おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

人事に「正直、不愉快だ」と安倍さん、ちょっとは意地を見せた岸田さん

2021年10月05日 | Weblog

薄曇りの午前6時です。

ただいまの気温プラス12度で無風。

きょうは曇りで夜の初めに一時雨の予報だ。

日中の最高気温は18度といよいよ寒くなってきた。

さて、

岸田文雄内閣がきのう発足した。

ろくに国会も開かずに総選挙だそうで、野党に付け入るスキを与えないというなかなかしたたかな作戦ですわ。

さらに、今回の総裁選で、高市応援団としてご本人が国会議員に電話かけまくりしたとされる安倍さん「正直、不愉快だ」と申しておるそうだ。

ほほぉ~

岸田さん、そりゃ「意地を見せた!!」と少しは評価してあげましょう。

なんでも、「細田派幹部に“アベフォン”をかけまくり、高市氏を幹事長に推薦するよう求めた」そうだ。

結局、岸田さんは高市さんを政調会長にした。

なので安倍さんとその応援団は不満たらたらなのだという。

また、安倍さんの覚えめでたい萩生田光一さんを党の幹事長か官房長官に据えたかったけど、これも経産相にしたので希望が通らなかった。

日経電子版によると安倍さんは「人事は人に相談すると自分の思い通りにならなくなる。1人で考えた方がいい」と岸田さんに申していたという。

実際には、「今回は幹事長になった甘利氏が推した人物の登用が目立つ」そうで、そこも安倍さんは不快らしい。

そんなこんな、日経は「3Aに不協和音」と伝えておる。

ちょっと前までの「安倍一強支配」と言われたけど、いまは「3A不協和音」です。

宏池会という、まさに自民党の「保守本流」から総裁というのは、宮沢喜一氏以来30年ぶりだ。

だらだら続いた安倍政権で極右に振れた自民党も、ウイングを少し戻す流れなのでしょう。

事実上の党内「政権交代」で、結果として、安倍さんの影がさらに薄くなったわけで、そこはとても気分がよろしいニセコのおぢでした。