デッキの除雪を終えた午前7時半の気温はマイナス12度。
デッキに置いてある小型除雪機が出動したのは、この冬8度目です。
昨シーズンは、この小さなオンボロ除雪機も出動回数がゼロで、ほぼ無用の長物状態でした。
一転、この冬は大活躍中だ。
そんだけ厳しい冬だということでしょう。
上の写真は除雪を終えたあとのデッキですけど、もうすでに雪が積もってきておる。
きのうも、屋根から落ちた家の周りの雪を除雪しましたが、家の両側には高い雪の壁ができております。
こんな風景、ついぞ見たことがない。
その中型除雪機も、きのう午後には、我が家の裏でとうとう雪にはまってしまいニッチモサッチモいかないことに。
これまで踏み固めてきた道を通っておればよかったものを、少し逸れたら、片方のクローラ(キャタピラともいう)がずぶずぶ埋まってしまったのです。
お隣に長期宿泊中の方に手助けしてもらい、30分ほどでようやく脱出したのでした。
久々の大失態で、がっくりでした。
お手伝いしてくれた方には、きょうにもビールなど届けて再度お礼しないといけません。
いずれにせよ、厳しい冬でござる。
ところで、
2月15日号の週刊新潮「イタリアチレント地方で見つけた長寿の秘密」がへぇ~って話で面白い。
イタリアのチレントは元気な100歳が世界一多いそうだ。
食べているのは、地域伝統の青魚に野菜、オリーブオイル中心に食塩少なめだ。
食生活に関していえば、オリーブオイルとワインを別にすれば、地中海食と和食は共通点が多いそうだ。
実際に食べておるのは「さまざまな野菜、インゲン豆などの豆類、魚はカタクチイワシ、肉は鶏肉、料理にも食卓にもオリーブオイルは欠かせない」とか。
我が家でも朝の食卓には高級オリーブオイルが鎮座しており、サラダに必ず使っておる。
オメガ3脂肪酸の入った「アマニ油」もDHAとEPAが豊富なので、納豆に必ず加える。
魚もほぼ毎朝食べる。
似てますなぁ、チレントと我が家の朝食。
違いはというと、チレントは海沿いの斜面で坂道や階段を上がることが多いそうだ。
長野県が寿命が長いのも斜面が多い地形とも関係あるとか。
さらにチレントでは農業や漁業に従事する人が多いという。
ようは仕事自体が運動だそうで、生涯現役で運動量が確保できるのだそうな。
真狩村に住む86歳の義母が元気なのも、雪解けから始まる家庭菜園で、秋まであれこれするからに違いない。
つまり、仕事=運動になっておるってことだ。
長野やチレントみたいに坂道や階段を歩くと、我が家の健康にとっては、さらにいいのだろう。
「坂道と階段は寝たきり防止ジム」はなるほどなぁ~ と納得した新潮の記事でござった。