おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

岸田さんよ、「所得倍増計画」なぜ止めた!?

2021年10月16日 | Weblog
まもなく午前6時になります。
今朝は寒くて目が覚めた。
ただいまの気温プラス2度とこの秋一番の寒さ。
きょうは晴れのち曇り、夜に雨で日中の最高気温15度の予想だ。
あすはところにより雨か雪のお天気になる。
雪の季節の到来です。
 
写真は昨日届いた「酪酸菌」配合のビオスリーだ。
長寿や免疫と関係するというので、これから夫婦して毎日服用する。
とても70歳には見えないおぢ、これでさらに若くなる!!
スマンことです。
 
さて、
おぢはこの国がドンドン貧しくなっていくのを大いに憂いております。
…などと書いたのは2019年11月だ。
以下はその概要を再掲載いたします。
上記グラフは過日も掲載しましたがOECD(パリにある国際機関)のデータによる賃金の国際比較です。
1997年を100として、OECD加盟国の一部の賃金を比較したものだ。
これによるとスウェーデンはこの20年で100から138に約4割賃金が上昇した。
ほかにもオーストラリアやフランス、イギリス、ドイツ、アメリカは軒並み賃金が上昇しておる。
ニッポンを除く先進国は、最低でも15%賃金が上昇した。
 
ようは先進国の賃金はどこも上昇しておる中、ニッポンだけがいまだに1997年に届いていないどころか依然として右肩下がりなのだ。
1997年とはニッポンがサッカーW杯に初出場しており、消費税が5%になった年でもある。
そして経済が大転換したのは翌98年、可処分所得(個人が自由に使えるカネのこと)がこの年から低下し、そこから延々と右肩下がりなのだ。
酷い話じゃないですか!!
ようするに先進国と言われている国は、どこも賃金が増えているのにニッポンだけが取り残された。
 
これって「失政」ではないかとおぢは思うのです。
そして、経済の専門家が言うには、デフレがさっぱりインフレにならないのも「賃金が上昇しない」ためだという。
それなら賃金上げる政策をすればいいジャンって話なのだ。
グラフで賃金上昇4位のイギリスは、最低賃金を約20年かけて政策として2倍にした。
これでひとり当たりのGDPが上昇に転じたのです。
 
結果、「最低賃金を上昇させることは国益に沿う」と保守派にも認知されてきたという。
だから、いまのニッポンに必要なのは賃金上昇なのだ。
すでに先進国でもないという我が愛すべきニッポン国を立て直すには「第2の所得倍増計画」が必要だ。
ニッポンの大企業は空前の利益を上げているというけど、それが賃金としてさっぱり国民には還元されておりません。
おかげで物は売れず、デフレは続き、ニッポン国は日ごとに貧しくなっていく。
 
「所得倍増計画」を掲げてくれる政党があれば、おぢは立憲民主党だろうが共産党だろうが、あえていうけど自民党だろうが、どこでも投票する。
経済的には韓国にも抜かれて、いまや「目くそ鼻くそを嗤う」状態だ。
格差社会が進行する中、令和の「所得倍増計画」で「ニッポンは第2経済復興」を目指していただきたいと思うけど、どうよそのあたり???
 
こう書いた。
岸田さんが「令和版 所得倍増計画」をしっかり公約に掲げるなら、生まれて初めて自民党に投票してよかった。
だれに、何を言われてムニャムニャになったのか、残念ですなぁ~
 
ついでながら、先日書き込みした「6522アスタリスク」ですけど、PTS(私設取引)でストップ高しております。
その理由は昨日発表の決算だ。
「売上高 :+102.63% 営業利益:+101.35% 経常利益:+106.73% 当期利益:+100.58%」と、なんでもかんでも2倍だった。