今朝も寝坊いたしました。
昨夜は午後9時には就寝しましたけど、起床はつい先ほど、午前6時40分です。
危うく10時間も寝てまうところだったのだ。
不眠に悩む皆さんには申し訳ないけど、このまま目が覚めないかも知らんほど寝てしまうのもどうなんだ?
どこか体調に異変でもあるんだろか?
さて、
どこぞの会社か自治体、観光関係者が北電を相手取って損害の賠償請求をしないかと注目しておりました。
そしたら、コープさっぽろが、大規模停電で9億円余りの損害が生じたとして、北海道電力に賠償を求める方針を決めたと地元、NHKニュースが伝えておる。
なんでも、食材の廃棄が相次ぐなどしておよそ9億6000万円もの損害が生じたというのです。
中小のスーパーやコンビニでも、金額に違いはあるけれど、数100万円から億単位の損害が生じたのは間違いない。
地震による被害も大きかったけど、北海道全体がブラックアウトした責任は、明らかにしてもらわんと困ります。
なにせ北海道内の経済的な影響は、今月3日までの集計で1318億円にも上るというから穏やかではない。
過日のテレビ番組でのこと、
関西電力の皆さんが、電柱が倒れた際の応急措置として、携帯電話の電柱を利用するなど、迅速な対応を賛美しておった。
そこは、確かに迅速な対応で、関電職員の皆さんの奮闘には頭が下がる。
ですが本質的なことを忘れてもらっては困ります。
「電線の地中化」ですわ。
後進国はともかく、電線が町中に林立する光景は、欧米先進国にはありません。
きれいな街並みに電線があるのは、ニッポンと東南アジアの後進国ですわ。
電線は地中化するのが世界の常識なのだ。
これをニッポンの電力会社は怠ってきた。
おかげさんで、美しい羊蹄山を写真に撮るにも、電柱や電線が邪魔なことったらありません。
観光立国を目指すとかいいながら、景観を阻害する電柱に電線を放置してきたのがニッポンなのです。
第一、我がニッポンは地震大国。
大地震でが発生すれば、電柱は倒れて架線が道路のあちこちに引っかかったりもするわけで、そりゃもう危険極まりない。
これが地中化されれば、地震にも強いでしょうし、停電のリスクも少なくなることが容易に想像される。
ニッポンの大手電力会社は、この「電線地中化」をこれまで放置してきたのです。
ニッポン中の原発が稼働しておるころ、電力会社は空前の利益を上げておった。
ですが、電線地中化は放置されたまま。
今回のコープさっぽろの損害賠償請求で、電線地中化による停電のリスク回避も問うて欲しいね。
我が家はこのコープさっぽろの電気「トドック電力」を使っております。
再生可能エネルギーを中心とした「FIT電力」は「水力、バイオマス、風力」が70%の電気です。
残り30%は新電力なので、泊原発が再稼動しても原発の電気は使わないことになります。
ドイツには有名な「シェーナウ電力」があります。
市民がつくった市民の電力会社です。
この会社は100%自然エネルギーを使った電力を16万人に提供しておる。
ここの凄いところは、最初に「電力網」を購入し、市民のために電力供給を始めたことだった。
大きな電力会社に頼らず、電力を「地産地消」するのが地域経済にとってもお得な仕組みになるのです。
すっかり世界の趨勢に遅れておるニッポンですが、まずは各家庭で自力発電する仕組みが必要だ。
まずは1枚しかない太陽光パネル、もっと増やしたいけど安く手に入らんかなぁ~