おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

北海道のコメがうまいのは、「地球温暖化のおかげ」はさすがに拙いだろう、麻生さん!!

2021年10月27日 | Weblog

午前6時になりました。

けさは深い霧に覆われております。

気温はプラス2度。

きょうは「晴れのち曇り夜に雨」だそうな。

日中の最高気温は16度のニセコ界隈です。

さて、

麻生さんが「北海道のコメがうまいのは、農家ではなく地球温暖化のおかげだ」と申したそうです。

「昔、北海道のコメは『やっかいどう米』と言うほどだったが、今はやたらうまいコメを作るようになった」とも。

その昔、確かに「やっかいどう米」だったという面もあったかしらんね。

「内地米」はうまかった。

ですが、北海道のコメが旨くなったのは、そりゃ地球温暖化の影響がゼロとは言わんけど、品種改良がどんどん進んだことが大きいのだ。

「ななつぼし」「ふっくりんこ」「ゆめぴりか」は研究の成果だし、農家の技術向上の賜物だ。

「農家ではなく…」なんて言ったら、農家は努力しなかったみたいで、そりゃ農家はフツーに怒る。

加えて「温度が上がったからだ。温暖化というと悪いことしか書いていないが、いいことがある」などと言ったもんだから「アチャー」って話よ。

まるで「地球温暖化はいいことだ」と言ったようなもん。

今月31日から「第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)」がイギリスで開かれる。

いまはその直前だ。

COP26を前に、あろうことか自民党副総裁が地球温暖化はいいことだと申したわけで、この発言は地球規模で物議を醸す。

アホか!?

麻生さんと言えば先日、街頭演説で「株で年金が増えた」とも申したね。

2012年に安倍政権ができてから「日本の平均株価が2万円上昇し、年金(積立金)が80兆円増えた」などと発言した。

これは2ちゃんねる創始者のひろゆきさんも指摘しているけど「株は売ってなんぼ」だ。

いま年金積立金は東証1部上場企業の7%もの巨額な株を有しておりまする。

こんなもん、おいそれと売れるかね?

売ったらその時点で大暴落だ。

第一これは「含み益」であって、「売ってなんぼ」で売るに売れないのだ。

おぢも先日書き込みした6522と4169は、約1か月で株価は2倍になった。

これが暴落すれば元の木阿弥、いまは単に含み益だから2倍といっても机上の話だ。

含み益を喜んでみても、たいした意味などない。

実際、バブルのころゴルフ会員権が急騰して数倍から10倍にもなった。

このときあるアンポンタン旧友は「会員権は儲かるぞう~」と嬉々としていたけど、数年で大暴落して元の木阿弥を通り越して大きな含み損を抱えた。

その後、いまに至るまで会員権価格が当時に戻ったという話は聞いたことがない。

「利食い千人力」とも言いますから売っていれば確かに儲かったろうけどね!!

ましてけた違いの年金積立金だ、こんなもん売れるわけがないから「バカでないの?」って話だ。

財務相を長々務めた漢字の読めない麻生さんよ、あっちでもこっちでも「調子こいちゃいけません!!」と申しておきましょう。