午前7時半を回っております。
昨夜はお酒を休みおとなしく就寝いたしましたが、寝坊しております。
体調はイマイチなのでしょう。
きょうはあれこれ外での作業を予定しておりましたが、止めといた方がいいのかもしれません。
そんなただいまの気温はプラス7度。
あたりは今朝も深い霧に覆われております。
霧の朝は晴れることになってますけど、予報によるときょうのご当地、曇り時々晴れのお天気で、最高気温は14度だそうな。
日々秋が深まります。
さて、
北朝鮮の核問題を話し合う「6か国協議」ですが、ロシア外務省は朝鮮半島の緊張緩和のための「5か国協議」が必要だと、ロシア、中国、北朝鮮の3か国が一致したと発表した。
5か国とは,上記3か国に加えて、米国と韓国の2か国だ。
あれ!? これってそもそも6か国協議でしたよね。
我がニッポン国はどこへ行った?
ロシア、中国、北朝鮮の3か国は一致したそうだけど…
ニッポンはすっかり蚊帳の外だ。
安倍さんは、大好きなプーチンさんと、これまで22回も会談しておる。
なのに今回ロシア外務省の発表には、我がニッポン国が入ってないのです。
北朝鮮との交渉はどうなるの?
拉致問題は「最優先課題」と申してきた安倍さんよ、どうなってんの? これってば!!
北朝鮮との核問題交渉にニッポン入ってませんけど???
それで拉致問題は解決するのか?
北方領土問題だって、今年9月にウラジオストクで開かれたフォーラムで、プーチンさんはいきなり「前提条件なしに年末までに平和条約を結ぼう」と申したのでした。
これに安倍さんは苦笑いしただけでした。
領土問題を解決して、それから平和条約を結ぶというのが、これまでに日本の主張ですから、直ちに反論しなきゃならんところだった。
悪いけど安倍さん、外交センスがない。
もっとも、反論しなかったのには理由があると、文藝春秋11月号で「赤坂太郎」氏が指摘しておる。
これによると、
「実は領土問題を後回しにした条約締結は、安倍官邸の対ロシア交渉の切り札だった」からだというのだ。
これまたびっくり仰天です。
領土問題を後回しにして、平和条約締結して、北方領土が帰ってくる可能性なんぞあるのかね?
しかも「切り札」をプーチンにペラペラ喋られて、面目丸つぶれではないのかね?
ニッポンはプーチンにいいようにあしらわれておるような感じすらいたします。
加えて、拉致問題を抱えるニッポンが、北朝鮮との協議から外されてしまってどうするの?
さらには、アメリカとの通商交渉もややこしいことになっておる。
2国間協議を求めてきたアメリカに、とうとう応じざるを得なくなり、新しい通商協議(FFR)に入りました。
安倍さんは、「FFRは日米自由貿易協定(FTA)とは別モノで、その予備協議でもない」と国会で答弁した。
ようは、「幅広い品目の関税や投資拡大などで協議を開始する」としたけど、アメリカ側は「ニッポンとFTA協議に入った」としておる。
なんだかなぁ~
…って感じなのです。
「地球を俯瞰する外交」とか申してますけど、疑問符ばかりの安倍外交なのでした。
このままで、大丈夫かニッポン!!