おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

佐川長官を証人喚問に「呼ばんでどうする!」

2018年02月26日 | Weblog

午前5時30分の気温はマイナス8度。

深々と今朝も雪が降っております。

昨夜から今朝にかけての積雪は20センチほどか。

きのう午後からジムで汗を流したおかげでしょうか、今朝は久々に午前5時過ぎに起床いたしました。

体調良好でござる。

冒頭の写真は先々週2月15日号の週刊文春グラビア「Catch Up」だ。

勝手に掲載してごめんなさい。

文科省前事務次官の前川喜平さんが加計学園の建設現場に立つ写真です。

文春の取材に応じて撮影したそうだ。

2月3日のこの日、この学園のおひざ元である今治市で「加計学園問題」をテーマに講演するために、前川さんはやってきたそうだ。

1200人を集めた講演会では、前川節が炸裂し、会場からは「国政に出るつもりは?」「総理にならないのか?」との質問があったそうだ。

まさに「出たい人より出したい人」なのだ。

「そだね~」とおぢも思う。

ですが前川さんはこう申したそうです。

「あえて言うならアイム〝ソーリー〟ですかね」と会場の笑いを誘ったそうだ。

一方、「風俗通い」とまで新聞一面に書かれたこの前川さんとは対照的に、すっかり国税庁長官にご出世した佐川宣寿さんですわ。

3月1日号の文春は「佐川国税庁長官を緊急査察する!」との大見出しだ。

国税で差し押さえした土地が競売にかけられ、これを佐川さんは相場より格安で購入し「1億円豪邸」を建てたそうな。

文春は、このときの土地購入の経緯に疑問を呈しておる。

財務官僚が職業上知り得た情報で、相場より安い物件を手に入れたように見えるのは、いかがなものかという話だ。

財務省OBも「佐川氏の行為は財務官僚としての倫理観に欠ける」とバッサリだ。

国会では「資料は全て廃棄しています」「いちいち(野党)の指摘を職員に確認しません」と強気の答弁を繰りかえした。

「その姿を安倍総理は『いいね、佐川は冴えてる』と絶賛して」おったと文春は書いておる。

しつこいようだけど、安倍総理のおぼえめでたい方なのだ。

国税庁長官になってからというもの、一度も記者会見を開いてないし、これまた恒例という記者懇談会も開催してないダンマリ長官だけどね。

そんなこんな、逃げまくり続ける佐川さんですが、財務省からは、森友側とのやり取りが記された内部文書が次々出てきた。

これら記録は、近畿財務局内で法務の担当者に照会したときの記録だとか。

8億円の値引きは法的に問題がないのかどうか、局内にある法務担当にこの事案について照会したってことなのだ。

つまりは、「資料は全て廃棄しています」という佐川さんの答弁とは大いに矛盾する事態が明らかになったわけ。

こうなれば、当たり前だけど、国会に呼んで証人喚問してもらわんことにはどもこもならん。

だけど、麻生財務相は「証人喚問の必要はない」と一蹴したそうだ。

アホなこと言ってもらっては困ります。

国会での答弁と矛盾する事実が出てきたわけだから、「国会に呼んで話を聞かせてよ」って話なのだ。

菅官房長官に至っては、「国会には絶対に呼ばない」と周囲に断言しておるそうだ。

しつこいようですが、国会での答弁と矛盾する事実が出てきたわけだから、「国会に呼んでちゃんと話を聞かせてよ」って話だなのだ。

国税庁のダンマリ長官を、国会でダンマリ返上させないでどうする!! って話なのだ。

文春のアンケートでは83%が「証人喚問せよ」と申しておる。

強権を振るって、証人喚問にも応じない慇懃無礼な安倍内閣にさすがのおぢも、むかっ腹立ちまくりでござる!!