おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

あっちでもこっちでも、偽装ばかり…

2018年10月18日 | Weblog

青空の広がる午前6時40分の気温はプラス5度。

羊蹄山やニセコアンヌプリも雪じゃないかという寒さも予想されました。

ですが、パッと見たところ、ニセコアンヌプリは冠雪していないようです。

きのう雪が降ったのは石北峠だそうな。

石北峠は、同じ北海道内とはいえ、ご当地から札幌などを経由して320キロほど離れたところだ。

東京からだと、名古屋、新潟、仙台といった距離になる。

石北峠はここからずいぶん遠いのです。

そんな昨夜は、少々体調がよろしくなかったのですが、恒例ズンバへ。

最初はさっぱり体が動きませんでしたが、ジャブジャブ汗をかいて、はぁはぁゼイゼイしたら、スッキリいたしました。

少々不調でも、思い切り体を動かすと、体調が戻るってこともあるようです。

激しい有酸素運動で、体のあちこちが活性化するのかしらん???

ところで、

ここんとこ世間ではなんとまぁ、困った事件やら何やらが起きておって、あんまり愉快な気分ではありません。

トルコのサウジアラビア大使館に入ったあと消息不明のサウジ記者は、どうやら生きたまま切断されたと報じられておって、なんだか薄気味悪い。

大使館で殺害されたとしたら、これも前代未聞ですけど、生きたままとなるとさらにゲンナリいたします。

しかも「サウジ国営通信」は当初、その記者は大使館を去ったと報道するなど、あれこれ偽装。

ニッポンでは、福島第一原発の事故で、業務上過失致死の容疑で強制起訴された東電の元副社長の武藤栄さんだ。

2008年2月、東電のいわゆる「御前会議」で津波対策が了承されたにもかかわらず、同年6月に津波の高さが15.7メートルになると報告を受けたら、武藤さんが「先送りした」とされておる。

きのうの公判では、福島県との会議に備えた「想定問答集」を検察役の弁護士が武藤さんに示した。

そしたら武藤さん「内容は知らなかった」と答えたそうな。

県と打ち合わせするための想定問答集の内容を、打ち合わせに参加するであろう副社長が知らないってどうなのよ???

また大震災直前には、「15.7メートル」と聞かされた旧原子力・保安院から対策が不十分と指摘されたと、担当者が武藤さんにメールした。

これも「読んでいない」と申したそうな。

なんだか言い逃れに終始しておるようで、気分が悪いです。

15メートルを超える津波の予想ですから、高さとしてはビックリ仰天の数値。

フツー、忘れたり見なかったりするかね?

こんな高さなら何らかの対応しなきゃならんわけで、たいへんなカネのかかる話なのだ。

だから経営判断として「先送り」しても不思議ないと思うけど…

かと思えば、KYBによる、免震データの改ざんですわ。

あっちでもこっちもで地震が起きるのが、ここんとこのニッポン。

だから信頼できる免震装置が必要というのに、これまたなんじゃらほい?

データ改ざんして、ビルは大丈夫って言われてもねぇ~

そいうえば、2005年でしたかね。

「耐震偽装問題」というのがありました。

一級建築士が行なった構造計算ソフトの集計結果の改ざんですわ。

ホテルやマンションで次々偽装が明らかになって大騒ぎに。

こんときはネット上の「きっこの日記」が話題にもなった。

また2007年には東洋ゴムによる免震ゴムのデータ改ざんってのもあった。

多くの自治体庁舎、マンション、病院の免震ゴムにデータの偽装があったのも記憶に新しい。

それに加えて、今回のテータ改ざんですわ。

外国で高速道路が落ちたりするのを「ヒデー話だ」「酷い国だ」などと他人事でしたけど、そんなこともう言えそうにない。

ニッポン国の建物もすっかり怪しいことになっちゃって、これではニッポンも偽装天国、どもこもなりませんです、ハイ!!