午前5時30分の気温はマイナス10度。
雪がジャンジャン降ってます。
きのうから今朝にかけての積雪は軽く30センチはある。
休肝日でお酒を休んだせいか、体調も良好、頭もスキッとしております。
きょうもしっかり除雪のようです。
「除雪も筋トレだ。健康のためガンバル!!」「こんな雪、なんちゅうこともない!!」と心に言い聞かせて作業することにいたします。
実はけっこうしんどくて、そろそろ心が折れそうですけど…
「夏は雑草との闘い、冬は雪との闘い」ですからしょうがない。
めげずに頑張ることにいたしますが、今シーズンは経験したことのない大雪であることに間違いはありません。
さて、
ネット上ではなんでもかんでも「反日」「サヨク」などと決めつけ、自分たちだけが正しくて、ほかの考えは排除する、気持ちの悪い傾向がずんずん進んでおる。
太平洋戦争前、国の方針に反対する至極まっとうな人々を、「非国民」「アカ」などと決めつけ、排除したり、逮捕したりした時代に逆戻りするかのようで、たいした薄気味悪い。
「物言えば唇寒し」みたいな吐き気を催す国に、二度と逆戻りさせてはいけないと思う今日この頃、標記のような憂鬱な事態が起きておる。
長崎県の住宅に陸上自衛隊のヘリが墜落した事故で、住宅にいて負傷した女の子の父親が、ツイッター上で中傷に晒されておると、今朝の東京新聞電子版が伝えておる。
なんでもこの父親が、報道機関のインタビューに答えて「許せないですよね」と言ったことが原因だそうな。
この発言に対して、「許せないって、自衛隊はわざとやってる訳じゃないだろう」「亡くなられた隊員に関しては無関心なんだな?」とツイッターに投稿されておるそうだ。
一方、こうした中傷に対して、これらを批判する至極まっとうな書き込みもあるのだという。
もちろん、亡くなった自衛隊員はお気の毒だけど、新築だったという自宅が、いきなり降ってわいたような事態で全壊し、家にいた娘は運よく無事だったわけで「許せない」のは当たり前だ。
ニッポン国では、家を建てる場合は、多額の借金をして、これを20年も、30年もかけて返済する。
命こそ幸運にも助かったのに、新築の家が全壊して許せないのは当然ではないのか?
こういう失礼千万な発言を、なんでまたゲロゲロ平気で吐き出すのかがわかりません。
いずれにせよ、300万人を超える犠牲者の上に成り立つニッポンの民主主義を、水泡に帰すようなことになってはホントに困る。
自由な発言を封じるこうした動きが、実に「恥ずかしいこと」なのだと思わないのが気持ち悪い。
また、沖縄県宜野湾市で去年12月、米軍ヘリの部品が学校の敷地に落下した事故でも、「学校をどかすのが筋だろう」などの電話が市教委に寄せられたそうだ。
こういうのを「品性下劣」というのでしょう。
ニッポンの憲法には、確かに改正すべき点もあるかも知らん。
しかし、上記のような非常識な皆さんと思想を同じくする国のトップが、どうしてもやりたい憲法改正なんぞは、させてたまるか!!
…と思うおぢでござる。