おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

コープさっぽろ、訴訟を断念!!電力会社は「必ず停電」することを告知してるかね!?

2018年10月09日 | Weblog

午後9時に就寝し、午前5時半に目覚めました。

体調良好です。

そんな午前6時の気温はプラス9度。

青空に羊雲がぷかぷか浮かんでおりましたが、それも段々すじ雲に変わってまいりました。

深夜か未明に雨が降ったのでしょう、デッキが濡れております。

そんな朝、いつものように舌の苔をこそげ取り、歯みがきをいたしました。

NHKラジオからはカーペンターズの「プリーズ・ミスター・ポストマン」が流れてきて、これまたたいした心地よい朝を迎えておりまする。

ところで、

きのうNHKが伝えておった「コーさっぽろ」による北電への賠償請求ですわ。

どうやら、北海道新聞が7日の朝刊1面と2面で伝えたものを、NHKなど報道各社が後追いしたらしいとわかりました。

で、当のコープさっぽろは、ホームページでこれをすっかり否定しております。

内部で検討した結果、損害賠償が法的にはムリなことだと判断したのでしょう。

残念なことです。

とはいえ、前代未聞のブラックアウトについて、しっかりした原因究明はいまだなされておりません。

なにせ、北海道内の被害額は1318億円にも上るのだ。

中小のスーパーやコンビニの損害は、場合によっては経営を揺るがすかもしれません。

早急に原因究明して、これを北電ホームページに全文掲載してほしいワン。

電力の専門家によると、「停電というのは避けられない」とか。

ならば、電力各社は利用者である国民に対し、

「停電になることがある。しかも必ずなるので、注意してください」と、しっかり告知する必要があると思うけど、どうよ?

そうすれば、スーパーもコンビニも、ホテルや病院も自衛策を講じます。

自家発電装置を備えて、冷凍庫や冷蔵庫の商品が溶けないようにし、患者や顧客が困らないよう対策する。

消費者に「停電などしない」と錯覚を与えてきた電力会社に問題はないのかね?

なかでも、大手電力会社が推進してきた「オール電化住宅」の皆さんには、これをしっかり伝えるてきたか?

なにせ、厳冬の北海道で停電になれば、電気は点かない、お湯を沸かすことも出来なければ、もちろん暖房もダメ。

オール電化は、一切合財を電気に頼るわけですから、災害でこの状態が1週間も続けば、住民は凍死しかねない。

オール電化を勧めるにあたって、営業する皆さんは「停電のリスク」についてしっかり説明してるのか?

「停電などないから安心してください」な~んてヨタ話はしてないか?

我が家は薪ストーブですから、停電しても暖は取れる。

一方、灯油ストーブといっても、FF式やポット式が主流ですから、これらは電気が無ければまるで役に立ちません。

乾電池で着火するタイプの灯油ストーブを常備しないと、灯油があっても凍えてしまうのです。

いずれにせよ現状では、北国における「オール電化」はリスクが大きすぎ。

最近は、エアコン暖房もテレビCMでやってますけど、エアコンだって電気だワン。

北海道民は、自分の命と生活は自分で守らないといけません。

「オール電化」は自家発電ができるようになって、そんときに始めるものです。

普段は自家発電で電気を賄って、電気が余ったら売る。

何らかの事情により、うまく発電できないときは電力会社の電気の電気を買う。

そうなれば、「オール電化」はリスク回避できる有効なシステムとなりまする。

そんなこんな、大手電力会社には「電気は必ず停電する」リスクがあることを、しっかり告知してもらわんといけません。

コーポさっぽろには、巨大水車に立ち向かう「ドン・キホーテ」になってほしかったけど、残念なことなのでした。