おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「女性活躍社会」ならクオータ制だ!!

2018年10月29日 | Weblog

午前7時の気温はプラス8度。

空は鉛色で、雨がジャンジャン降っており、風もビュービュ-吹いておる。

外はというと、枯葉が水平に飛んでいくような嵐ですわ。

ご当地では、ちょっと珍しい大荒れのお天気になってます。

なんでも、ところにより35メートルの強風だそうな。

間違いなく嵐ですが、気温は意外に高い。

三寒四温、行きつ戻りつしながら、ご当地は冬に向けまっしぐらでござる。

さて、

テレビに顔が映ると、ソッコーチャンネルを変える。

虫唾が走るほど大嫌いな安倍総理でござる。

その安倍さんはこう申しております。

「すべての女性が輝く社会づくり」

いいこと言いますけど、ニッポンの現状をちゃんとご存知か?

世界には「ジェンダーギャップ指数」というのがあります。

各国の社会進出における男女格差を示す指標で「世界経済フォーラム」が毎年公表しているものだ。

これは、経済活動や政治への参画度、教育水準、出生率や健康寿命などから算出されるという。

これによると2017年の我がニッポン国、144か国中の114位なのだ。

どっからどうみても、もうあとがない、上ばかりという惨憺たる状況なのだ。

「すべての女性が輝く社会づくり」「女性活躍社会」などとは、全くもってほど遠いのが現状ですわ。

我がニッポン国、なんでこんなに指数が低いのかというと、

「経済」でも「政治」でも、方針決定にかかわるポジションに占める女性の割合が著しく低いためだそうな。

114か国ですから真ん中を狙っても60位にはならんと、どもこもならんでしょう。

ってことで、以前から言われておる「クオータ制」でござる。

これで国会や地方議会において、女性議員を増やすのが最も手っ取り早い。

クオータ制は、政治における男女間格差を是正するための暫定的な方策としてノルウェーでスタートした。

実際には、議員や閣僚などの一定枠を、男女に割り当てる制度だ。

発祥地であるノルウェーでは、これを「一般企業」に対しても法制化しておるそうだ。

おかげさんでノルウェーでは、女性の社会進出に大きな成果を上げておるわけ。

翻って我がニッポン国、念仏みたいに「すべての女性が輝く社会づくり」「女性活躍社会」などと唱えるばかりでさっぱり進んでおりません。

「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」の実現を目的とする「一億総活躍社会」が安倍政権のキャッチフレーズだそうです。

この実現するには、具体的になにかしてもらわんと、ダメだろ!!

女性活躍というなら、トットと国会にクオータ制を導入し、まずは「一億総活躍社会」の第一歩を始めてはいかがかとおもいますけど、どうよそのあたり???