午前7時の気温はマイナス7度。
深々と雪が降っております。
我が家のデッキに鎮座しておった古い除雪機が初出動いたしましたです。
この小さな除雪機のおかげで、デッキの除雪は20分ほどで終わります。
今年も修理に出しましたけど、たいしたお役立ちなのでござる。
ハニーさんが20代の時、亡くなった父親のために購入したものだそうで、30年近く経った年代物ですがいまも大活躍。
ホンダのエンジン恐るべし!! 偉いぞ技術大国ニッポン!! と思ったりもいたします。
そんなことで、きのうは午後から荒れ模様のお天気でござった。
夜に至っては猛吹雪、完全にホワイトアウトしておりました。
いよいよ本格的な雪の季節、豪雪で知られるニセコは倶知安町なのでござる。
ちなみに、倶知安は「くっちゃん」と読みます。
「ぐちあん」でも「ぐちゃん」でもありません、本州の皆さん、そこんとこヨロピクね!!
さて、
ダイヤモンドオンラインの記事が面白いので紹介じゃ。
曰く「『アベノミクスは失敗だった』と声高に言いづらい空気の原因」でござる。
経営コンサルタント30年のキャリアというの鈴木貴博さんという方が申しておってまことに興味深い。
っていうか、ニッポン国民のだれもが「アベノミクスはうまくってんのかなぁ?」「失敗でないの?」と思っておるのに、「誰もそう言わない不思議」をおぢは感じておりましたです。
鈴木さんはずばり「経済成長の実感が持てない上に、2%のインフレ目標も達成できるどころか、デフレに逆戻りする雰囲気が出始めている」と喝破しておる。
そして「失敗と断言しているケースは稀だし、国民の世論もそこまでの空気にはなっていない。これは不思議なことではないか」とまことにごもっともなのじゃ。
おぢは「戦後最悪の総理」だと思っておりますが、安倍内閣の支持率はなぜか依然として高い。
もし、南スーダンで犠牲者が出ても支持率は高いかね?
でもって、さっぱりうまくいってないのに、なぜアベノミクス批判が出ないかというと、
「中国の実需が世界相場を押し上げ始め、トランプの追い風で責任がうやむやになった『ラッキー』」なのだそうな。
「言い換えると、アベノミクスは失敗しても、足もとのエコノミクスはいい感じになってきたということだ」そうですわ。
確かに、アベノミクスとは全く無関係に株価は順調に上がってきておる。
ですが「本質的には、安倍総理が打ち出した異次元緩和政策には限界が見えてきた」ので「新たな政策を打ち出そうというような議論が、本来ならなされるべき局面にある」とか。
実際、経済は厳しい局面に入ってきておると指摘しておるのです。
株高に浮かれておっていいのか? ってことだ。
しかし「固有名詞がアベノミクスになってしまったがゆえに、安倍政権が続く限りは、アベノミクスを見直そうとは誰も言えなくなってしまったのだ」そうだ。
アベノミクス、うまくいってないのに誰もうまくいってないとは言えない理由は「これ」だそうな。
「アベノミクス批判は『イコール安倍批判』と取られかねなくなってしまうという理由も大きい」そうだ。
しかし、安倍批判のどこがわるい???
おぢは、ちゃんと安倍批判できないニッポン国内の「空気」、これこそ「気持ちが悪い」と思う。
安倍批判に加え、アベノミクス批判にも口をつぐむマスコミ、ここに大いに問題があると申しておきましょう。
「権力者のチョウチン持ち」してばかりでは、マスコミに未来はないと思うけど、どうよそのあたり???