おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

三浦雄一郎さんをお見掛けした…

2021年10月11日 | Weblog

久々に早起きした午前5時半です。

まだ暗い朝です。

ただいまの気温プラス11度とずいぶん暖かい。

雨もしとしと降ってます。

ところで、

それはおとといのことでした。

当ブログには書きませんでしたが、実は日曜日の温泉で三浦雄一郎さんをお見掛けしたのです。

息子の豪太さんとともに、浴室で出くわした。

それが車いす姿だったものだから、とっさにこれは「公けしてはいけない」と思ったわけ。

そしたら今月5日付の「婦人公論」に「三浦雄一郎、88歳の挑戦 難病で8カ月の入院、要介護4に。人生に<もう遅い>ということはない」という記事を発見したのです。

すでに記事になっておりましたので、書くことにした。

記事によると「約1年前の2020年6月、私は特発性頸髄硬膜外血腫を発症しました。これは100万人に1人が罹る病気だそうで、頸髄を守る硬膜の外側に血腫ができ、それが脊髄を圧迫することで運動麻痺や感覚障害が起こります」。

お見掛けしたときは、両手にストックを持ち、豪太さんが介助して、ようやく湯船につかっておりました。

その姿に正直驚いた。

記事にはまた「2ヵ月はほぼ寝たきりでした。入院生活を続けながら、少しずつ運動機能回復のトレーニングを開始。今年の2月にようやく短い距離なら自力で歩けるようになったので、札幌の自宅に戻って今もリハビリを続けています」とあった。

この日もストック2本を使わないと歩けない状態でした。

お見掛けしたホテルの温泉は、脱衣場から20段はあるであろう階段を下りたところに浴室がある。

ほかに家族風呂もありますから、そちらは階段もないし、人目も避けられる。

それでもあえて長い階段のある方を選んだのは、医者でもある豪太さんの判断だったと推察いたします。

たぶん「リハビリ」を兼ねて、あえて階段を上り下りする浴室を選んだのでしょう。

この状態で、今年は豪太さんとともに東京五輪の聖火リレーにも参加したという。

そのチャレンジ精神には驚かされます。

とはいえ、いまでも1日400~500グラムの肉を食べるというから、そこはどうだろう。

見た目、体重は100キロ超だった。

それでも「できれば90歳でヨーロッパの最高峰であるエルブルースに登頂し、斜面をスキーで滑りたい。人生に『もう遅い』ということはありません。何歳だろうと、今からできること、これから始められることはあるものです」というのだ。

凄まじい生き様の三浦さんに心を動かされました。

ですが、ヨーロッパの最高峰に登ってスキーするには、まずは「減量が必要」だとも思ったのでした。

三浦さんの奮闘を祈ります!!