おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

いつまでできる田舎暮らし?

2021年10月15日 | Weblog

二度寝して目覚めたばかりの午前7時です。

気温はプラス12度。

曇り空で、深夜から未明にかけて雨が降ったらしい。

きょうは曇り時々晴れのお天気で、日中の最高気温17度の予想だ。

日曜日は「雨または雪」の予報。

いよいよ雪の季節です。

そんなこんな、

ご当地周辺では、どの町でもそうですが人口減少に歯止めがかからない。

ここ羊蹄山麓も、移住してくる若者や外国人はいるものの、地元の高齢者は、加齢とともにほぼほぼ都会への移住を余儀なくされる。

きっかけは、体力の衰えで除雪ができなくなるとか、病気で車の運転ができなくなるなど。

世界的にまれにみる豪雪都市である札幌の2倍は降るというご当地ですから、除雪ができなくなるのは大きい理由のひとつ。

これに加え、住民の足はほぼマイカー。

言っちゃなんだけど、いまはまだ前期高齢者だけれど、これが後期高齢者となって、ちゃんと運転ができるのかという問題が重くのしかかる。

世間では「高齢者は運転免許の返上」が流れだし…

田舎の移動手段はマイカーに大きく依存するのだからどもこもならん。

我が家はハニーさんが15歳若いから、まだ頼りにできるけどね。

さらに、持病を抱えることになれば、田舎の病院では少々心もとない。

おぢは昨夜は体力、筋力はなんとか保っておりますが、70歳を超えてきて、この先どうなるかわかりません。

これが糖尿病に肥満、SAS(睡眠時無呼吸症候群)などなど、いつ倒れてもおかしくない基礎疾患を抱える高齢者は田舎に住み続けるなど到底ムリ。

健康と体力維持なしには田舎暮らしは継続できないわけで、おぢでさえ「いつまでここで暮らせるんだろ?」と弱気にもなる。

ご当地の地価は、いまや購入時の10倍とも20倍とも噂される。

約760坪が、もしそんな値段で売れれば、札幌でマンションでも一戸建てを買ってもおつりがきそうだ。

とはいえ、生まれも育った札幌よりも、こっちが良くて住んでおるわけ。

ですが、高齢化もどんどん進む。

秋が深まるにつれ、あれこれ思い悩んだりする、きょうこのごろの前期高齢者ニセコのおぢでした。