午前6時の気温はマイナス1度。
午前5時半を回って、ようやく白々と夜が明けてまいりました。
どうやら晴れのお天気です。
予報によると、ご当地後志地方は晴れのお天気、降水確率ゼロ%、最高気温は17度だ。
このお天気はあす、あさってまで続くそうだ。
あれこれ冬支度するには絶好の機会となりそうです。
ところで、
10月17日のことですわ。
さいたまスーパーアリーナでのコンサートをドタキャンしたのが、沢田研二さんことジュリーです。
当初は「契約上の問題」で公演を中止したと伝えられました。
その後、ご当人は会見に応じて「観客数9000人と聞いていたが、実際は7000人で満員とほど遠い」と述べたそうな。
「客席がスカスカの状態でやるのは酷なこと。無理だよ。僕にも意地がある」とも。
さらに、これまでも「東北や中国地方などでは集客が少ない中でライブをやった」こともあるけど、今回は「空席を幕で覆う」なんてこともしたのだそうな。
しかも事務所やイベンターに「ライブやるなら満員にしてくれ。ムリなら断ってくれといつも言ってる」そうだ。
今後、代替公演を開催するそうだ。
なるほどねぇ…
「ライブやるなら満員にしてくれ。ムリなら断ってくれといつも言ってる」そうですから、単純に9000人が7000人で怒って中止にしたわけでもなさそうだ。
「単なる自分勝手」かとも思いましたがそうでもないようです。
その昔、札幌で「宮の森のジュリー」と呼ばれておったのがおぢですわ。
面影もないのは、こっちもあっちもご同様です。
ではありますが、齢70歳の本家ジュリー、どうやら「筋を通した」ってことのようです。
それよりなにより、沢田研二さん、ここんとこ、なかなか頑張っておると聞きました。
ようは原発や憲法に対して怒りの楽曲を発表しておるらしい。
「犀か象」という歌ではこうだ。
「♪全て忘れ犀か象 五年経ったか犀か象/人の手に負えない犀か象…………地震多発も犀か象 舌の根乾き犀か象/神をも畏れない犀か象」
「さいか、ぞう」とは歌ってますが、ようは「再稼動」なのだ。
なかなかやるじゃんって思います。
アメリカでは、つい最近、テイラー・スイフトさんという若者たちに大人気の女性歌手が、トランプ批判を展開し話題になった。
自身のインスタグラムに「肌の色、ジェンダー、誰を愛するかといったことに関係なく、すべてのアメリカ人の尊厳のために戦ってくれない人には投票することはできません」と書いたというのです。
大人気の歌手ゆえ、これにはトランプを支持するアメリカのネトウヨも意気消沈したそうだ。
ほかにもビヨンセさんとか、レディー・ガガなんかがトランプ批判をするなどアメリカでは、芸能人も政治批判するのがごくフツーになっておる。
ニッポンではこうした人はまだ少ないわけで、自由に政権批判を継続しておるジュリー、応援したくもなるのでした。
タカピーな印象を与えた今回のドタキャン騒動ですが、ジュリーの活躍ぶりも分かって、結果オーライってことなのでした。
この際は「頑張れジュリー!!」と、かつての「宮の森のジュリー」からエールを贈っておくことにいたします。
安倍さん、スマンね!!