午前6時の気温はプラス11度。
雨を伴って、強い南風が吹いております。
きょうから月末まで、お天気は延々と雨模様だそうな。
場所によっては、平年より寒いとも。
雪の季節もそう遠くないようです…
そんな今朝は二日酔い、少々呑みすぎました。
原因ははっきりしております。
先日、札幌大丸百貨店地下で購入したおフランスのチーズですわ。
「フロマ ジェダフィノワ カンパニエ」とかいう、舌噛みそうなナチュラルチーズが旨いのなんの!!
昨夜もこれを肴に、ウイスキーをくいくいいってしまったのでした。
表面は薄い黄色で、中はとろっとろ!!
匂いは、ナポレオンの夜食にジョセフィーヌがベッドに持って行ったチーズの香りはこんなだった…
みたいなもんですが、まことに美味なのです。
これ、知らない方は、ググってくださいね、とてもここでは書けません。
おかげさんでチーズを食べるために呑むのか、呑むために食べるのか、さっぱり判らなくなるわけで、すっかり二日酔いというわけなのでした。
秋の夜長、旨い肴と旨い酒があるだけで、なんとも幸せな時間を過ごしている、おぢなのでした。
さて、
今週号の週刊文春は口利き疑惑の第2弾「片山さつきのウソを暴く!」ですわ。
詳しいことは文春をお読みになっていただきたい。
おぢが興味深かったのはこの中の「NHK『ウオッチ9』は疑惑報じす」だ。
各局が報じたにもかかわらず、NHKニュースウオッチ9は片山さつき大臣の口利き疑惑を報じなかったのだそうな。
でもって、この日のトップニュースが東京赤坂での「アライグマの大捕り物」だったというから、口あんぐり。
もちろんNHKもこの疑惑を取材しておって、社会部も気合が入っておったそうだ。
だけど、ニュースウオッチ9はスルーしたのです。
理由はと言うと「ニュース番組を仕切るのが菅官房長官ら政権とパイプが太い小池英夫報道局長ですが、彼の動きは『Kアラート』と揶揄されています」
「官邸に〝忖度〟するような横槍を入れる」そうだ。
皆さまのNHKが聞いて呆れます。
そして、「こうまでも忖度せざるを得ない事情」があるのだそうな。
NHKは東京五輪を控え、来年度中にテレビ番組とインターネットの常時同時配信をスタートさせることを目指しているそうだ。
そのためには年明けの通常国会で放送法の改正が必要で、NHKは受信料の引き下げなど従順な態度を取っておるのだそうな。
だからこのタイミングで官邸を刺激する報道ができるわけがない、というのだ。
いやはや…
我がニッポン国、報道の自由度ランキングは2017年、180か国中の72位にまで下がっておる。
もちろん、主要7か国中、サイテーですわ。
悪いけど、2011年にはこれがまだ11位だった。
権力の横暴に歯止めをかけるのがジャーナリズムの役割だ。
天下のNHKが片山さつき大臣の疑惑を、官邸に忖度して放送しないとはねぇ、、、
72位に妙に納得もいたします。
情けない、政権のチョウチン持ちが報道局長で、いまのNHKには「矜持」、「プライド」ってもんも無いらしい。
みんなが知っちゃったニュースまでもネグって放送しないなんて、どんだけ政権にベンチャラするんだい。
「皆さまのNHK、報道のNHK」が聞いて呆れる、愚かな所業と申しておきましょう。