは、たいしたいい気分で帰宅したのです。

これまでは、ギター抱えた怪しいオーストラリア人やアメリカ人、イギリス人などあれこれ欧米人をスキー場まで連れて行きましたけど、タイは初めて。

東洋系のスキー客が増える傾向なのかもしれません。

この冬は、ホテルもコンドミニアムも、すでにほぼ満杯というしねぇ、、、

そういえば、タイのポリスウーメンにスキーやスノボは大丈夫かと聞いたら「水泳、空手、スポーツなんでもOK、だから初めてだけど大丈夫!!」と自信満々だった。

さて、どうだったんだろ???

ケガでもして「二度と来るもんか!」ってなことに、ならんとよいのですがね!!

冒頭の写真は午前7時のニセコアンヌプリ、今どき晴れた山の景色は珍しい、暖冬の2015年冬でござる。