きょうから10月です。
Eテレ体操が終わった午前6時40分の気温はプラス15度。
風がありますが、雨は止んでおります。
気になる台風24号ですが、被災した方には申し訳ないけど、ご当地は何事もない朝を迎えております。
昨夜から雨はしょぼしょぼ降っておりましたけど、それだけ。
災害とはいまんとこ無縁のようです。
ところで、
先日ご紹介した、高校生ダンスのいわば甲子園、これを目指すドキュメンタリー「勝敗を越えた夏~ドキュメント 日本高校ダンス部選手権」が、早くもあす朝放送ですわ。
NHKBS1で2日(火)午前9時から再放送なのだ。
平日朝の放送ですから、いまのうちにしっかり録画予約しておきましょう!!
「5か月にわたる取材で悲喜こもごもの青春群像を描く」はまさにその通り。
バブルダンスで一世を風靡した登美丘高校は「おもろい」路線で、選手たちも楽しそうに練習に励んでおった。
強豪、同志社香里高校は指導者ではなく、生徒がダンスをつくり上げ、結果を出す。
スポーツを巡る諸問題が取り沙汰される中、高校ダンス部という新しい部活でも、あれこれ問題があったりも…
1、2年生の昼食時間をどういうわけか、わずか5分としておった高校に、悪しき体育会系の体質を見たりもしました。
そんなことで、強いチームがなぜ強いのかもよ~くわかる内容なのでした。
普段のメンコイ女子高生の顔と、試合に臨むプロダンサーのような顔としなやかな動き、キレッキレの動きに魅せられました。
必見のドキュメンタリーでござる!!
ドキュメンタリーといえば、先日放送の「“樹木希林”を生きる」は見ましたでしょうか?
これも秀逸でした。
これもあす2日(火)午後11時55分から再放送ですので、ぢぢ、ばばは録画予約してね!!
これは、密着取材したひとりのNHKディレクターの作品というより、作演出樹木希林というべき作品でした。
ネタバレになりますが、ラストは遺作となったドイツ映画に出演したシーンです。
スノードームを手に「ゴンドラの唄」を歌うのです。
そう、世界の映画関係者ならだれでも知っている黒澤明監督の「生きる」です。
がん宣告された公務員が市民のために公園をつくり、死ぬ前にブランコに乗って歌うのがこの歌です。
そして希林さんもスノードームを眺めながらこの歌を歌うのです。
映画監督からスタッフ至るまで、誰もが知ってる黒澤明の名作のオマージュ(作者などにささげる敬意、賛辞)です。
そして希林さんも、もちろんこれを知っておって、がんで亡くなった映画「生きる」の主人公に自身を重ねたのでしょう。
ドイツの女性監督の作品で、来年3月公開だそう。
生涯最後のそしてたぶん最高の演技となったことでしょう。
公開が楽しみです。